L-Platform管理の操作ログについて説明します。
ログ名 | 説明 |
---|---|
vsys_audit_log | L-Platform管理の操作ログが出力されます。 |
ログの出力先は以下のとおりです。
ログ名 | 出力先フォルダー | 出力先ファイル | 出力先変更の可否(注2) |
---|---|---|---|
vsys_audit_log | 【Windowsマネージャー】 【Linuxマネージャー】 | vsys_audit_log.[n] (注1) | 変更可 |
注1) nは世代数です。
注2) 出力先の変更方法は、「16.1.2.2 出力先変更手順」を参照してください。
ログの出力先変更手順は以下のとおりです。
設定ファイルの該当する項目を編集します。
設定ファイル
ログ名 | 設定ファイル |
---|---|
vsys_audit_log | 【Windowsマネージャー】 【Linuxマネージャー】 |
設定項目
設定項目 | 説明 |
---|---|
File | ログファイルの出力先を設定します。 |
マネージャーを再起動します。
再起動方法は、「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。
ログのファイルサイズと世代数は以下のとおりです。
ログ名 | ファイルサイズ | 保存世代数(注1) | ファイルサイズ変更の可否(注2) | 保存世代数変更の可否(注2) |
---|---|---|---|---|
vsys_audit_log | 10MB | 10 | 変更可 | 変更可 |
注1) 保存世代数を超えた場合は、古い順から削除されます。
注2) ファイルサイズの変更方法は、「16.1.2.4 ファイルサイズ・保存世代数変更手順」を参照してください。
デフォルトの設定値の場合、10人が1日1時間利用したとして、50日程度保持されます。必要であれば、利用頻度に応じて、適切な間隔でバックアップしてください。
例
3世代分のファイルをバックアップする場合は、バックアップ対象ファイル名は以下のとおりです。
vsys_audit_log.1
vsys_audit_log.2
vsys_audit_log.3
ログのファイルサイズおよび保存世代数の変更手順は以下のとおりです。
設定ファイルの該当する項目を編集します。
設定ファイル
ログ名 | 設定ファイル |
---|---|
vsys_audit_log | 【Windowsマネージャー】 【Linuxマネージャー】 |
設定項目
設定項目 | 説明 |
---|---|
MaxFileSize | ログファイルのファイルサイズの上限を設定します。 |
MaxBackupIndex | ログファイルの保存世代数を設定します。 |
注1) 小数は指定しないでください。また、空欄は指定しないでください。
注2) ファイルサイズの上限は、ディスク容量を超えない値を設定してください。また、ファイルサイズの上限に小さすぎる値を設定すると、短期間でログが上書きされてしまうため、十分な値を設定してください。
マネージャーを再起動します。
再起動方法は、「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。
ログはCSV形式ファイルで、以下の項目が以下の順番で出力されます。
出力形式 |
---|
<操作日時>,<ユーザーID>,<テナント名>,<操作種別>,<パラメーター>,<操作結果> |
項目 | 説明 |
---|---|
操作日時 | YYYY-MM-DD HH:MM:SS.sss(ローカルタイム) |
ユーザーID | 操作を実行したユーザーのユーザーID |
テナント名 | 操作を実行したユーザーのテナント名 |
操作種別 | 操作内容を示す文字列(注) |
パラメーター | リクエストで指定されたパラメーター |
操作結果 | 成功時は"SUCCESS"、失敗時は"FAILURE" |
注) 操作種別は以下のとおりです。
操作種別 | 説明 |
---|---|
AccessControl#evaluate | アクセス権をチェックする。 |
AccessControl#getAuthority | ユーザーのリソース操作権限情報を取得する。 |
DeployMaster#delete | 構成保存情報を削除する。 |
DeployMaster#getDetail | 構成保存情報の詳細情報を取得する。 |
DeployMaster#getSaveList | 構成保存情報の一覧を取得する。 |
DeployMaster#getTemplate | L-Platformテンプレートから配備マスタを取得する。 |
DeployMaster#save | 構成保存情報を保存する。 |
DeployMaster#setStatus | 構成保存情報の状態を設定する。 |
Event#notify | サーバに起きたイベントを通知する。現状は電源状態の変更、マイグレーション、構成変更、プール情報を通知する。 |
EventLog#getList | イベントログの一覧を取得する。 |
