日本語資源管理の外字の削除機能をコマンド形式で呼び出す方法について説明します。
外字の削除機能の詳細は、“4.6.4 外字のコピー、切り取り、貼り付け”を参照してください。
コマンド
Charset Managerインストールディレクトリ\JPMAN\F5ATUJRM.EXE
呼出し形式
F5ATUJRM.EXE /D /GY "業務名" /SF "フォントシステム名" {/ST "書体名" {/SS 横サイズ,縦サイズ[,レターサイズ] | /SSALL } | /STALL} {/CR 開始コード:終了コード | /CRALL}
パラメタの説明
外字の削除を行う場合に指定します。
外字の削除を行う業務の業務名を指定します。
業務名は、ダブルクォーテーション(")で囲んで指定します。
削除対象とするフォントシステム名を指定します。
フォントシステム名は、ダブルクォーテーション(")で囲んで指定します。指定できるフォントシステム名は、指定された業務名の業務に含まれるフォントシステムとします。
フォントシステム名については、“E.5.1 フォントシステム名、書体名について”を参照してください。
辞書用外字を指定した場合には、文字属性情報も削除されます。この場合、書体、サイズを指定するとエラーとなります。
削除対象とする書体名を指定します。
書体名は、ダブルクォーテーション(")で囲んで指定します。
指定できる書体名については、“E.5.1 フォントシステム名、書体名について”を参照してください。
削除対象とするサイズを指定します。レターサイズがない書体の場合、レターサイズは指定不可とします。
削除対象フォントシステムがTrueTypeの場合、サイズは省略可能とし、サイズが指定されても無視します。
削除対象とする書体に含まれるすべてのサイズを削除する場合に指定します。
削除対象フォントシステムがTrueTypeの場合、サイズは省略可能とし、サイズが指定されても無視します。
削除対象とするフォントシステムに含まれるすべての書体を削除する場合に指定します。
削除対象とするコード範囲を指定します。
指定するコードはフォントシステムのコード系とし、辞書用外字の場合には入力用マスタコード系とします。
削除対象とするフォントシステムの全外字コード範囲を削除する場合に指定します。
コマンド実行例
例
以下の条件で外字を削除する場合
業務名が「総務」
登録元フォントシステムが「OSIV JEF基本辞書」、書体が「明朝体」、サイズはすべて
削除するコードは80a1から80a3
"C:\Program Files\CharMGR\JPMAN\F5ATUJRM.EXE" /D /GY "総務" /SF "OSIV JEF基本辞書" /ST "明朝体" /SSALL /CR 80A1:80A3
復帰コード
正常終了すると、0が返却されます。それ以外の値はエラーです。
エラーの内容と対処法については、“E.5.2 復帰コード”の“表E.4 外字関連、配付機能、退避機能のコマンドで返却される復帰コード”を参照してください。