ここでは、以下のVMホストを管理対象サーバとして登録するための定義ファイルについて説明します。
VMware ESXi
Citrix XenServer
以下の2つの定義ファイルを作成します。
目的
VMホストに対して本製品のエージェントをインストールせずに本製品で管理するために必要な定義ファイルです。
本定義を行って登録したVMホストでは、VM製品からサーバの状態やハードウェアの構成情報(CPUコア総数、CPU周波数、メモリ容量など)を取得します。
なお、登録後に定義ファイルを変更しても、その変更は有効になりません。
定義ファイルの書式
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
ポイント
上記の格納場所には、定義ファイルのサンプル(server_control.sample.rcxprop)が格納されています。サンプルを流用する場合、ファイルの内容を変更したあと、ファイル名に含まれる".sample"を削除して配置してください。
server_control.rcxprop
【Windowsマネージャー】
UTF-8
【Windowsマネージャー】
CR/LF
定義ファイルの1行目は、必ず以下を記述します。
ServerControl,V1.1 |
定義ファイルでは、1行に1台のサーバ名を記述します。
2台以上のサーバを定義する場合、改行して記述します。
各行は、以下の形式で記述します。
physical_server, ipmi |
同じ物理サーバ名を重複して記載した場合もエラーにはなりません。
コメントは、先頭文字をシャープ("#")で記述します。
管理対象サーバ登録時に入力する、物理サーバ名を記述します。
先頭文字を英字とし、半角英数字とハイフン("-")で構成された15文字以内の文字列で記述します。
"false"を指定してください。
例
定義ファイルの例を以下に示します。
ServerControl,V1.1 |
目的
IPMI通信ができない物理サーバの本製品への登録を有効化するファイルです。
定義ファイルの書式
以下の名前で空のファイルを作成してください。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\vm
register_ipmiless