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PRIMECLUSTER Global Disk Services  説明書 4.3
FUJITSU Software

7.9 バックアップ (OPC 方式)

OPC 機能 または QuickOPC 機能 (4.3A30以降) を備えたディスクアレイ装置を使用しているシステムに GDS Snapshot が導入されている場合、プロキシボリュームを使用した OPC 方式による瞬間スナップショットにより、業務運用中にバックアップを行うことができます。

ただし、スナップショットのデータの整合性を確保するため、スナップショット作成時 (プロキシボリューム更新時) に、業務を一時的に停止します。

参照

図7.56 バックアップのスケジュール

参考

バックグラウンドコピー (OPC 物理コピー) とテープへのバックアップ

コピー処理中にテープへのバックアップを行うことも可能ですが、ディスクアレイ装置に負荷がかかり、マスタボリュームを使用する業務に影響する場合があります。

注意

OPC 機能を使用した瞬間スナップショット

OPC 方式による瞬間スナップショット機能の利用条件については、「3.18 OPC 方式による瞬間スナップショット」を参照してください。また、プロキシボリュームを多重度 2 以上のミラー構成にした場合、マスタボリュームからプロキシボリュームへのコピー処理で OPC 機能を利用することはできません。詳細については、「A.8 プロキシ構成におけるアドバンスト・コピー機能の利用」を参照してください。