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Big Data Integration Server V1.1.0 分散処理編ユーザーズガイド
FUJITSU Software

B.2 core-site.xml

core-site.xml ファイルで設定するプロパティについて説明します。

プロパティ名

説明

変更不可/任意

初期値/設定値

設定値の範囲

fs.defaultFS

デフォルトで使用するファイルシステムへのアクセスを提供する URIです。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

file:///

【設定値】

hdfs://<bdpp.confで指定したBDPP_CLUSTER_NAMEの値>

io.file.buffer.size

ディスクやネットワークからのデータ読込み、書込み時に利用するバッファのサイズ(単位:バイト)です。

本設定値の修正は不要です。

任意

【初期値】

4096 (4KB)

【設定値】

65536 (64KB)

4096(4KB)の倍数で指定します。

4096(4KB) ~

ipc.server.listen.queue.size

他サーバからの同時接続依頼を処理可能な数です。

本設定値の修正は不要です。

任意

【初期値】

128

【設定値】

1024 (注)

1 ~ 65535

hadoop.tmp.dir

Apache Hadoop で使用する一時ファイル格納用のディレクトリパスです。

${user.name}はApache Hadoopジョブ実行ユーザーの名前です。

本設定値の修正は不要です。

任意

【初期値】

/tmp/hadoop-${user.name}

【設定値】

/var/opt/FJSVbsb/bdpp/tmp/hadoop-${user.name}

ha.zookeeper.quorum

NameNodeの自動フェイルオーバのためにZKFailoverControllerによって使用されるApache ZooKeeperサーバのアドレスを列挙します。

Kerberos認証の環境ではホスト名をFQDNとする必要があります。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

<マスタサーバ(プライマリ)のホスト名>:2181,<マスタサーバ(セカンダリ)のホスト名>:2181,<開発実行環境サーバのホスト名>:2181

hadoop.security.authentication

認証方式を指定します。

Kerberos認証の環境でのみ設定が必要です。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

kerberos

simple:認証なし

kerberos:Kerberos認証

hadoop.security.authorization

サービスレベル認証を有効にするか否かを指定します。

Kerberos認証の環境でのみ設定が必要です。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

false

【設定値】

true

false:サービスレベル認証を無効にします。

true:サービスレベル認証を有効にします。

注) 「B.13 sysctl.conf」の net.core.somaxconn と同じ値に設定します。