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ServerView Resource Orchestrator V3.2.0 メッセージ集
FUJITSU Software

4.2.2 627XX系

ここでは、627XX系のメッセージについて説明します。

62700

FJSVrcx:ERROR:62700:name:virtual switch creation failed on server server (code)

【Cloud Edition】

意味

サーバserver上での仮想スイッチname作成が失敗しました。

対象サーバがHyper-Vの場合は、仮想スイッチを仮想ネットワークに読み替えてください。

対処

codeに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "15"、"1511"の場合

    管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    Hyper-VでIntel PROSetを使用している場合、「導入ガイド CE」の「8.3.11 Hyper-V利用時の注意点」を参照してください。

  • "16"、"1524"、"1525"の場合

    VMホストが見つかりません。

    RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

  • "100"、"115"、"1512"、"1526"、"1527"、"1528"、"1529"、"1531"の場合

    登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。

    VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。

    ログインアカウント情報の変更については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

    また、Hyper-VでIntel PROSetを使用している場合、「導入ガイド CE」の「8.3.11 Hyper-V利用時の注意点」も確認してください。

  • "101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"、"1509"の場合

    管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

  • "113"、"1510"の場合

    登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。

    ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

    ログインアカウント情報の変更については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

  • "511"、"1530"、"1532"、"1533"、"1534"、"1600"の場合

    VMホスト/VM管理製品の物理ネットワークアダプター、および仮想スイッチが、仮想スイッチを作成できる構成になっていないため、仮想スイッチ作成に失敗しています。「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「14.3 ネットワークリソース」を参照し、VMホスト/VM管理製品の物理ネットワークアダプター、および仮想スイッチの構成を確認してください。

    Hyper-VでIntel PROSetを使用している場合、「導入ガイド CE」の「8.3.11 Hyper-V利用時の注意点」を参照してください。

  • "513"の場合

    仮想スイッチに接続する物理ネットワークアダプターが、ほかの仮想スイッチで使用されているため、仮想スイッチの作成に失敗しています。VM管理製品からVMホストのネットワーク設定を確認してください。

  • "514"、"515"の場合

    管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

  • "1599"の場合

    管理サーバの要求に対して、VMホストまたはVM管理製品からの応答が不正のため、仮想スイッチの作成に失敗しました。VMホストまたはVM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    Hyper-VでIntel PROSetを使用している場合、「導入ガイド CE」の「8.3.11 Hyper-V利用時の注意点」を参照してください。

  • "1602"の場合

    すでに同じ仮想スイッチ名が存在しているため、仮想スイッチの作成に失敗しています。VMホスト/VM管理製品の仮想スイッチ名を変更してください。

ネットワーク設定の自動化をサポートする構成パターンとは異なるネットワーク構成にてネットワークリソースを作成する場合、ネットワークの手動設定にてネットワークリソースを作成してください。

なお、本構成でネットワークリソースを作成する場合、ネットワークリソースを定義したXMLファイルのNetworkタグに、auto="false"を指定し、再操作してください。

ネットワークリソースを定義したXMLファイルの作成、およびNetworkタグについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.6.1 作成」を参照してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはcodeに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


62701

FJSVrcx:ERROR:62701:name:virtual switch deletion failed on server server (code)

【Cloud Edition】

意味

サーバserver上での仮想スイッチname削除が失敗しました。

  • 対象サーバがHyper-Vの場合

    仮想スイッチとは、Hyper-Vの仮想ネットワークを指します。

対処

codeに表示された内容に従って、対処を行ってください。

なお、サーバserver上に仮想スイッチnameが残っているため、使用状況の確認後、VM管理ソフトウェアから操作し、仮想スイッチを削除してください。

  • "15"、"1511"の場合

    管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

  • "16"、"1524"、"1525"の場合

    VMホストが見つかりません。

    RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

  • "100"、"115"、"1512"の場合

    登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。

    VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。

    ログインアカウント情報の変更については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

  • "101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"、"1509"の場合

    管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

  • "113"、"1510"の場合

    登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。

    ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

    ログインアカウント情報の変更については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

  • "520"の場合

    仮想スイッチの削除に失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してください。

  • "522"の場合

    仮想スイッチが使用中のため、仮想スイッチの削除に失敗しています。仮想スイッチを使用しない場合、VM管理ソフトウェアから操作し、仮想スイッチを削除してください。

  • "523"、"524"の場合

    管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはcodeに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


