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Big Data Integration Server V1.1.0 分散処理編ユーザーズガイド
FUJITSU Software

B.3 hdfs-site.xml

hdfs-site.xml ファイルで設定するプロパティについて説明します。

プロパティ名

説明

変更不可/任意

初期値/設定値

設定範囲

dfs.namenode.name.dir

NameNodeのデータを格納するローカルファイルシステムのディレクトリを指定します。

任意

【初期値】

file://${hadoop.tmp.dir}/dfs/name

【設定値】

/var/opt/FJSVbsb/bdpp/hdfs/name

dfs.datanode.data.dir

DataNodeのデータを格納するローカルファイルシステムのディレクトリを指定します。

任意

【初期値】

file://${hadoop.tmp.dir}/dfs/data

【設定値】

/var/opt/FJSVbsb/bdpp/hdfs/data

dfs.namenode.safemode.threshold-pct

HDFSがSafeModeから離脱するために必要な全ブロックに対するレプリケーション数の割合を指定します。

任意

【初期値】

0.999f

【設定値】

1.0f

0~1.0f

dfs.hosts

NameNodeへの接続を許可するホストを列挙するファイルを指定します。

任意

【初期値】

なし

【設定値】

/etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/dfs.include

dfs.hosts.exclude

NemaNodeへの接続を許可しないホストを列挙するファイルを指定します。

任意

【初期値】

なし

【設定値】

/etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/dfs.exclude

dfs.namenode.checkpoint.dir

SecondaryNameNode の HDFS 管理情報の格納ディレクトリを指定します。

任意

【初期値】

${hadoop.tmp.dir}/dfs/namesecondary

【設定値】

/var/opt/FJSVbsb/bdpp/hdfs/namesecondary

dfs.blocksize

HDFS ファイルのブロックをローカルファイルに格納する際のローカルファイルのサイズを指定します。(単位:バイト)

任意

【初期値】

67108864 (64MB)

【設定値】

134217728 (128MB)

1 ~ 9223372036854775807

dfs.datanode.du.reserved

HDFS のデータ以外で使用するために予約しておく dfs.datanode.data.dir を配置した DISK の容量を指定します。(単位:バイト)

任意

【初期値】

0

【設定値】

dfs.datanode.data.dir が配置されているディスクの空き容量の40%(バイト)

0 ~ 9223372036854775807

dfs.datanode.ipc.address

DataNode 間でデータを送受信するためのアドレスを指定します。

任意

【初期値】

0.0.0.0:50020

【設定値】

0.0.0.0:50020 (再設定します)

dfs.datanode.max.transfer.threads

DataNode への接続数の最大値を指定します。

任意

【初期値】

256

【設定値】

4096

1 ~ 2147483647

dfs.permissions.superusergroup

HDFS のスーパーグループ名を指定します。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

supergroup

【設定値】

hadoop

dfs.nameservices

二重化を構成するネームサービス名を指定します。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

bdpp.confで指定したBDPP_CLUSTER_NAMEの値

dfs.ha.namenodes.[nameservice ID]

ネームサービスを構成するNameNodeを一意に識別するための識別子を列挙します。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

nn1,nn2

dfs.namenode.rpc-address.[nameservice ID].[name node ID]

NameNodeがRPC接続を待ち合わせるIPアドレスおよびポートを指定します。

Kerberos認証の環境ではホスト名をFQDNとする必要があります。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

<マスタサーバのホスト名>:8020

dfs.namenode.http-address.[nameservice ID].[name node ID]

NameNodeがHTTP接続を待ち合わせるIPアドレスおよびポートを指定します。

Kerberos認証の環境ではホスト名をFQDNとする必要があります。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

<マスタサーバのホスト名>:50070

dfs.namenode.shared.edits.dir

NameNodeがeditsを読み書きするJournalNodesのグループを識別するURIを指定します。

Kerberos認証の環境ではホスト名をFQDNとする必要があります。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

qjournal://<マスタサーバ(プライマリ)のホスト名>:8485;<マスタサーバ(セカンダリ)のホスト名>:8485;<開発実行環境サーバのホスト名>:8485

dfs.client.failover.proxy.provider.[nameservice ID]

