辞書の生成規則を設定します。
『指定項目』
Charset-辞書オプションの辞書には、公式に採用されている住所の表記のほかに、地域で使用されている通称の名称や、現在は使用されていない古い地名が含まれています。運用辞書を作成する際に、Charset-辞書オプションの辞書から使用する範囲を指定します。
現在の地名のみを使う
現在の地名のみを使用します。
現在の地名のみ(通称地名を含む)を使う
通称地名を含む現在の地名を使用します。初期値はこの項目が選択されます。
現在の地名(通称地名を含む)と旧地名を使う
通称地名を含む現在の地名と、現在は使用されていない旧地名を使用します。
※ 「現存の地名のみを使う」の指定は、Charset-辞書オプションが通称地名の識別情報を持っている場合に有効となります。
変換時に候補リストに表示される地域の範囲と順序を指定します。クリックすると[KUIN住所辞書の地域設定]ダイアログボックスが表示されます。詳細は“図5.22 KUIN住所辞書の地域設定”を参照してください。
変換時に候補リストに表示される順序を指定します。選択できる項目は以下のとおりです。
優先用テンプレートで優先付け
名前優先用テンプレートまたは姓名優先用テンプレートに定義された氏名を優先して表示します。名前優先用テンプレートまたは姓名優先用テンプレートについては、“5.4.5 テンプレートの書式”を参照してください。
単語辞書の氏名優先
単語辞書に登録された氏名を優先して表示します。
Charset-入力アシストの運用単語辞書を生成する際に、対象とする単語の種類を指定します。選択できる項目は以下のとおりです。
ユーザ登録単語を対象にする(推奨)
単語辞書に追加登録したユーザ登録単語のみを対象として辞書を生成します。Charset-入力アシストの基本辞書に加えて、ユーザ登録単語を変換候補に追加することができます。通常こちらの運用をお薦めします。
ユーザ登録単語/デフォルト登録単語を対象にする
単語辞書に追加登録したユーザ登録単語とデフォルト登録単語を対象として辞書を生成します。Charset-入力アシストの基本辞書を置き換えることで、Charset-Web入力と全く同じ変換候補に統一することができます。
Charset-入力アシストの基本辞書を置き換える方法については、“Charset Manager 使用手引書 入力機能編”の“付録A 外部制御インタフェース”を参照してください。
KUIN住所辞書の地域設定を行います。
『指定項目』
選択されていない都道府県の一覧が、北から順番に表示されます。都道府県の選択や解除は、[選択→]ボタン、[解除←]ボタン、[全選択→]ボタン、[全解除←]ボタンで行います。
選択された都道府県の一覧が表示されます。変換時の候補リストに表示される地域の範囲と順序を指定します。順番の変更は、[上へ↑]ボタン、[下へ↓]ボタンで行います。上から表示されている順番で、変換時の候補リストが表示されます。また、新たに選択された名称は、末尾に追加されます。
なにも選択されていない場合、変換時の候補リストには全国を対象として北から順番に表示されます。
選択元リスト内で選択された地域を、選択済/優先順リストに追加します。
選択済/優先順リスト内で選択された地域を削除し、選択元リストに戻します。
選択元リストのすべての地域を、選択済/優先順リストに追加します。
選択済/優先順リストのすべての地域を削除し、選択元リストに戻します。
選択済/優先順リスト内で選択された地域を、上に移動します。
選択済/優先順リスト内で選択された地域を、下に移動します。
KUIN辞書の地域指定を行います。
KUIN辞書の地域指定を中止します。
注意
入力用のマスタコード系に"J-NET"が指定されている場合は、「辞書生成規則」を指定することはできません。