62702

FJSVrcx:ERROR:62702:name:virtual network creation failed on server server (code)

【Cloud Edition】

意味

サーバserver上での仮想ネットワークname作成が失敗しました。

対象サーバがVMwareの場合は、仮想ネットワークを仮想スイッチ上のポートグループに読み替えてください。

対処

code表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "15"の場合

    管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

  • "16"の場合

    VMホストが見つかりません。

    RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

  • "100"、"115"の場合

    登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。

    VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。

    ログインアカウント情報の変更については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

  • "101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"の場合

    管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

  • "113"の場合

    登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。

    ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

    ログインアカウント情報の変更については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

  • "610"の場合

    すでに同じ仮想ネットワーク名が存在しているため、仮想ネットワークの作成に失敗しています。VMホスト/VM管理製品の仮想ネットワーク名を変更してください。

  • "611"の場合

    仮想ネットワークの作成に失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

  • "613"の場合

    仮想ネットワークに接続する仮想スイッチが存在していないため、仮想ネットワークの作成に失敗しています。VMホスト/VM管理製品の仮想スイッチを確認してください。

  • "614"、"615"の場合

    管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはcodeに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


62703

FJSVrcx:ERROR:62703:name:virtual network deletion failed on server server (code)

【Cloud Edition】

意味

サーバserver上での仮想ネットワークname削除が失敗しました。

  • 対象サーバがVMwareの場合

    仮想ネットワークとは仮想スイッチ上のポートグループを指します。

対処

codeに表示された内容に従って、対処を行ってください。

なお、サーバserver上に仮想ネットワークnameが残っているので、使用状況の確認後、VM管理ソフトウェアから操作し、仮想ネットワークを削除してください。

  • "15"の場合

    管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

  • "16"の場合

    VMホストが見つかりません。

    RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

  • "100"、"115"の場合

    登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。

    VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。

    ログインアカウント情報の変更については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

  • "101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"の場合

    管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

  • "113"の場合

    登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。

    ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

    ログインアカウント情報の変更については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

  • "620"の場合

    仮想ネットワークの削除に失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してください。

  • "622"の場合

    仮想ネットワークがVMゲストにより使用中のため、仮想ネットワークの削除に失敗しています。仮想ネットワークを使用しない場合、VM管理ソフトウェアから操作し、仮想ネットワークを削除してください。

  • "623"、"624"の場合

    管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはcodeに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


62704

FJSVrcx:ERROR:62704:name:virtual switch not found on server server

【Cloud Edition】

意味

サーバserver上で使用していた仮想スイッチnameが見つかりません。

対処

VM管理ソフトウェアから操作し、対象の仮想スイッチを復元してから、再操作してください。

なお、仮想スイッチは対応するネットワークリソースの外部接続ポートの指定により、適切な物理ネットワークアダプターに接続する必要があります。詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「14.3 ネットワークリソース」を参照してください。

また、L-Serverに対する、NIC追加操作または接続先ネットワーク変更操作で出力された場合、VMホストが保守モードになっていないことを確認してください。VMホストが保守モードになっている場合、解除してから再実行してください。


