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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 検疫ネットワークへの自動隔離機能使用手引書
FUJITSU Software

5.2 convertVMtoLServerコマンド実行時に出力されるメッセージ

42501

FJSVrcx:WARNING:42501:invalid value in the configuration file (file=file, detail=detail)

【Cloud Edition】

意味

定義ファイルに無効な値があります。

fileにはファイル名が表示されます。

detailには、誤りの詳細が表示されます。誤りが複数検出された場合、カンマ(",")区切りで表示されます。

対処

  • fileが"avmgr.rcxprop"の場合

    • detailが"avmgr.lserver_xml_dir"の場合

      avmgr.lserver_xml_dirに指定したフォルダーが存在しない場合、XMLファイルはデフォルトの格納場所である以下のフォルダーに作成されています。

      • インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\files\avmgr

      この状態ではウイルス検出時にネットワーク切替えに失敗するため、avmgr.lserver_xml_dirに設定したフォルダーを修正し、デフォルトの格納場所に格納されたXMLファイルをavmgr.lserver_xml_dirに設定したフォルダーに移動する必要があります。

  • fileが"avmgr_network.rcxprop"の場合

    • detailが"仮想L-Server接続ネットワーク名"の場合

      指定した仮想L-Server接続ネットワークが存在するか確認してください。

    • detailが"検疫ネットワーク名"の場合

      指定した検疫ネットワークが存在するか確認してください。

    • detailが"仮想L-Server接続ネットワーク名,検疫ネットワーク名"の場合

      指定した仮想L-Server接続ネットワークと検疫ネットワークが存在するか確認してください。

    • detailが"LNetwork's definition is empty"の場合

      avmgr_network.rcxpropファイルの内容が空でないか確認してください。

    • detailに何も表示されない場合

      avmgr_network.rcxpropファイルの内容に誤りがないか確認してください。

62501

FJSVrcx:ERROR:62501:VmGuestName:is required

【Cloud Edition】

意味

VMGuestNameにVM名が設定されていません。

対処

CSV設定ファイルにフルパスでVM名を指定してください。

62512

FJSVrcx:ERROR:62512:filename:invalid file format, detail=%1

【Cloud Edition】

意味

filenameで指定したファイルの書式に誤りがあります。

%1には、誤りの詳細が表示されます。

対処

%1に表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "file is empty"の場合

    filenameで指定したファイルが空です。ファイルの内容が正しいことを確認し、コマンドを再実行してください。

62595

FJSVrcx:ERROR:62595:param_names:mandatory parameter not defined in file

【Cloud Edition】

意味

fileに表示された設定ファイルで必要な設定がされていません。

param_namesには、設定されていないパラメーターがすべて表示されます。

対処

param_namesが"L-Server接続ネットワーク名"の場合

avmgr_network.rcxprop定義ファイルの書式を参照して、設定値を見直してください。

param_namesが"reserve_ip_address=true"の場合

l_server.rcxprop定義ファイルにreserve_ip_address=trueを存在するか確認してください。

param_namesに何も表示されない場合

関連付けした仮想L-ServerにIPアドレスが取り込まれていません。

B.2 関連付けした仮想L-Serverのネットワーク情報を確認し、IPアドレスが表示されない場合の対処方法」を参照して対処してください。

65905

FJSVrcx:ERROR:65905:Access to filename failed

【Cloud Edition】

意味

filenameで指定したファイルの中身がCSV形式になっていない可能性があります。

対処

filenameで指定したファイルの中身がCSV形式になっているか確認してください。

65926

FJSVrcx:ERROR:65926:The file extension of filename is not supported.

【Cloud Edition】

意味

".csv"以外の拡張子のファイルを指定してインポートしたため、要求されたインポート処理を中断しました。

対処

拡張子が".csv"のファイルを指定して、再操作してください。

65927

FJSVrcx:ERROR:65927:filename already exists

【Cloud Edition】

意味

作成しようとしたファイルが、すでに存在しています。

対処

再操作してください。

67101

FJSVrcx:ERROR:67101:not privileged

【Cloud Edition】

意味

実行ユーザーがOSの管理者ではありません。

対処

OSの管理者権限で操作を行ってください。

Windows Server 2008以降のOSの場合、ユーザー名がAdministratorではない管理者権限を持つユーザーアカウントでは、メニューからコマンド プロンプトを起動しても、管理者権限でコマンドを実行できません。

メニューのコマンド プロンプトを右クリックし、表示されたメニューで[管理者として実行(A)]を選択してコマンド プロンプトを起動したあと、操作を行ってください。

67117

FJSVrcx:ERROR:67117:obj:failed to create file or directory

【Cloud Edition】

意味

objファイルが作成できません。

対処

以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ネットワーク変更用XMLファイルの保存ディレクトリのアクセス権を確認してください。

