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Interstage Application Server V12.1.0 移行ガイド
FUJITSU Software

6.7.2 Interstage Application Server V9.0での変更内容

Interstage Application Server V9.0(Interstage V9.0)での変更内容を説明します。


フェーズ間タイムアウト検出時間(2PC_TIME_OUT)を指定する際の注意事項

configファイルの「2PC_TIME_OUT」を指定してフェーズ間タイムアウト検出時間を設定する場合、CORBAサービスのクライアントにおける無通信監視時間(CORBAサービスの動作環境ファイルのパラメタ「period_client_idle_con_timeout」で設定されるタイムアウト監視時間)について注意する必要があります。

Interstage V9.0以降では、「period_client_idle_con_timeout」の初期値が変更されました。これにより、クライアントにおける無通信監視時間はデフォルトで480秒となります。フェーズ間タイムアウト検出時間は、この時間よりも短く設定されている必要があります。

フェーズ間タイムアウト検出時間を設定する場合は、クライアントにおける無通信監視時間の方が長くなるように「period_client_idle_con_timeout」の値を設定してください。


JTS用リソース管理プログラムが利用するJavaの移行

JDK/JREのサポートバージョンが変更されました。

configファイルの「JAVA_VERSION」には、14を指定してください。configファイルの「PATH」については、使用するJDK/JREのバージョンにあわせて指定してください。