62705

FJSVrcx:ERROR:62705:name:virtual network not found on server server

【Cloud Edition】

意味

サーバserver上で使用していた仮想ネットワークnameが見つかりません。

対処

VM管理ソフトウェアから操作し、対象の仮想ネットワークを復元してから、再操作してください。

  • 仮想ネットワークnameがネットワークリソース名と同じ場合

    ネットワークリソースのVLAN IDをGUIで確認し、同じVLAN IDを仮想ネットワークに設定してください。

  • 仮想ネットワークnameがネットワークリソース名と同じではない場合

    サーバserver上に事前に作成した仮想ネットワークと同じものを作成してください。

  • 対象サーバがVMwareの場合

    仮想ネットワークとは仮想スイッチ上のポートグループを指します。


62706

FJSVrcx:ERROR:62706:virtual network name(vlanid1) already set vlanid2 and exist

【Cloud Edition】

意味

vlanid1を設定した仮想ネットワークnameを作成しようとしましたが、すでにvlanid2が設定された仮想ネットワークnameが存在しています。

対処

登録済みのVMホストサーバ上で、作成済みのvlanid2を設定した仮想ネットワークnameを削除するか、仮想ネットワークの名称を変更してから、再操作してください。

  • 対象サーバがVMwareの場合

    仮想ネットワークとは仮想スイッチ上のポートグループを指します。


62707

FJSVrcx:ERROR:62707:some virtual network that sets vlanid exists. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

同一のvlanidが設定された仮想ネットワークが複数存在しています。

対象サーバがVMwareの場合は、仮想ネットワークをポートグループに読み替えてください。

以下の操作が行われた可能性があります。

  • 同じvlanidで、仮想ネットワーク名が異なる仮想ネットワークをVM管理製品上で作成

  • 本製品から自動設定された仮想ネットワークと同じvlanidを持つ、名前が異なる仮想ネットワークをVM管理製品上で作成

  • 本製品から自動設定された仮想ネットワークの名前を、VM管理製品上で変更

  • 本製品から自動設定された仮想ネットワークのvlanidを、VM管理製品上で変更

detailには、同一のvlanidが設定された仮想ネットワーク名が表示されます。

detailが複数ある場合は、カンマ(,)区切りで複数表示されます。

対処

detailの中で仮想ネットワーク名とvlanidの組み合わせが一意になるようにしてください。

仮想ネットワーク名は、大文字小文字を含めて一意にしてください。

対象サーバがVMwareの場合、サービスコンソールやVMkernelネットワークのポートグループに設定されているVLANと、仮想マシン用のポートグループに設定されているVLANが同一の場合、"VMware除外ポートグループ定義ファイル"の設定が必要になります。

詳細は、「設計ガイド CE」の「E.1.4 ネットワークの事前準備」の「ネットワーク自動設定の選択対象から除外するポートグループ定義を利用する場合」を参照してください。

また、複数のサーバ仮想化ソフトウェアを同一のマネージャーで使用している場合、他のサーバ仮想化ソフトウェア上の、仮想スイッチ、仮想ネットワークおよび仮想ブリッジの設定が影響している可能性があります。


62709

FJSVrcx:ERROR:62709:NIC(number) on server server not redundancy detail=(mac)

【Cloud Edition】

意味

サーバserver上のNIC(number)の組合せで、NICの冗長化が設定されていません。

numberには、仮想スイッチと接続するサーバのNICのindex番号が、カンマ区切りで表示されます。
macには、仮想スイッチと接続するサーバのNICのMACアドレス情報が、カンマ区切りで表示されます。

  • 対象サーバがHyper-Vの場合

    仮想スイッチとは、Hyper-V上の仮想ネットワークを指します。
    仮想スイッチ作成時、サーバserver上のNIC(number)と接続します。
    使用するNIC(number)が、事前に冗長化設定されていない可能性があります。

対処

  • 対象サーバがHyper-Vの場合

    サーバserver上のNIC(number)の組合せで、NICの冗長化設定を行ってください。

    すでにNICの冗長化設定を行っている場合、管理サーバとサーバserverの通信に失敗し、NICの冗長化の情報が取得できていない可能性があります。
    「メッセージ番号 67192」に記載されている説明を参照してください。

ネットワーク設定の自動化をサポートする構成パターンとは異なるネットワーク構成にてネットワークリソースを作成する場合、ネットワークの手動設定にてネットワークリソースを作成してください。

なお、本構成でネットワークリソースを作成する場合、ネットワークリソースを定義したXMLファイルのNetworkタグに、auto="false"を指定し、再操作してください。

