外字一覧で、文字単位にコードの対応定義を設定することができます。
外字の対応定義は、一つの業務内に異なるコード系のフォントシステムが含まれる場合に、実行可能です。
『操作』
[外字一覧]ウィンドウを表示します。
対応定義を設定したい文字を選択して、[外字]メニューの[外字の対応定義]をクリックします。
→ [外字の対応定義]ダイアログボックス(図4.30 外字の対応定義)が表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
『指定項目』
上の段のコード系は対応元となるコード系で、外字一覧で表示されているフォントシステムのコード系が表示されます。下の段のコード系は対応先のコード系で、業務のフォントシステムのコード系から選択します。
上の段の文字コードは対応元となる文字コードで、外字一覧で選択されている文字コードが表示されます。下の段の文字コードは対応先の文字コードで、下の段のコード系で選択されているコード系の文字コードが表示されます。
対応定義をする場合、対応先のコード系を選択し、その文字コードを入力します。入力するコード範囲は外字域の範囲です。対応定義を削除したい場合、文字コードに設定された値を削除してください。
対応先のコード系が複数ある場合、[OK]ボタンをクリックするとすべての対応定義を反映します。
すでに対応定義がされている場合に、新しい対応定義で上書きをするかどうかを指定します。チェックされている場合には、上書きをします。チェックされていない場合には、上書きをしません。
参考
外字の対応定義は、以下の操作でも実行できます。
[外字一覧]ウィンドウで選択した文字の右クリックメニューの[外字の対応定義]をクリック
注意
文字単位のコードの対応定義は、安易に設定すると対応関係が1対多になる恐れがあります。設定する前には十分に注意して行ってください。
標準の対応定義である文字コードを指定して、削除しても対応定義は変わりません。
すでに外字域以外に対応づけがされている場合、外字の対応定義では変更できません。この場合、コードの対応定義の制御文読込みで対応定義を変更してください。詳しくは、“4.4.1 コードの変換定義”を参照してください。
標準の対応定義ではないのに、対応定義を削除しても対応定義が変わらない場合、コード変換テーブルが壊れている可能性があります。この場合、標準の対応定義に戻してください。詳しくは“4.4.1 コードの変換定義”を参照してください。
文字単位のコードの対応定義で定義したコードが変換拡張定義に存在している場合には、変換拡張定義の指定が優先されるため、外字一覧のコードの対応定義には変換拡張定義の内容が表示されます。