Interstage Application Server V9.0(Interstage V9.0)での変更内容を説明します。
フェーズ間タイムアウト検出時間(2PC_TIME_OUT)を指定する際の注意事項
configファイルの「2PC_TIME_OUT」を指定してフェーズ間タイムアウト検出時間を設定する場合、CORBAサービスのクライアントにおける無通信監視時間(CORBAサービスの動作環境ファイルのパラメタ「period_client_idle_con_timeout」で設定されるタイムアウト監視時間)について注意する必要があります。
Interstage V9.0以降では、「period_client_idle_con_timeout」の初期値が変更されました。これにより、クライアントにおける無通信監視時間はデフォルトで480秒となります。フェーズ間タイムアウト検出時間は、この時間よりも短く設定されている必要があります。
フェーズ間タイムアウト検出時間を設定する場合は、クライアントにおける無通信監視時間の方が長くなるように「period_client_idle_con_timeout」の値を設定してください。
JTS用リソース管理プログラムが利用するJavaの移行
JDK/JREのサポートバージョンが変更されました。
configファイルの「JAVA_VERSION」には、14を指定してください。configファイルの「PATH」については、使用するJDK/JREのバージョンにあわせて指定してください。