アクティブNameNodeにコンタクトするためにHDFSクライアントが使用するJavaクラスを指定します。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

org.apache.hadoop.hdfs.server.namenode.ha.ConfiguredFailoverProxyProvider

dfs.ha.fencing.methods

NameNodegのフェイルオーバの間に実行するシェルまたはJavaクラスを指定します。

任意

【初期値】

なし

【設定値】

shell(/bin/true)

dfs.journalnode.edits.dir

JournalNodeデーモンがローカルな状態を保存するディレクトリを指定します。

任意

【初期値】

なし

【設定値】

/var/opt/FJSVbsb/bdpp/hdfs/jn

dfs.ha.automatic-failover.enabled

NameNodeの自動フェイルオーバを有効にするかどうかを指定します。

本設定値の修正は不要です。

任意

【初期値】

false

【設定値】

true

true:NameNodeの自動フェイルオーバを行います。

false:NameNodeの自動フェイルオーバを行いません。

dfs.support.append

HDFSの追記機能を使用するかどうかを指定します。

本設定値の修正は不要です。

任意

【初期値】

false

【設定値】

true

true:HDFSの追記機能を有効にします。

false:HDFSの追記機能を無効にします。

dfs.datanode.balance.bandwidthPerSec

バランシング処理中に使用するDataNode間の帯域幅を指定します。単位はbyte/secです。

本設定値の修正は不要です。

任意

【初期値】

1048576

【設定値】

6250000

1048576~業務LANの帯域幅

dfs.namenode.name.dir.restore

前回の失敗したNameNodeデータ格納ディレクトリのリカバリを試みるかどうかを指定します。

任意

【初期値】

false

【設定値】

true

true:チェックポイント中に、NameNodeディレクトリのリカバリを試みる。

false;リカバリを試みない。

dfs.block.access.token.enable

DataNodeへのアクセスにアクセストークンを使用するか否かを指定します。

Kerberos認証の環境でのみ設定が必要です。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

false

【設定値】

true

false:アクセストークンを使用しない

true:アクセストークンを使用する

dfs.namenode.keytab.file

NameNodeのキータブファイルを指定します。

Kerberos認証の環境でのみ設定が必要です。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

/etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/hdfs.keytab

dfs.namenode.kerberos.principal

NameNodeサービスのプリンシパルを指定します。

Kerberos認証の環境でのみ設定が必要です。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

hdfs/_HOST@<ドメイン名>

dfs.namenode.kerberos.internal.spnego.principal

WebUI SPNEGO認証のためにNameNodeによって使用するサーバプリンシパルを指定します。

Kerberos認証の環境でのみ設定が必要です。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

HTTP/_HOST@<ドメイン名>

dfs.datanode.keytab.file

DataNodeのキータブファイルを指定します。

Kerberos認証の環境でのみ設定が必要です。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

/etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/hdfs.keytab

dfs.datanode.kerberos.principal

DataNodeサービスのプリンシパルを指定します。

Kerberos認証の環境でのみ設定が必要です。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

hdfs/_HOST@<ドメイン名>

dfs.web.authentication.kerberos.principal

WebHDFSサービスのプリンシパルを指定します。

Kerberos認証の環境でのみ設定が必要です。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

HTTP/_HOST@<ドメイン名>

dfs.journalnode.keytab.file

JournalNodeのキータブファイルを指定します。

Kerberos認証の環境でのみ設定が必要です。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

/etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/hdfs.keytab

dfs.journalnode.kerberos.principal

JournalNodeサービスのプリンシパルを指定します。

Kerberos認証の環境でのみ設定が必要です。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

hdfs/_HOST@<ドメイン名>

dfs.journalnode.kerberos.internal.spnego.principal

WebUI SPNEGO認証のためにJournalNodeによって使用するサーバプリンシパルを指定します。

Kerberos認証の環境でのみ設定が必要です。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

HTTP/_HOST@<ドメイン名>

dfs.datanode.address

データ転送に使用するDataNodeのIPアドレスとポート番号を指定します。

Kerberos認証の環境ではポート番号は特権ポートにする必要があります。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

0.0.0.0:50010

【設定値】

0.0.0.0:1004

dfs.datanode.http.address

DataNodeのHTTPサーバのIPアドレスとポート番号を指定します。

Kerberos認証の環境ではポート番号は特権ポートにする必要があります。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

0.0.0.0:50075

【設定値】

0.0.0.0:1006