エージェントは、管理対象サーバを起動することで、自動的に起動します。
ここでは、エージェントを意図的に起動、停止する方法、および起動状態の確認方法について説明します。
注意
ServerView Deployment Managerとマネージャーが管理LAN上で共存する場合、ServerView Deployment Managerと衝突することを防ぐために、関連サービスはアンインストールされます。
【Windows】【Hyper-V】
エージェントは、以下のWindowsサービスから構成されています。
エージェント本体
Resource Coordinator Agent
関連サービス
Deployment Agent
ServerView Resource Orchestrator SQC DCM
Windowsのコントロール パネルで[管理ツール]から[サービス]を開き、[サービス]画面で、それぞれのサービス状態を確認できます。
以下にサービスの起動と停止方法を説明します。
エージェント本体
rcxadm agtctlコマンドのstart、stopサブコマンドを使用し、エージェント本体を構成するサービスをまとめて起動、停止します。
コマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.3 rcxadm agtctl」を参照してください。
関連サービス
Windowsのコントロール パネルで[管理ツール]から[サービス]を開き、[サービス]画面で、以下のサービスを起動または停止させてください。
Deployment Agent
ServerView Resource Orchestrator SQC DCM
【Linux】【VMware】【Xen】【KVM】
エージェントは、以下のサービスから構成されています。
エージェント本体
関連サービス
Deployment Agent
VMware vSphere 4.0以降は、バックアップ・リストアとクローニングの機能が利用できないため、Deployment Agentは自動起動しません。また、起動する必要もありません。
【Linux】
ServerView Resource Orchestrator SQC DCM
以下のコマンドを実行し該当するプロセスが表示される場合、エージェントが起動していると判断できます。
エージェント本体
# /bin/ps -ef | grep FJSVssagt <RETURN> |
関連サービス
# /bin/ps -ef | grep scwagent <RETURN> |
ServerView Resource Orchestrator SQC DCMのサービスの状態を確認する場合、以下のコマンドを実行してください。
# /etc/rc0.d/K00FJSVctdsb-sqcdcm<RETURN> |
以下にサービスの起動と停止方法を説明します。
エージェント本体
rcxadm agtctlコマンドのstart、stopサブコマンドを使用し、エージェント本体を構成するサービスをまとめて起動、停止します。
コマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.3 rcxadm agtctl」を参照してください。
関連サービス
以下のコマンドを実行しサービスを起動または停止させてください。
Red Hat Enterprise Linux 5およびRed Hat Enterprise Linux 6の場合
起動
# /etc/init.d/scwagent start <RETURN> # /etc/rc2.d/S99FJSVctdsb-sqcdcm start <RETURN> |
停止
# /etc/init.d/scwagent stop <RETURN> # /etc/rc0.d/K00FJSVctdsb-sqcdcm stop <RETURN> |
Red Hat Enterprise Linux 7の場合
起動
# systemctl start scwagent.service <RETURN> # /etc/rc2.d/S99FJSVctdsb-sqcdcm start <RETURN> |
停止
# systemctl stop scwagent.service <RETURN> # /etc/rc0.d/K00FJSVctdsb-sqcdcm stop <RETURN> |
【Solaris】【Solarisゾーン】【OVM for SPARC】
エージェントは、以下のサービスから構成されています。
エージェント本体
以下のコマンドを実行し該当するプロセスが表示される場合、エージェントが起動していると判断できます。
# /bin/ps -ef | grep FJSVrcvat <RETURN> |
以下にサービスの起動と停止方法を説明します。
rcxadm agtctlコマンドのstart、stopサブコマンドを使用し、エージェント本体を構成するサービスをまとめて起動、停止します。
コマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.3 rcxadm agtctl」を参照してください。