マネージャーは、管理サーバを起動することで、自動的に起動します。
ここでは、マネージャーを意図的に起動、停止する方法、および起動状態の確認方法について説明します。
【Windowsマネージャー】
マネージャーは、以下のWindowsのサービスから構成されています。
マネージャー本体
Resource Coordinator Manager
Resource Coordinator Task Manager
Resource Coordinator Web Server(Apache)
Resource Coordinator Sub Web Server(Mongrel)
Resource Coordinator Sub Web Server(Mongrel2)
Resource Coordinator Sub Web Server(Mongrel3)
Resource Coordinator Sub Web Server(Mongrel4)
Resource Coordinator Sub Web Server(Mongrel5)
Resource Coordinator DB Server(PostgreSQL)
ServerView Resource Orchestrator Service Catalog Manager DB Service(Dashboard)
ServerView Resource Orchestrator Service Catalog Manager DB Service(Charging)
ServerView Resource Orchestrator Service Catalog Manager DB Service(IBPMF)
ServerView Resource Orchestrator Service Catalog Manager REST Service(Charging)
ServerView Resource Orchestrator BPM Analytics eRule Engine
ServerView Resource Orchestrator SQC DCM
SVRORHTTPServer(RCXCF-API)
SVRORHTTPServer(RCXCF-VSYS)
SVRORHTTPServer(RCXCT-acnt)
SVRORHTTPServer(RCXCT-DSB)
SVRORHTTPServer(RCXCT-ext)
SVRORHTTPServer(RCXCT-ext2)
SVRORHTTPServer(RCXCT-int)
FUJITSU PCMI(isje6-STFCTMGFJJE)
関連サービス
Deployment Service
TFTP Service
PXE Services
DHCP Server (注)
Shunsaku Conductor cmdbc
Shunsaku Director contents
Shunsaku Director metadata
Shunsaku Searcher cmdbs01
Shunsaku Searcher cmdbs02
Shunsaku Searcher cmdbs03
Shunsaku Sorter cmdbo01
注) 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバが存在する場合に必要です。
Windowsのコントロール パネルで[管理ツール]から[サービス]を開き、[サービス]画面で、それぞれのサービス状態を確認できます。
サービスの起動と停止は、rcxmgrctlコマンドのstart、stopサブコマンドを使用します。
本コマンドを使用することで、マネージャー本体と関連サービスをまとめて起動、停止できます。
コマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.19 rcxmgrctl」を参照してください。
なお、クラスタ運用におけるサービスの起動と停止は、フェールオーバー クラスタ管理ツリーで、マネージャー用の"サービスまたはアプリケーション"を右クリックし、表示されたメニューで[このサービスまたはアプリケーションをオンラインにする(B)]または[このサービスまたはアプリケーションをオフラインにする(T)]を選択します。
【Linuxマネージャー】
マネージャーは、以下のLinuxのサービスから構成されています。
マネージャー本体
rcvmr
また、本サービスは以下のデーモンから構成されています。
rcxmanager
rcxtaskmgr
rcxmongrel1
rcxmongrel2
rcxmongrel3
rcxmongrel4
rcxmongrel5
rcxhttpd
FJSVrcxct
FJSVctchg
FJSVctdsb
FJSVctmgibpmf
FJSVctdsb-sqcdcm
FJSVpcmiisje6-STFCTMGFJJE
FJSVcmdbshun
データベース(PostgreSQL)
rcxdb
関連サービス
scwdepsvd
scwpxesvd
scwtftpd
dhcpd (注)
注) 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバが存在する場合に必要です。
以下のように、serviceコマンドでそれぞれのサービス状態を確認できます。
# service rcvmr status <RETURN> |
サービスの起動と停止は、rcxmgrctlコマンドのstart、stopサブコマンドを使用します。
本コマンドを使用することで、マネージャー本体と関連サービスをまとめて起動、停止できます。
コマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.19 rcxmgrctl」を参照してください。
なお、クラスタ運用におけるサービスの起動と停止は、クラスタシステムの運用管理ビュー(Cluster Admin)を使用して行います。
詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
注意
管理LAN上でServerView Deployment Managerを使用する場合、本製品の関連サービスは自動的に無効になります。ServerView Deployment Managerと衝突することを防ぐために、これらのサービスは決して起動させないでください。詳細は、「導入ガイド CE」の「I.2 ServerView Deployment Managerとの共存」を参照してください。
マネージャーを構成するサービスのうち、一部を停止した状態では運用できません。必ず、すべてのサービスが動作している状態で運用してください。
マネージャー起動時に、ケーブルが抜けているなどの理由で管理LANによる通信ができない状態になっていると、PXE Servicesが自動的に起動しない場合があります。PXE Servicesが停止していた場合、管理LANのネットワークインターフェースを調査し、外部と通信できることを確認してください。
通信できなかった場合、管理LANを復旧したあとに、再度マネージャーを起動してください。
Basicモードの場合、マネージャー本体サービスは以下のとおりです。
Basicモードの場合でも、サービスを起動、停止する方法や、サービスの状態を確認する方法は同じです。
【Windowsマネージャー】
マネージャー本体
Resource Coordinator Manager
Resource Coordinator Task Manager
Resource Coordinator Web Server(Apache)
Resource Coordinator Sub Web Server(Mongrel)
Resource Coordinator Sub Web Server(Mongrel2)
Resource Coordinator DB Server(PostgreSQL)
【Linuxマネージャー】
マネージャー本体
rcvmr
また、本サービスは以下のデーモンから構成されています。
rcxmanager
rcxtaskmgr
rcxmongrel1
rcxmongrel2
rcxhttpd