  • ネットワーク変更用XMLファイルの保存ディレクトリのディスク領域が枯渇していないか確認してください。

  • CSV設定ファイルの保存ディレクトリのアクセス権を確認してください。

  • CSV設定ファイルの保存ディレクトリのディスク領域が枯渇していないか確認してください。

  • CSV設定ファイルの保存ディレクトリが絶対パスで記述されているか確認してください。

  • CSV設定ファイルの保存ディレクトリのフォルダー名が半角英数字、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された文字列であることを確認してください。

  • 定義ファイルavmgr_network.rcxpropの記述内容が間違っていないか確認してください。

  • 関連付けした仮想L-Serverのネットワーク情報にIPアドレスが含まれているか確認してください。

67126

FJSVrcx:ERROR:67126:obj:No such directory

【Cloud Edition】

意味

指定されたディレクトリが存在しません。

対処

  • 存在するディレクトリを指定してください。

  • CSV設定ファイルの保存ディレクトリのフォルダー名が半角英数字、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された文字列であることを確認してください。

67129

FJSVrcx:ERROR:67129:syntax error

【Cloud Edition】

意味

コマンドの書式に誤りがあります。"Usage"が表示されます。

対処

コマンドの書式を見直したあと、再操作してください。

67131

FJSVrcx:ERROR:67131:option:argument too long

【Cloud Edition】

意味

指定したオプション引数が長すぎます。

optionは表示されない場合があります。

対処

CSV設定ファイルに指定したオプション引数を見直したあと、再操作してください。

67137

FJSVrcx:ERROR:67137:command is already running

【Cloud Edition】

意味

すでにコマンドが実行中です。コマンドは実行されません。

対処

実行中のコマンドが完了したあと、必要に応じてコマンドを再実行してください。

67140

FJSVrcx:ERROR:67140:filename:permission denied

【Cloud Edition】

意味

filenameで指定したファイルのアクセス権がありません。

対処

指定したファイルの所有者、所有グループおよびアクセス権を確認してください。

67141

FJSVrcx:ERROR:67141:filename:write failed

【Cloud Edition】

意味

filenameで指定したファイルへの書込みに失敗しました。

対処

システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか

  • quota制限、ファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないか

67146

FJSVrcx:ERROR:67146:filename:file not found

【Cloud Edition】

意味

操作対象のファイルが存在しません

対処

fileが"avmgr_network.rcxprop"の場合

avmgr_network.rcxpropが存在するか確認してください。存在しない場合は作成してください。

avmgr_network.rcxpropの詳細は、「2.5.5 業務ネットワークと検疫ネットワークを設定変更するための定義ファイル」を参照してください。

67151

FJSVrcx:ERROR:67151:filename:remove failed

【Cloud Edition】

意味

本製品のファイルfilenameの削除に失敗しました。

対処

以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないかシステムログを確認

  • CSV結果ファイルまたはCSV結果ファイルの格納フォルダーを参照しているプログラムがないか

67154

FJSVrcx:ERROR:67154:obj:not found

【Cloud Edition】

意味

対処

VM名が正しく設定されない場合

CSV設定ファイルにフルパスでVM名を正しく指定してください。

指定したフォルダーが見つかっていない場合

指定したフォルダーが存在するか確認してください。存在しない場合はフォルダーを作成してください。

VM Hostが見つかっていない場合

VMプールにVMホストが登録されていることを確認してください。

VM Guestが見つかっていない場合

VMホストにVMゲストが存在することを確認してください。

また、VM管理製品側の仮想PCのサマリ情報で表示されている"DNS名"のホスト名の部分がCSV設定ファイルに設定したVM名と一致しているか確認してください。一致しない場合、rcxadm lserver convertコマンドで仮想PCの仮想L-Serverへの関連付けを実施してください。

詳細は、「B.1 仮想PCに対して仮想L-Serverへの関連付けが失敗した場合の対処方法」を参照してください。

VMゲストの名前が仮想L-Server名として使用できない場合

rcxadm lserver convertコマンドを利用してこの仮想PCの仮想L-Serverへの関連付けを実施してください。

詳細は、「B.1 仮想PCに対して仮想L-Serverへの関連付けが失敗した場合の対処方法」を参照してください。

異なるフォルダーに同じ名前の仮想L-Serverが存在する構成場合

異なるフォルダーに同じ名前の仮想L-Serverが存在する構成はサポートしていません。

仮想L-Serverの名前を変更し、同じ名前の仮想L-Serverが存在しないようにしてください。

67268

FJSVrcx:ERROR:67268:filename:no such file or directory

【Cloud Edition】

意味

filenameで指定されたファイルまたはフォルダーが存在しません。

対処

存在するファイルまたはフォルダーを指定してください。

CSV設定ファイルのファイル名には、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")以外の文字を使っていないか確認してください。

69133

FJSVrcx:ERROR:69133:operation not possible because power is OFF

【Cloud Edition】

意味

VMゲストが電源off状態のため、仮想L-Serverへの取り込みがキャンセルされます。

対処

VMゲストの電源をONにしてしばらく待ってから再実行してください。