イベントライブラリでは、以下のクラスを提供します。
項番 クラス名称 |
クラス名
Swrba_event
メソッド一覧
メソッド | 意味 |
String event_confirm(String hostname, | イベント監視を行っている運用管理製品のイベントDBからイベント発生を確認します。 イベント発生の確認に成功した場合、イベントDBの検索結果を返します。 イベント発生の確認に失敗した場合、例外を返します。 |
String event_ updatestatus(String hostname, | イベント監視を行っている運用管理製品のイベントDB内のイベントの状態を変更します。 イベントの状態変更に成功した場合、"Success"を返します。 イベントの状態変更に失敗した場合、例外を返します。 |
Integer return_code() | イベントの発生確認・状態変更の結果の復帰値を返します。 |
入力情報
hostname ホスト名もしくはIPアドレスを指定します。
eventmessage イベント発生確認でイベントを検索する文字列を指定します。
startdate イベント発生確認を行う起点となる年月日をYYYYMMDD形式で指定します。
starttime イベント発生確認を行う起点となる時間をhhmmss形式で指定します。
enddate イベント発生確認を行う終点となる年月日をYYYYMMDD形式で指定します。
endtime イベント発生確認を行う終点となる時間をhhmmss形式で指定します。
targethostname イベント発生元ホスト名を指定します。
extendedoptions 連携するコマンドに渡す、起点・終点となる時間、イベント発生ホスト名以外のオプションと そのパラメーターを指定します。
eventnumber 状態を変更するイベント番号を指定します。
eventstatus 変更後の状態を指定します。
mwtype イベント監視を行っている運用管理製品名を指定します。
mwinstalledpath イベント監視を行っている運用管理製品のインストールディレクトリのパス名を指定します。
ostype イベント監視を行っているサーバのOS種別を指定します。 Windows、Linuxを指定します。
username サーバのホストへSSHを利用して接続するユーザー名を指定します。
ファイル転送基盤を利用して接続する場合は、接続ユーザー名は以下のようになり 変更できません。このため、ユーザー名を指定しても無効になります。 ・業務サーバがWindowsの場合: システムユーザー
・業務サーバがLinuxの場合: root password サーバのホストへSSHを利用して接続するユーザーのパスワードを指定します。
ファイル転送基盤を利用して接続する場合は、パスワードを指定しても無効になります。
execusername 処理を実行するユーザー名を指定します。
hostnameに指定したホストがWindowsで、ファイル転送基盤を利用して接続する場合は、 システムユーザーで実行します。このため、ユーザー名を指定しても無効になります。 execpassword 本ライブラリではexecpasswordの値を使用しません。 execpasswordの値を指定した場合、無効となります。
注意事項
本ライブラリは、hostnameに管理サーバ以外の情報を入力した場合、ファイル転送基盤またはSSHを利用して動作を実現しています。少なくともどちらか片方では通信可能となるように設定してください。各通信方法の注意事項については、“3.17 各通信方法の注意事項”を参照してください。
接続ユーザーと実行ユーザーが異なる場合、“3.17.7 接続ユーザーと実行ユーザーが異なる場合の注意事項”を参照してください。
各入力情報には、半角カナ文字および以下の記号は使用しないでください。半角カナ文字および以下の記号を使用すると、メソッドの実行に失敗する場合があります。
“~”、“£”、“―”、“∥”、“¢”、“¬”、“ ̄”、“¥”、“〃”
業務サーバにRBAエージェントが未導入の場合は、eventmessageに日本語を指定すると操作結果は保証されません。日本語を指定する場合は業務サーバにRBAエージェントを導入してください。
格納場所
Windows | <インストールパス>\SWRBAM\rbaope\bin\parts\lib\standard\swrba_event.rb |
Linux、 | /opt/FJSVswrbam/rbaope/bin/parts/lib/standard/swrba_event.rb |