以下の例は、2ノードクラスタを作成するときのWeb-Based Admin ViewおよびCluster Adminの画面を示しています。ノード名はfuji2とfuji3で、クラスタ名はFUJIです。
この例では、Web-Based Admin Viewがすでに設定されていることが前提となっています。fuji2はWeb-Based Admin Viewに構成されたプライマリ管理サーバで、fuji3はセカンダリ管理サーバです。
Javaアプリケーション(PRIMECLUSTER Web-Based Admin View Startup)のショートカットからWeb-Based Admin View画面を起動してください。
その後、以下の画面のようにユーザ名とパスワードを入力するログインポップアップが表示されます。
図1.3 “ログイン”画面
Cluster AdminのCFウィザードを起動して設定を行うため、ルートなどの権限のあるユーザIDが必要です。十分な権限のあるユーザは3つのカテゴリに分類できます。
ユーザルート
fuji2のユーザ名にroot、およびルートのパスワードを入力します。Web-Based Admin ViewおよびCluster Adminでは常にユーザルートに最高の権限が与えられます。
clrootグループのユーザ
UNIXのclrootグループに属するfuji2上のユーザのユーザ名とパスワードを入力します。Cluster Adminではこのユーザに最高の権限が与えられますが、Web-Based Admin Viewでは実行可能な機能が制限されます。CFの構成設定にはこの権限で十分です。
wvrootグループのユーザ
UNIXのwvrootグループに属するfuji2上のユーザのユーザ名とパスワードを入力します。Web-Based Admin ViewでもCluster Adminでもwvrootのユーザには最高の権限が与えられます。
Web-Based Admin ViewおよびCluster Adminの権限レベルの詳細については、“PRIMECLUSTER導入運用手引書” の “4.2.1 クラスタを管理するユーザの作成” を参照してください。
<確認>ボタンをクリックすると、以下のトップメニュー画面が表示されます。
<Global Cluster Services>ボタンをクリックします。
図1.4 ログイン後の “Web-Based Admin View”画面
以下の画面が表示されます。
図1.5 Web-Based Admin Viewの “Global Cluster Services”画面
<Cluster Admin>ボタンをクリックしてCluster Admin GUIを起動します。以下の初期接続のノードを選択する画面が表示されます。
図1.6 初期接続ポップアップ
この初期接続のノードを選択する画面では、Web-Based Admin View管理サーバで既知のノードの一覧を示しています。CFを設定するノードを選択し、CFウィザードを実行します。ただし、すでにCFが設定されているノードは、「ノード」タブの一覧には表示されません。上記画面ではfuji2が選択されています。
<確認>ボタンをクリックすると、Cluster Admin画面が表示されます。fuji2ではCFが未設定なため、以下の画面が表示されます。
なお、Cluster Admin GUIの起動を取消す場合には、“図1.6 初期接続ポップアップ”で<取消>ボタンをクリックしてください。
図1.7 CFが設定およびロードされていない
<ドライバのロード>ボタンをクリックしてCFドライバをロードします。
以下のような、CFはロードされているが、まだ設定されていない画面が表示されます。
図1.8 CFはロード済みだが未設定
<設定>ボタンをクリックしてCFウィザードを起動します。
以下の画面が表示され、ウィザードが既存クラスタの検索を開始します。
図1.9 クラスタのスキャン
CFウィザードがクラスタの検出を終了すると、以下の画面が表示されます。
図1.10 クラスタの作成またはクラスタへの参入
この画面で既存クラスタへの参入または新規クラスタの作成を指定します。
純粋なCF over IP のクラスタは、[クラスタ名]の列には表示されません。CF over IP クラスタに参入するには、[表示されていないCFクラスタへのローカルノードの追加]ラジオボタンを選択して、<次へ>ボタンをクリックします。
図1.11 非表示のCFクラスタにローカルノードを追加
