本機能で提供する Apache Hadoop に関する設定パラメーターについて説明します。
本機能のセットアップ時に、Apache Hadoopジョブの並列分散処理の最適化を行うパラメーターが自動的に設定されます。また、“利用ガイド”に従ってセットアップを行うことで設定パラメーターを変更します。
ここでは、オープンソフトウェア Apache Hadoop で提供される設定ファイルにおいて初期値から変更されるパラメーターと OS の設定ファイルに追加するパラメーターを説明します。
設定ファイル | 説明 | 配置ディレクトリ |
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Apache Hadoop で使用する環境変数を定義する設定ファイルです。 | /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop | |
Apache Hadoop の共通的な設定ファイルです。 | ||
HDFS に関する設定ファイルです。 | ||
YARN で使用する環境変数を定義する設定ファイルです。 | ||
YARN に関する設定ファイルです。 | ||
MapReduceに関する設定ファイルです。 | ||
NameNodeへの接続を許可するスレーブサーバのリストを定義するファイルです。 | ||
NameNodeへの接続を許可しないスレーブサーバのリストを定義するファイルです。 | ||
ResourceManagerへの接続を許可するスレーブサーバのリストを定義するファイルです。 | ||
ResourceManagerへの接続を許可しないスレーブサーバのリストを定義するファイルです。 | ||
spark-env.sh(注) | Apache Spark で使用する環境変数を定義する設定ファイルです。 | /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/spark |
Apache Spark に関する設定ファイルです。 | ||
カーネルパラメーターを記述する OS の設定ファイルです。 | /etc | |
システムのリソースを制限する OS の設定ファイルです。 | /etc/security |
注) マスタサーバ、開発実行環境サーバのみに配置されます。
注意
設定ファイルの各パラメーターの詳細については、本書では説明しません。必要に応じて、Apache Hadoop プロジェクトの Web ページなどを参照してください。
構成設定をチューニングする場合はセットアップ直後に変更することを推奨します。
なお、運用を開始した以降で Hadoop 設定パラメーターを変更する必要が生じた場合には、マスタサーバ、スレーブサーバおよび開発実行環境サーバごとに設定を見直してください。