複写元システムが被災した際に、使用中だったRLCファイルから抽出可能なRERUNログを抽出する処理です。本処理を利用することにより、複写元システムの被災時には、複写先システムのデータベースに最新のデータを反映することができます。
以下に被災時の使用中RLCからの抽出の動作を示します。
図2.7 被災時の使用中RLCからの抽出
ポイント
複写元システムの被災発生時にRERUNログをRLCファイルに書き込んでいる場合、ストレージシステムのリモートコピー機能の書き込みモードによって、RERUNログのデータロスト量が変わります。RERUNログのデータロストとリモートコピー機能の書き込みモードの関係は、“付録B リモートコピー機能の書き込みモードについて”を参照してください。