参入させるCFクラスタのノード名を入力して、<OK>ボタンをクリックして先に進みます。
ノードのスキャンと既存のクラスタの詳細検索が終わると、CFウィザードは既存のクラスタへの参入処理の画面に切り替わります。
“図1.10 クラスタの作成またはクラスタへの参入”のように、新規クラスタを作成するには、[新規CFクラスタの作成] ラジオボタンが選択されていることを確認します。次に<次へ>ボタンをクリックします。
前のステップでの選択に従って、新しいクラスタの作成画面または既存クラスタへ参入画面が表示されます。
以下は、新しいクラスタの作成画面です。既存クラスタへの参入画面もほぼ同じ構成で、違いはクラスタ名の変更ができない点です。
図1.12 クラスタノードとクラスタ名の選択
この画面でクラスタ名とクラスタに参入するクラスタノードを選択します。上記の例では、クラスタ名にFUJIを指定しています。
クラスタ名の下には2つの欄があります。右側の [クラスタノード] 欄にはCFクラスタに参入するすべてのノードが表示されます。左側の [利用可能なノード] 欄にはWeb-Based Admin View管理サーバに通知済みの他のすべてのノードが表示されます。左側の欄のノードを選択して<追加>ボタンをクリックし、右側の欄に移動します。左側の欄にあるすべてのノードをCFクラスタに参入させるには、<全て追加>ボタンをクリックします。
この画面に表示されないノードがある場合、Web-Based Admin Viewが正しく構成されていないことが考えられます。Web-Based Admin Viewをクラスタに参入させるノードに最初にインストールしたとき、各ノードはそれぞれ他のノードから独立したプライマリ管理サーバとして構成されます。この段階でWeb-Based Admin Viewの設定を終えて該当ノード上でCluster Adminを起動すると、この画面の右側の欄には1台のノードしか表示されず、左側の欄には追加対象となるノードが表示されません。この場合、明らかにWeb-Based Admin Viewの構成に問題があります。
“PRIMECLUSTER導入運用手引書”の“4.2 Web-Based Admin View画面の起動準備”を参照してください。
クラスタ名とCFクラスタに参入するノードを選択したら、<次へ>ボタンをクリックします。
以下のような画面が表示されます。この画面で各ノードのCFノード名を編集します。デフォルトでは、CFノード名は右側の列に表示され、左側の列に表示されたノード名と同一です。
図1.13 CFノード名の編集
CFノード名を編集して<次へ>ボタンをクリックします。
選択されたすべてのノードにCFウィザードがCFをロードし、CFのpingを実行してネットワーク上の接続状態を調べます。この処理の実行中に、以下の画面が表示されます。
図1.14 CFのロードとping
通常、ほとんどのシステムではCFドライバのロードにはあまり時間がかかりません。しかし、特定のタイプの大型ディスクアレイを使用しているシステムでは、最初のCFをロードするのに20分以上かかる場合があります。
ドライバのロードとpingが終了すると、以下のようなCFトポロジテーブルと接続テーブルの画面になります。
図1.15 CFトポロジテーブル/CF接続テーブル
この画面のCFトポロジテーブルと接続テーブルについて説明する前に、いくつかの用語を定義しておきます。
クラスタ内のすべてのノードに対するCF通信が可能なインタコネクト。
最低2つのノード間でCF通信が可能だが、すべてのノードとは通信できないインタコネクト。部分接続の状態にあるデバイスが、本来CF通信用のデバイスである場合は、ネットワークまたは配線に問題があります。
CF構成に含めることはできるが、クラスタ内の他のノードと通信できないデバイス。
CFウィザードはCF pingを使用して、クラスタ内の完全接続、部分接続、および未接続のデバイスをすべて判別します。1つ以上の完全接続が存在する場合は、“図1.15 CFトポロジテーブル/CF接続テーブル”に示す接続テーブルが表示されます。
接続テーブルには、完全接続が一覧表示されます。[Int] というヘッダの各列は、1つのインタコネクトを表します。各行は、一番左の列に名前が表示されているノードのデバイスを表します。CFクラスタ名は、テーブルの左上隅に表示されます。
たとえば“図1.15 CFトポロジテーブル/CF接続テーブル”では、インタコネクト1 (Int 1) はfuji2とfuji3のデバイス/dev/hme0に接続されています。クラスタ名はFUJIです。