Images#changeShow | イメージの表示可否を変更する。 |
Images#getDetail | イメージ情報の詳細情報を取得する。 |
Images#getList | イメージ一覧を取得する。 |
Images#getServerType | L-Serverテンプレートの一覧を取得する。 |
Images#register | イメージ情報を本製品に登録する。 |
Images#search | イメージ情報を検索する。 |
Images#unregister | イメージ情報を本製品から登録解除する。 |
Images#update | イメージ情報を更新する。 |
Network#addCategory | ネットワークリソースの種別を登録する。 |
Network#deleteCategory | ネットワークリソースの種別を削除する。 |
Network#getCategoryList | ネットワーク種別一覧を取得する。 |
Network#getList | ネットワーク一覧を取得する。 |
Network#getRulesetList | ルールセットの一覧を取得する。 |
Network#detailRuleset | ルールセットの詳細情報を取得する |
Parameters#delete | パラメーター情報を削除する。 |
Parameters#getDetail | パラメーター情報の詳細情報を取得する。 |
Parameters#getList | パラメーター情報の一覧を取得する。 |
Parameters#set | パラメーター情報を登録、更新する。 |
Softwares#create | ソフトウェア情報を登録する。 |
Softwares#delete | ソフトウェア情報を削除する。 |
Softwares#getDetail | ソフトウェアの詳細情報を取得する。 |
Softwares#getList | ソフトウェアの一覧を取得する。 |
Softwares#update | ソフトウェア情報を更新する。 |
Templates#changeShow | L-Platformテンプレートの表示可否を変更する。 |
Templates#deletePublic | L-Platformテンプレートを削除する。 |
Templates#getDetail | L-Platformテンプレートの詳細情報を取得する。 |
Templates#importPublic | L-Platformテンプレートを登録する。 |
Templates#search | L-Platformテンプレートを検索する。 |
Templates#updatePublic | テンプレートを更新する。 |
VDisk#getList | 既存ディスクの一覧を取得する。 |
VServer#addPatch | パッチ情報を登録する。 |
VServer#attach | 拡張ディスクを追加する。 |
VServer#backup | スナップショットを作成する。 |
VServer#cancelError | スナップショット、リストアのエラー状態を解除する。 |
VServer#changeSpec | サーバの性能を変更する。 |
VServer#cloning | 配備済みサーバからクローニングイメージを採取する。 |
VServer#create | サーバを追加する。 |
VServer#deletePatch | パッチ情報を削除する。 |
VServer#detach | 拡張ディスクを削除する。 |
VServer#getBackupList | スナップショットのリストを取得する。 |
VServer#getInitPW | サーバの初期パスワードを取得する。 |
VServer#release | サーバを返却する。 |
VServer#removeBackup | スナップショットを削除する。 |
VServer#restore | サーバをリストアする。 |
VServer#search | サーバ情報を取得する。 |
VServer#start | サーバを起動する。 |
VServer#stop | サーバを停止する。 |
VSYS#addNetwork | L-Platformにセグメントを追加する。 |
VSYS#changeOrg | L-PlatformのユーザーID、テナント名を変更する。 |
VSYS#convertFolder | Systemwalker Software Configuration Manager V14.1で配備したシステムを本製品のL-Platformに変換する。 |
VSYS#delete | 削除に失敗するなどして、[リソース]タブにのみ残ったL-Platformを削除する。 |
VSYS#deleteLServer | L-Platformに含まれるサーバをL-Platformから解除する。 |
VSYS#deleteNetwork | L-Platformからセグメントを削除する。 |
VSYS#deploy | L-Platformを配備する。 |
VSYS#flowCancel | 配備または構成変更の申請をキャンセルする。 |
