Centric Managerを利用して配付を行う場合、Centric Managerを資源管理サーバ、部門サーバ、クライアントにインストールしておく必要があります。ここでは、Centric Managerがインストールされた後で、Centric Managerを利用して日本語資源を配付するための準備作業について、説明します。
Centric Managerの配付を使用する場合には、業務の配付方法の設定で、配付方法に「Centric Managerで配付する」を選択する必要があります。業務の配付方法の設定については、“3.1.1.4 配付情報の設定”を参照してください。
配付方法を設定したら、サーバグループとクライアントグループの設定を行います。
配付方法に「Centric Managerで配付する」を選択した場合には、以下の画面が表示されます。
『指定項目』
サーバグループ名を指定します。最大62バイトまで入力が可能です。機種依存文字、半角カナ文字を含むサーバグループ名を指定すると、OSによっては文字化けが発生し誤動作をする恐れがあります。
配付先サーバがCharset-Web入力サーバである場合はチェックします。
サーバに適用する資源を設定する場合はチェックします。チェックすると、以下の項目が使用可能となります。
フォントシステム
サーバに適用するフォントシステムの一覧が表示されます。業務で使用するフォントシステムの中から複数選択できます。選択できるフォントシステムは、“Windows”で始まるフォントシステムです。
[追加]ボタン
[適用するフォントシステムの追加]ダイアログボックス(図6.14 適用するフォントシステムの追加)を表示します。
[削除]ボタン
フォントシステム一覧で選択されているフォントシステムを削除します。
[オプション変更]ボタン
[オプション変更]ダイアログボックスを表示します。フォントシステム一覧で選択されているフォントシステムにJEF拡張文字を移入するかどうかを指定します。選択されているフォントシステムがWindows系のフォントシステムの場合のみ有効となります。
PDF生成/閲覧に使用する書体の種類を設定します。
明朝体:FUJ明朝体を使用する場合に選択します。
ゴシック体:FUJゴシック体を使用する場合に選択します。
Centric Managerに登録する資源の「資源グループ名」と「バージョン情報」と「コメント」が表示されます。表示された情報を元に、Centric Managerの配付設定を行ってください。
詳細は、“6.2.2.2 Centric Manager側の設定”を参照してください。
サーバグループの設定を行います。
サーバグループの設定を中止します。
クライアントグループの設定を行います。クライアントグループの設定は配付方法にかかわらず共通です。設定方法については、“6.2.1.2.2 クライアントグループの設定”を参照してください。
Centric Managerの配付を行うと、サーバグループに適用する資源、クライアントグループに適用する資源がそれぞれ登録されます。それぞれの資源に対して配付先を設定してください。
登録される資源が何かは、資源グループ名とバージョン情報とコメントで判断します。設定される資源グループ名とバージョン情報については、サーバグループの設定画面に表示されます。
資源グループ名、バージョン情報、コメントは以下のルールで作成されます。
資源グループ名 | バージョン情報 | コメント(注) | |
---|---|---|---|
サーバに適用する資源 | 業務ディレクトリ名 | サーバグループディレクトリ名 | 業務名(先頭から14バイト)/サーバグループ名(先頭から14バイト) |
クライアントに適用する資源 | 業務ディレクトリ名(GY除く)サーバグループディレクトリ名(SV除く) | クライアントグループディレクトリ名 | 業務名(先頭から8バイト)/サーバグループ名(先頭から8バイト)/クライアントグループ名(先頭から8バイト) |
注)半角文字が混在している場合、全角に変換されます。
『手順』
Charset Managerで配付を実行します。詳しくは、“6.3 配付の実行”を参照してください。
Centric Managerの[資源配付]を起動します。
表6.1 Centric Managerに登録される情報の資源が登録されていることを確認します。
Centric Managerの資源配付のための設定を行います。Centric Manager側の設定については、Centric Managerのマニュアルを参照してください。