注意
重要
CF接続テーブルおよびCFトポロジテーブルには、通常パブリックネットワーク上のデバイスが表示されます。 パブリックネットワーク上のデバイスの使用にはセキュリティの問題が伴うため、基本的にCFインタコネクトとして使用するのは避けてください。 CFインタコネクトには、プライベートネットワーク上のデバイスを使用してください。
接続テーブルを使用してCFを構成するには、使用するデバイスがあるインタコネクトをクリックします。“図1.15 CFトポロジテーブル/CF接続テーブル”では、インタコネクト2と4が選択されています。選択したことを確認したら、<次へ>ボタンをクリックしてCIP構成画面を表示します。
クラスタのネットワーク設定で問題が見つかる場合があります。配線エラーは、完全接続がないことを意味します。[トポロジ] のオプションボタンをクリックすると、CFウィザードが検出した完全接続、部分接続、および未接続カテゴリと各カテゴリに属するデバイスが表示されます。該当するデバイスが存在しないカテゴリは表示されません。
トポロジテーブルを使用すると、接続テーブルよりも柔軟に構成設定作業を進めることができます。接続テーブルではインタコネクトだけを選択でき、そのインタコネクト上のデバイスがすべて設定されます。トポロジテーブルではデバイスを個々に選択できます。
トポロジテーブルを使用するとCFを構成設定できますが、さらに単純な方法もあります。完全接続が見つからない場合は、トポロジテーブルを表示して、ネットワーク構成がCFの観点からどのように見えるかを確認します。この情報を使用して、完全接続の検出を妨げている配線またはネットワークの問題を解決します。次に、クラスタ名を入力したCFウィザード画面に戻り、<次へ>ボタンをクリックすると、CFウィザードがインタフェースを再び検索します。成功すると、接続テーブルに完全接続が表示され、選択できるようになります。失敗した場合は、プロセスを繰り返すことができます。
画面の下のテキスト領域には、設定に関する問題または警告が表示されます。
CFインタコネクト (およびデバイス) を正しく設定できたら、<次へ>ボタンをクリックします。“ 図1.16 “CF over IP” 画面”が表示されます。
Solaris 11 以降の環境ではCF over IP機能は使用できないため、“ 図1.16 “CF over IP” 画面”は表示されません。“ 図1.17 “CIP ウィザード(IPv4)” 画面 ”が表示されます。
CF トポロジテーブル/CF 接続テーブル画面にて、完全接続のインタコネクトを1つ以上、選択し、<次へ>ボタンをクリックします。
“ 図1.17 “CIP ウィザード(IPv4)” 画面 ”が表示されます。
図1.16 “CF over IP” 画面
この設定を行うとCFがIPインタフェースを使って動作するよう構成できます。この設定はオプションです。必要な数のIPインタコネクトを入力してから、<Enter>を実行すると、CFウィザードにより、有効なサブネットワーク、ネットマスク、ブロードキャストアドレスに従ってソートされたインタコネクトが表示されます。
あるIPインタコネクト上のすべてのノードのすべてのIPアドレスは、同じIPサブネットワーク上にある必要があり、同じネットマスクとブロードキャストアドレスを持っている必要があります。CF over IPでは、参入プロセスの間に、IPブロードキャストアドレスを使用してすべてのCFノードを検出します。このため、IPインタコネクトには専用のネットワークを使用する必要があります。
この画面では、[サブネットの自動グループ化] に必ずチェックマークを付けておく必要があります。チェックマークが付いている場合、1つのノードについて1つのIPアドレスを選択すると、同じ列にあるその他のすべてのノードについても、選択したIPアドレスと同じサブネットワーク上にあるインタフェースのIPアドレスに変更されます。
この画面のコンボボックスからIPインタコネクトを選択し、<次へ>ボタンをクリックします。“ 図1.17 “CIP ウィザード(IPv4)” 画面 ”または “ 図1.18 “CIP ウィザード(IPv6)” 画面 ”が表示されます。
この画面ではCIPの構成を設定できます。[設定するCIPサブネットの数] のボックスに数字を入力すると、構成するCIPサブネットの数を設定できます。CIPサブネットの最大数は8です。
