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PRIMECLUSTER  Cluster Foundation 導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

1.1.3 CFのセキュリティ

CFには、クラスタノードが、他のノード上でコマンドを実行したり (cfsh)、あるノードのファイルを他のノードにコピーする (cfcp) ことを許可する機能 (CF Remote Services) があります。 これらの機能はデフォルトでは無効になっています。

CF設定ウィザードの最後のステップに、2つのチェックボックスがあります。リモートファイルコピーを有効にするチェックボックスと、リモートコマンドの実行を有効にするチェックボックスです。

PRIMECLUSTERにはrhostsをサポートしていない環境用の専用機能があります。

rhostsファイルを使用しない場合は、以下のようにcluster.configにパラメタを設定して、リモートアクセスを有効にする必要があります。

CFCP "cfcp"
CFSH "cfsh"

無効にするには、/etc/default/cluster.configファイルの設定を削除し、cfset -rを実行します。cfshは対話型コマンドをサポートしていません。このため、rshの機能のうち一部使用できないものがあります。

cfset(1M)の詳細については、“PRIMECLUSTER 活用ガイド<コマンドリファレンス編>”の cfset(1M) を参照してください。