core-site.xml ファイルで設定するプロパティについて説明します。
プロパティ名 | 説明 | 変更不可/任意 | 初期値/設定値 | 設定値の範囲 |
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fs.defaultFS | デフォルトで使用するファイルシステムへのアクセスを提供する URIです。 本設定値の修正は不要です。 | 変更不可 | 【初期値】 file:/// 【設定値】 hdfs://<bdpp.confで指定したBDPP_CLUSTER_NAMEの値> | - |
io.file.buffer.size | ディスクやネットワークからのデータ読込み、書込み時に利用するバッファのサイズ(単位:バイト)です。 本設定値の修正は不要です。 | 任意 | 【初期値】 4096 (4KB) 【設定値】 65536 (64KB) | 4096(4KB)の倍数で指定します。 4096(4KB) ~ |
ipc.server.listen.queue.size | 他サーバからの同時接続依頼を処理可能な数です。 本設定値の修正は不要です。 | 任意 | 【初期値】 128 【設定値】 1024 (注) | 1 ~ 65535 |
hadoop.tmp.dir | Apache Hadoop で使用する一時ファイル格納用のディレクトリパスです。 ${user.name}はApache Hadoopジョブ実行ユーザーの名前です。 本設定値の修正は不要です。 | 任意 | 【初期値】 /tmp/hadoop-${user.name} 【設定値】 /var/opt/FJSVbsb/bdpp/tmp/hadoop-${user.name} | - |
ha.zookeeper.quorum | NameNodeの自動フェイルオーバのためにZKFailoverControllerによって使用されるApache ZooKeeperサーバのアドレスを列挙します。 Kerberos認証の環境ではホスト名をFQDNとする必要があります。 本設定値の修正は不要です。 | 変更不可 | 【初期値】 なし 【設定値】 <マスタサーバ(プライマリ)のホスト名>:2181,<マスタサーバ(セカンダリ)のホスト名>:2181,<開発実行環境サーバのホスト名>:2181 | - |
hadoop.security.authentication | 認証方式を指定します。 Kerberos認証の環境でのみ設定が必要です。 本設定値の修正は不要です。 | 変更不可 | 【初期値】 なし 【設定値】 kerberos | simple:認証なし kerberos:Kerberos認証 |
hadoop.security.authorization | サービスレベル認証を有効にするか否かを指定します。 Kerberos認証の環境でのみ設定が必要です。 本設定値の修正は不要です。 | 変更不可 | 【初期値】 false 【設定値】 true | false:サービスレベル認証を無効にします。 true:サービスレベル認証を有効にします。 |
注) 「B.13 sysctl.conf」の net.core.somaxconn と同じ値に設定します。