定義した各サブネットに対して、CFクラスタ内で定義済みの各ノード上でCIPインタフェースが設定されます。
CIPインタフェースに設定するIPアドレスとしてIPv4またはIPv6のいずれかを設定します。
ラジオボタンの[IPv4を使用する]または[IPv6を使用する]を選ぶことで、“ 図1.17 “CIP ウィザード(IPv4)” 画面 ”と“ 図1.18 “CIP ウィザード(IPv6)” 画面 ”を切り替えることができます。
CIPインタフェースにIPv4を使用する場合
IPアドレスは、[サブネット番号] フィールドで指定したサブネットの一意のIP番号です。アドレスのノード部分は1から始まり、ノードの追加ごとに1ずつ大きくなります。
任意のIPアドレスを設定したい場合は、“1.1.6 CLIによるCF設定例”を参照してください。
要求した各CIPサブネットワークの [サブネット番号] フィールドに、自動的にデフォルト値が入力されます。デフォルト値は、RFC 1918で指定された専用IPアドレス範囲の値です。CIP ウィザードが実際のノードIPアドレスを割り当てるときは1から始まりますが、[サブネット番号] フィールドに入力される値のノード部分は0です。
インタフェースのIP名はcfnameSuffixという形式です。
cfnameはCFウィザードが割り当てるノード名です。
Suffixは [ノードサフィックス] フィールドで指定されます。
[RMSで使用] チェックボックスを選択した場合は、[ノードサフィックス] がRMSに設定され、編集できません。RMSを使用している場合、1つのCIPネットワークをRMSに設定する必要があります。
[サブネットマスク] は指定した値になります。
“ 図1.17 “CIP ウィザード(IPv4)” 画面 ” では、システム管理者が1つのCIPネットワークを選択しています。[RMSで使用] チェックボックスが選択されているため、RMSサフィックスが使用されます。[サブネット番号] と [サブネットマスク] のデフォルト値も選択されています。CFクラスタで定義されているノードはfuji2とfuji3です。このため、以下の構成になります。
fuji2上のCIPインタフェース
IPノード名: fuji2RMS IPアドレス: 192.168.1.1 サブネットマスク: 255.255.255.0
fuji3上のCIPインタフェース
IPノード名: fuji3RMS IPアドレス: 192.168.1.2 サブネットマスク: 255.255.255.0
CIPインタフェースにIPv6を使用する場合
IP アドレスは、[ネットワークプレフィックス ] フィールドで指定したネットワークプレフィックスの一意の IP 番号です。アドレスのインタフェースID部分は 1から始まり、ノードの追加ごとに 1 ずつ大きくなります。
任意のIPアドレスを設定したい場合は、“1.1.6 CLIによるCF設定例”を参照してください。
要求した各 CIP サブネットワークの [ネットワークプレフィックス] フィールドに、 自動的にデフォルト値が入力されます。デフォルト値は、RFC 4193 で指定されたユニークローカルユニキャストアドレスの範囲の値です。CIP ウィザードが実際のノード IP アドレスを割り当てるときは 1 から始まりますが、[ネットワークプレフィックス ]フィールドに入力される値のインタフェースID部分は 0 です。
インタフェースのIP名はcfnameSuffixという形式です。
cfname は CF ウィザードが割り当てるノード名です。
Suffix は [ ノードサフィックス ] フィールドで指定されます。
[RMS で使用 ]チェックボックスを選択した場合は、[ ノードサフィックス ] が RMS に設定され、編集できません。RMSを使用している場合、1 つの CIP ネットワークを RMS に設定する必要があります。
[プレフィックス長 ] は指定した値になります。
“ 図1.18 “CIP ウィザード(IPv6)” 画面 ”では、システム管理者が1 つのCIP ネットワークを選択しています。[RMSで使用 ] チェックボックスが選択されているため、RMSサフィックスが使用されます。[ネットワークプレフィックス ] と [プレフィックス長] のデフォルト値も選択されています。 CFクラスタで定義されているノードは fuji2と fuji3です。
このため、以下の構成になります。
fuji2 上の CIP インタフェース
