ほかの配付ツールを使う場合には、配付ツールの指定に従ってください。
『操作』
配付先ディレクトリに、部門サーバに適用する資源をすべて格納します。
適用バッチファイル/シェルファイルを実行し、日本語資源を適用します。
詳細については、本項の“2.1.3.3 資源の適用”を参照してください。
配付先ディレクトリは、以下のとおりです。
管理ディレクトリ\JPRES\AGE\hmgr\receipt
/etc/opt/FSUNadj/JPRES/AGE/hmgr/receipt
配付先ディレクトリの配下には、以下のような構成で部門サーバに格納される日本語資源が配付されます。
ファイル名 | 内容 | |||
\gyoumu.dat | 業務一覧ファイル | |||
\GYxxxxxx | 業務ディレクトリ(xxxxxxは一意の文字列) | |||
\SVxxxxxx | サーバグループディレクトリ(xxxxxxは一意の文字列) | |||
\usrtbl | サーバに適用するコード変換テーブル | |||
\exttbl | サーバに適用する変換拡張テーブル | |||
\apply.bat(apply.sh) | 部門サーバ用適用バッチファイル(Linuxの場合、部門サーバ用適用シェルファイル) | |||
\iconv.conf | サーバに適用する変換仕様設定ファイル | |||
\fsysxxxx | サーバに適用するフォントファイルのディレクトリ(“Charset Manager 使用手引書 日本語資源管理編”の“付録B.6 フォントシステムの番号”を参照) | |||
\xxxxxxxx.xxx | フォントの転送ファイル(ファイル名については、“Charset Manager 使用手引書 日本語資源管理編”の“付録D.7 転送ファイルの命名規約”を参照) | |||
\fsysxxxx.bat | 外字適用バッチファイル(“Charset Manager 使用手引書 日本語資源管理編”の“付録B.6 フォントシステムの番号”を参照) | |||
\WebIME | Charset-Web入力資源用ディレクトリ | |||
\WKDT.DAT | 運用文字コード情報 | |||
\GWxx.ttf | 辞書用外字フォントファイル(xxは番号) | |||
\code.txt | 運用文字コード辞書 | |||
\tango.txt | 運用単語辞書 | |||
\kanji.txt | 運用漢字辞書 | |||
\property.txt | 運用基盤フォント属性辞書 | |||
\jyusyo.txt | 運用基本住所辞書 | |||
\kuinzip_xxx.txt | 運用KUIN住所辞書(xxx:001~) | |||
\kuinname.txt | 運用KUIN氏名辞書 | |||
\kanjibuhin.txt | 運用部品辞書 | |||
\CLxxxxxx | クライアントグループディレクトリ(xxxxxxは一意の文字列) 配下については、“第3章 クライアントでの日本語資源適用”の“表3.1 クライアントへの配付資源”を参照してください。 |
配付された外字資源を適用するには、以下の適用バッチファイル/シェルファイルを実行してください。
管理ディレクトリ\JPRES\AGE\hmgr\receipt\GYxxxxxx\SVxxxxxx\apply.bat
適用結果はバッチの復帰コードでは通知されません。以下のファイルを確認してください。
管理ディレクトリ\JPRES\AGE\hmgr\receipt\GYxxxxxx\SVxxxxxx\tempbans.log
Solarisでは外字を適用するシェルはありません。“2.2.2 Solarisの場合”を参照して、個々のフォントの移入処理を実行してください。
なお、コード変換テーブル、変換仕様設定ファイル、変換拡張テーブル、ListCreatorとの連携資源を適用する場合には、以下のシェルを実行してください。
適用結果ログをEUCで出力するシェル
Bシェルの場合
# LANG=ja_JP.eucJP # export LANG # /etc/opt/FSUNadj/JPRES/AGE/hmgr/receipt/GYxxxxxx/SVxxxxxx/apply.sh
Cシェルの場合
# setenv LANG ja_JP.eucJP # /etc/opt/FSUNadj/JPRES/AGE/hmgr/receipt/GYxxxxxx/SVxxxxxx/apply.sh
適用結果ログをUTF-8で出力するシェル
Bシェルの場合
# LANG=ja_JP.UTF-8 # export LANG # /etc/opt/FSUNadj/JPAGE/bin/execapply.sh /etc/opt/FSUNadj/JPRES/AGE/hmgr/receipt/GYxxxxxx/SVxxxxxx
Cシェルの場合
# setenv LANG ja_JP.UTF-8 # /etc/opt/FSUNadj/JPAGE/bin/execapply.sh /etc/opt/FSUNadj/JPRES/AGE/hmgr/receipt/GYxxxxxx/SVxxxxxx
適用結果はシェルの復帰コードでは通知されません。以下のファイルを確認してください。
/etc/opt/FSUNadj/JPRES/AGE/hmgr/receipt/GYxxxxxx/SVxxxxxx/tempbans.log
/etc/opt/FSUNadj/JPRES/AGE/hmgr/receipt/GYxxxxxx/SVxxxxxx/apply.sh
適用結果はシェルの復帰コードでは通知されません。以下のファイルを確認してください。
/etc/opt/FSUNadj/JPRES/AGE/hmgr/receipt/GYxxxxxx/SVxxxxxx/tempbans.log
tempbans.logは、環境変数LANGに依存せずに、必ずUTF-8コードで出力されます。tempbans.logを参照する場合は、UTF-8コードを表示可能なビューワまたはエディタをご利用ください。
Charset-Web入力用資源の適用方法については、“Charset-Web入力 運用ガイド、コマンドリファレンス”を参照してください。
参考
注意
配付・適用が行われる時間帯には、配付対象となるパソコンにはログインしないでください。ログインしていると外字が表示されなくなります。この場合、再ログインしてください。
適用バッチファイル/シェルファイルの実行には、以下の注意事項があります。
バッチを実行するアカウントは、外字を使用するアカウントで行う必要があります。(サービスからバッチを起動する場合は、そのアカウント設定に注意してください。) そのアカウントはAdministrators権限を持つ必要があります。
配付された外字を統合的に適用するバッチはなく、個々に適用処理が必要となります。システムフォント/APフォント/VSPフォントは個々に適用コマンドを提供しています。CDE外字は、画面操作が必要なため自動適用は不可です。
rootユーザーでの実行が必要となります。
適用するフォントシステムは、あらかじめインストールしておいてください。
Windows Server 2012 / Windows Server 2016 / Windows Server 2019の場合、OSの再起動後に外字が適用されます。詳しくは、“2.2.1.2 Windows Server 2012 / Windows Server 2016 / Windows Server 2019の場合”を参照してください。
Windows 10 / Windows 8.1の場合、高速スタートアップの設定が有効になっていると、シャットダウンしてから起動しても再起動後適用はされません。再起動後適用を行う場合には、再起動を必ず行ってください。