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Interstage Application Server V12.0.0 リファレンスマニュアル(コマンド編)
FUJITSU Software

2.10 isstop

名前

isstop  -  Interstageの停止

形式

isstop [-c|-f|-f -s] [-t 停止監視時間]

機能説明

isstopコマンドは、Interstageを停止します。

本コマンドは、以下のサービスを停止します。

本コマンドの停止対象サービスは、isstatコマンドまたは、Interstage管理コンソールの[システム] > [状態]の“詳細”表示で確認できます。

また、本コマンドの実行により停止するサービスは、指定するオプションにより異なります。強制停止する場合は、-c、-f、または“-f -s”オプションを指定してください。

isstopコマンドのオプションを以下に説明します。

オプションなし

起動サービス通常停止モードです。

リソース管理プログラム、およびInterstageを構成する一部のサービスを通常停止します。停止するInterstageのサービス名については、“指定オプションに対する各サービスの動作”を参照してください。

-c

起動サービス強制停止モードです。

起動中のワークユニット、リソース管理プログラム、およびInterstageを構成する一部のサービスを強制停止します。停止するInterstageのサービス名については、“指定オプションに対する各サービスの動作”を参照してください。

Enterprise Editionデータベース連携サービスは、トランザクション処理中でも強制的に停止されるため、強制停止後のデータベース連携サービス再起動時に未解決トランザクションがあった場合、リカバリ処理を行います。

-f

全強制停止モードです。

起動中のワークユニット、リソース管理プログラム、およびInterstageを構成するすべてのサービスを強制停止します。停止するInterstageのサービス名については、“指定オプションに対する各サービスの動作”を参照してください。

なお、Windows(R)版では、isinitコマンドを使用してInterstage HTTP Serverを初期化していない場合でも、強制停止します。

-f -s

全強制停止モードです。

起動中のワークユニット、リソース管理プログラム、およびInterstageを構成するすべてのサービスを強制停止します。停止するInterstageのサービス名については、“指定オプションに対する各サービスの動作”を参照してください。

なお、-fオプションと-sオプションを同時に指定すると、isinitコマンドを使用してInterstage HTTP Serverを初期化していない場合は、強制停止しません。

-t 停止監視時間

停止監視時間を秒で指定します。指定可能な値は、300~3600です。本オプションを省略すると、停止監視時間として300秒が設定されます。
停止監視時間を超えてもInterstageが停止しない場合には、異常が発生したとみなされ、iscollectinfoコマンドで自動的に調査資料を採取したあと、エラーメッセージis20270が出力されます。

指定オプションに対する各サービスの動作

指定オプションに対する各サービスの動作について以下に説明します。

サービス名

指定オプション

指定なし

-c

-f -s

-f

CORBAサービス

×

×

○(強制)

○(強制)

インタフェースリポジトリサービス(標準インタフェース用)

×

×

○(強制)

○(強制)

Enterprise Edition
インタフェースリポジトリサービス(Valueインタフェース用)

×

×

○(強制)

○(強制)

ネーミングサービス

×

×

○(強制)

○(強制)

Enterprise Edition

ロードバランスオプション

×

×

○(強制)

○(強制)

Enterprise Edition
イベントサービス

×

×

○(強制)

○(強制)

コンポーネントトランザクションサービス

○(通常)

○(強制)

○(強制)

○(強制)

Enterprise Edition
データベース連携サービス

○(通常)

○(強制)

○(強制)

○(強制)

Interstage HTTP Server

△(強制)

△(強制)

△(強制)

○(強制)


サービス名

指定オプション

指定なし

-c

-f

CORBAサービス

×

×

○(強制)

インタフェースリポジトリサービス(標準インタフェース用)

×

×

○(強制)

Enterprise Edition
インタフェースリポジトリサービス(Valueインタフェース用)

×

×

○(強制)

ネーミングサービス

×

×

○(強制)

Enterprise Edition

ロードバランスオプション

×

×

○(強制)

Enterprise Edition
イベントサービス

×

×

○(強制)

コンポーネントトランザクションサービス

○(通常)

○(強制)

○(強制)

Enterprise Edition
データベース連携サービス

○(通常)

○(強制)

○(強制)

Interstage HTTP Server

△(強制)

△(強制)

△(強制)

○:停止する
△:Interstage運用環境にサービスが追加されている場合に停止する
×:停止しない

注意事項