VSYS#flowCancelRetry | 構成保存のフローをキャンセル後、再度申請をする。 |
VSYS#flowDeploy | L-Platformを配備する。(フロー用。承認後操作なし) |
VSYS#flowEnableDeploy | L-Platformを配備する。(フロー用。承認後操作あり) |
VSYS#flowEnableRelease | L-Platformを一括返却する。(フロー用。承認後操作あり) |
VSYS#flowEnableUpdate | L-Platformを構成変更する。(フロー用。承認後操作あり) |
VSYS#flowError | 配備または構成変更の申請フローがエラーとなった際の後処理を実行する。 |
VSYS#flowForward | 配備または構成変更の申請をする。 |
VSYS#flowRejectApplication | 配備申請を却下する。 |
VSYS#flowRelease | L-Platformを一括返却する。(フロー用。承認後操作なし) |
VSYS#flowReleaseApplication | L-Platformを返却申請する。 |
VSYS#flowReleaseForward | 返却申請を回送完了状態にする。 |
VSYS#flowSaveCancel | 配備または構成変更の申請をキャンセルする。 |
VSYS#flowUpdate | L-Platformを構成変更する。(フロー用。承認後操作なし) |
VSYS#getConfigurations | 定義情報を取得する。 |
VSYS#getCurrency | 商品通貨情報を取得する。 |
VSYS#getDetail | L-Platformの詳細情報を取得する。 |
VSYS#getHostnameCounter | ホスト名連番カウンタの一覧を取得する。 |
VSYS#getList | L-Platformの一覧を取得する。 |
VSYS#getLoginDate | RORコンソールにログイン後、[L-Platform]タブを表示した日時を取得する。 |
VSYS#getOperationLNetDevResult | サーバロードバランサーの運用操作ログを取得します。 |
VSYS#getPoolList | リソースプールの一覧を取得する。 |
VSYS#getTask | タスク情報を取得する。 |
VSYS#getTenantList | テナントの一覧を取得する。 |
VSYS#importLServer | リソース管理上のL-ServerをL-Platformに取り込む。 |
VSYS#lock | L-Platformをロックする。 |
VSYS#operateLNetDev | サーバロードバランサーの運用操作を実行する。 |
VSYS#recoverDisk | ディスクをリカバリーする。 |
VSYS#recoverNet | ネットワークセグメントをリカバリーする。 |
VSYS#recoverNic | NICをリカバリーする。 |
VSYS#recoverServer | サーバをリカバリーする。 |
VSYS#recoverSystem | L-Platformをリカバリーする。 |
VSYS#release | L-Platformを一括返却する。 |
VSYS#resetHostnameCounter | ホスト名連番カウンタをリセットする。 |
VSYS#setChangeInfo | L-Platform名、サーバ名、サーバスペックをリカバリーする。 |
VSYS#setDisplayStatus | L-Platformのステータスを変更する。 |
VSYS#setLoginDate | RORコンソールにログイン後、[L-Platform]タブを表示した日時を更新する。 |
VSYS#setRecoverInfo | リソースIDおよびディスク番号をリカバリーする。 |
VSYS#setServerStatus | サーバの状態をリカバリーする。 |
VSYS#setUndeploy | L-Platform、サーバ、ディスクを返却済みのステータスに変更する。 |
VSYS#start | L-Platform内のサーバを一括起動する。 |
VSYS#startServers | 複数テナントのサーバを一括起動する。 |
VSYS#stop | L-Platform内のサーバを一括停止する。 |
VSYS#stopServers | 複数テナントのサーバを一括停止する。 |
VSYS#syncServerStatus | サーバの電源状態を一括同期化します。 |
VSYS#syncSpec | サーバの性能情報を実体と同期化する。 |
VSYS#unlock | L-Platformのロックを解除する。 |
VSYS#update | L-Platformを構成変更する。 |
VSYS#updateLNetDev | ファイアーウォール、サーバロードバランサーのパラメーター設定を更新する。 |
VSYS#updateRemarks | 配備後のL-Platformの備考欄の入力値を変更する。 |