IP ノード名 : fuji2RMS IPv6 アドレス : FD00:0:0:1::1 プレフィックス長 : 64
fuji3 上の CIP インタフェース
IP ノード名 : fuji3RMS IPv6 アドレス : FD00:0:0:1::2 プレフィックス長 : 64
CIP ウィザードは、クラスタ内の各ノード上で/etc/cip.cfファイルに構成情報を格納します。これがデフォルトのCIP構成定義ファイルです。さらにCIP ウィザードはクラスタ内の各ノード上で自動的に/etc/hosts 、/etc/inet/ipnodesを更新し、新規IPノード名を追加します。クラスタコンソールは更新されません。
<次へ>ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。
図1.19 cluster.configファイルの作成とCIM構成の設定画面
このCIM構成設定の画面は、以下の部分で構成されています。
上の部分ではcfcpおよびcfshを有効にします。
cfcpはCFベースのファイルコピープログラムです。 このプログラムにより、クラスタノード間でのファイルコピーができます。cfshは、クラスタ内のノード間で同様の動作をするリモートコマンド実行プログラムです。 これらは、オプションのプログラムです。 上記の例では、これらの項目は選択されていません。 サービスを有効にすると、クラスタインタコネクトに接続されたすべてのノードが、任意のノードにおいて、ファイルのコピーやコマンドをルート権限で実行できるようになります。
下の部分では、CIMで監視するノードを指定できます。
注意
通常は、デフォルトで選択されているノードを変更しないでください。
ノード名の横にあるチェックボックスを選択すると、ノードはCIMに監視されます。デフォルトではすべてのノードにチェックマークが付いています。ほとんどのシステムでは、CIMですべてのノードを監視することが必要です。
この画面では、CF Remote Servicesの構成も設定できます。リモートコマンドの実行とリモートファイルコピーのいずれか、または両方を有効にすることができます。
注意
これらのいずれかを有効にする場合、CFインタコネクト上のすべてのノードを信頼する必要があり、CFインタコネクトはセキュリティで保護されている必要があります。セキュリティで保護されていない場合、CFインタコネクトに接続できるシステムはいずれもこれらのサービスにアクセスできます。
RMSを使用する場合には、必ずcfcpとcfshを有効にしてください。
<次へ>ボタンをクリックして、以下の要約画面に移動します。
図1.20 要約画面
この画面はCF、CIP、およびCIM ウィザードによる主な変更を要約したものです。<完了>ボタンをクリックすると、すべてのノードの実際の設定処理が行われます。
設定処理中は、以下の画面が表示されます。
図1.21 設定処理画面
各構成手順後に画面は更新されます。設定が完了すると、以下のようなポップアップ画面が表示されます。
図1.22 設定の完了ポップアップ
<確認>ボタンをクリックすると、ポップアップ画面が終了します。
以下のように設定処理画面には、<完了>ボタンが表示されます。
図1.23 完了後の設定画面
“図1.23 完了後の設定画面”が表示される際、次のエラーメッセージがコンソールに出力されることがあります。
cf:cfconfig OSDU_stop: failed to unload cf_drv
このメッセージは無視しても問題はありません。
<完了>ボタンをクリックして画面を閉じると、以下のようなポップアップ画面が表示されます。
図1.24 SFウィザード起動確認ポップアップ
使用するシャットダウンエージェントがすでに決定している場合は、<はい>ボタンをクリックして、SFウィザードを起動してください。
使用するシャットダウンエージェントが決定していない場合は、<いいえ>ボタンをクリックしてから、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書” の“5.1.2 シャットダウン機構の設定” の手順に沿って、使用するシャットダウンエージェントを決定してください。
CF (および必要によりSF) ウィザードが終了すると、以下のようなCluster Adminのメイン画面が表示されます。数秒後にウィンドウは新しい構成と状態情報に更新されます。
図1.25 CFメインウィンドウ