ネットワークリソースを定義したXMLファイルの作成、およびNetworkタグについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.6.1 作成」を参照してください。


62710

FJSVrcx:ERROR:62710:name1:inconsistent virtual switch name name2 on NIC(number) in server server

【Cloud Edition】

意味

サーバserver上のNIC(number)に仮想スイッチname2が存在するため仮想スイッチname1が作成できません。

numberには、仮想スイッチと接続するサーバのNICのindex番号が、カンマ区切りで表示されます。

  • 対象サーバがHyper-Vの場合

    仮想スイッチとは、Hyper-Vの仮想ネットワークを指します。

対処

仮想スイッチname2を削除する、または仮想スイッチname2の名前を仮想スイッチname1に名前を変更してください。


62711

FJSVrcx:ERROR:62711:virtual switch name already exists on NIC expect NIC(number)

【Cloud Edition】

意味

NIC(number)以外のNIC上に、すでに仮想スイッチnameが存在します。

numberには、仮想スイッチと接続するサーバのNICのindex番号が、カンマ区切りで表示されます。

  • 対象サーバがHyper-Vの場合

    仮想スイッチとは、Hyper-Vの仮想ネットワークを指します。

対処

NIC(number)を除くインターフェース上に作成した仮想スイッチnameを削除する、または仮想スイッチの名前を変更してください。


62712

FJSVrcx:ERROR:62712:NICnumber is not connected to any of the external connection ports of the network resource name on the server server

【Cloud Edition】

意味

  • serverが物理サーバの場合

    ネットワークリソースnameで指定したスイッチの外部接続ポートと、NICnumberが接続されていません。

  • serverがVMホストの場合

    ネットワークリソースnameで指定したスイッチの外部接続ポートと、利用者により事前に手動で作成された仮想ネットワークが使用するNICnumberが接続されていません。

対処

  • serverが物理サーバの場合

    上記の原因に該当する内容を確認し、ネットワークリソースに接続できるNICを指定してください。

    • LANスイッチブレード PY CB Eth Switch 10/40Gb 18/8+2を使用している場合

      リソース詳細で表示されているFabric ID、Domain ID、Switch IDの値が、LANスイッチブレードに設定されている値と同じことを確認してください。
      値が異なる場合、LANスイッチブレードの設定をリソース詳細に合わせて変更してください。
      または、ネットワークリソースの外部接続ポートを削除したあと、LANスイッチブレードの削除、再登録を行うことでリソース詳細の表示を更新してください。
      リソース詳細の表示が正しく更新されていることを確認したあと、必要に応じて外部接続ポートを再設定してください。

  • serverがVMホストの場合

    上記の原因に該当する内容を確認し、仮想ネットワークを再作成してください。または、外部接続ポートを修正したうえでネットワークリソースを再作成してください。

    • LANスイッチブレード PY CB Eth Switch 10/40Gb 18/8+2を使用している場合

      serverが物理サーバの場合」と同様の対処を行ってください。


62717

FJSVrcx:ERROR:62717:Automatic Network Configuration does not support this configuration. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

対処

ネットワーク自動設定のサポート構成を確認し、原因を取り除いてください。

"different types of LAN switch blades model"の場合

ネットワークリソースの外部接続ポートに指定したLANスイッチブレードに、同一シャーシ内で異なるモデルの組合せmodelで選択されているものがあります。
modelには、LANスイッチブレードのモデル名がカンマ(",")区切りで出力されます。
ネットワークリソースの外部接続ポートに指定したLANスイッチブレードが、シャーシごとに同一モデルか確認してください。
LANスイッチブレードは、同一シャーシ内の以下の組合せ単位で同一モデルを使用する必要があります。

  • シャーシがBX900シリーズの場合

    • CB1とCB2

    • CB3とCB4

    • CB5とCB6

    • CB7とCB8

  • シャーシがBX600シリーズの場合

    • NET1とNET2

    • NET3とNET4

  • シャーシがBX400シリーズの場合

    • CB1とCB2

    • CB3とCB4

"Physical NIC team of virtual switch name on the server server is not supported"の場合

作成済みの仮想スイッチnameの物理NICのチーミング構成はサポートしていません。
仮想スイッチnameに物理NICが接続されていません。または、仮想スイッチnameに3つ以上の物理NICがチーミングされています。
サーバserver上の仮想ネットワークを再作成してください。

"Outside external port range:exdetail"の場合

ネットワークリソースに指定された外部接続ポートは、ネットワーク自動設定の範囲外です。
exdetailには、以下の情報が出力されます。
表示項目の情報が求められないことがあります。この場合、該当する項目は"-"で表示されます。

出力形式

(port=(外部接続ポート,LANスイッチブレード名)[/(...,...)],vmhost=配備先のVMホスト名,chassis=シャーシ名)

  • port

    ネットワークリソースに指定した外部接続ポート番号とLANスイッチブレード名がペアで出力されます。
    port情報を複数出力する場合、スラッシュ("/")区切りで出力されます。

  • vmhost

    配備先のVMホスト名が出力されます。

  • chassis

    シャーシ名が出力されます。

ネットワークリソースに指定した外部接続ポートが、同一シャーシ内の以下の組合せ単位で1つずつ選択しているか確認してください。
外部接続ポートが表示されない場合、L-Serverに接続するネットワークリソースをすべて確認してください。

  • シャーシがBX900シリーズの場合

    • CB1とCB2

    • CB3とCB4

    • CB5とCB6

    • CB7とCB8

  • シャーシがBX600シリーズの場合

    • NET1とNET2

    • NET3とNET4

  • シャーシがBX400シリーズの場合

    • CB1とCB2

    • CB3とCB4

詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.6 ネットワークリソースの登録」を参照し、指定した外部ポートの構成を確認してください。

"Combination of external ports:exdetail"の場合

ネットワークリソースに指定された外部接続ポートの組合せが、ネットワーク自動設定の構成外です。
exdetailには、以下の情報が出力されます。
表示項目の情報が求められないことがあります。この場合、該当する項目は"-"で表示されます。

出力形式

(port=(外部接続ポート,LANスイッチブレード名)[/(...,...)],vmhost=配備先のVMホスト名,chassis=シャーシ名)

  • port

    ネットワークリソースに指定した外部接続ポート番号とLANスイッチブレード名がペアで出力されます。
    port情報を複数出力する場合、スラッシュ("/")区切りで出力されます。

  • vmhost

    配備先のVMホスト名が出力されます。

  • chassis

    シャーシ名が出力されます。

ネットワークリソースに指定した外部接続ポートが、同一シャーシ内の以下の組合せ単位で1つずつ選択しているか確認してください。
外部接続ポートが表示されない場合、L-Serverに接続するネットワークリソースをすべて確認してください。

  • シャーシがBX900シリーズの場合

    • CB1とCB2

    • CB3とCB4

    • CB5とCB6

    • CB7とCB8

  • シャーシがBX600シリーズの場合

    • NET1とNET2

    • NET3とNET4

  • シャーシがBX400シリーズの場合

    • CB1とCB2

    • CB3とCB4

詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.6 ネットワークリソースの登録」を参照し、指定した外部ポートの構成を確認してください。

"Specified external port is not suitable for an existing composition:exdetail1,exdetail2"の場合

ネットワークリソースに指定した外部接続ポートが、作成済みのネットワークリソースで指定した外部接続ポートの構成と合っていません。
exdetail1には、作成しようとしたネットワークリソースとして、以下の情報が出力されます。
表示項目の情報が求められないことがあります。この場合、該当する項目は"-"で表示されます。

出力形式

(port=(外部接続ポート,LANスイッチブレード名)[/(...,...)],chassis=シャーシ名)

  • port

    ネットワークリソースに指定した外部接続ポート番号とLANスイッチブレード名がペアで出力されます。
    port情報を複数出力する場合、スラッシュ("/")区切りで出力されます。

  • chassis

    シャーシ名が出力されます。

exdetail2には、該当する事象の原因になった作成済みのネットワークリソースとして、以下の情報が出力されます。
表示項目の情報が求められないことがあります。この場合、該当する項目は"-"で表示されます。

出力形式

(port=(外部接続ポート,LANスイッチブレード名)[/(...,...)],vlanid=vlanid,chassis=シャーシ名)

  • port

    ネットワークリソースに指定した外部接続ポート番号とLANスイッチブレード名がペアで出力されます。
    port情報を複数出力する場合、スラッシュ("/")区切りで出力されます。

  • vlanid

    ネットワークリソースに指定したvlanidが出力されます。

  • chassis

    シャーシ名が出力されます。

ネットワークリソースに指定した外部接続ポートの構成が、作成済みのネットワークリソースで指定した外部接続ポートの構成と合っているか確認してください。
外部接続ポートが表示されない場合、L-Serverに接続する対象のネットワークリソースと作成済みのネットワークリソースをすべて確認してください。

"Not supported chassis:exdetail"の場合

使用するシャーシはサポートしていません。
exdetailには、以下の情報が出力されます。

出力形式

(model=シャーシのモデル名)

  • model

    シャーシのモデル名が出力されます。

使用するシャーシがサポートされているか確認してください。

"External port cannot connect to server:exdetail"の場合

配備先のVMホストと接続できる外部接続ポートがネットワークリソースに指定されていません。
exdetailには、以下の情報が出力されます。
表示項目の情報が求められないことがあります。この場合、該当する項目は"-"で表示されます。

出力形式

(vmhost=配備先のVMホスト名)

  • vmhost

    配備先のVMホスト名が出力されます。

配備先のVMホストと接続できる外部接続ポートがネットワークリソースに指定されているか確認してください。
配備しようとしたL-Serverに複数のネットワークリソースが接続している場合、すべてのネットワークリソースの外部接続ポートを確認してください。
配備先のVMホスト名が表示されない場合、L-Serverに接続するすべてのネットワークリソースの外部接続ポートを確認してください。

  • LANスイッチブレード PY CB Eth Switch 10/40Gb 18/8+2を使用している場合

    リソース詳細で表示されているFabric ID、Domain ID、Switch IDの値が、LANスイッチブレードに設定されている値と同じことを確認してください。
    値が異なる場合、LANスイッチブレードの設定をリソース詳細に合わせて変更してください。
    または、ネットワークリソースの外部接続ポートを削除したあと、LANスイッチブレードの削除、再登録を行うことでリソース詳細の表示を更新してください。
    リソース詳細の表示が正しく更新されていることを確認したあと、必要に応じて外部接続ポートを再設定してください。

"NIC is not recognized on the host:exdetail"の場合

ネットワークリソースで指定した外部接続ポートと接続できるサーバ上のNICが認識されません。
exdetailには、以下の情報が出力されます。

出力形式

(server=(サーバ名,物理結線情報のインデックス番号))

  • server

    配備先のサーバ名と認識されない配備先サーバ上のNIC番号が出力されます。

RORコンソールのサーバツリーから各サーバとLANスイッチブレードのポートの情報が正しく認識されているか確認してください。

"vmhost is not supported vm type"の場合

VMホストvmhostは自動設定をサポートしていないVM種別です。
ネットワーク自動設定の対象からVMホストvmhostを外して再度実行してください。

"vmhost is not supported vm type with rack mount server"の場合

VMホストvmhostはサーバ種別がブレードサーバの場合のみ自動設定をサポートしているVM種別です。
ネットワーク自動設定の対象からVMホストvmhostを外して再度実行してください。

"auto is false"の場合

指定されたネットワークリソースはauto属性が"false"です。
自動設定を行う場合、ネットワークリソース作成時にauto属性に"true"を設定してください。

"location of slots LAN switch blade mounted are not supported:exdetail"の場合

ネットワークリソースに指定しているLANスイッチブレードの外部接続ポートの構成要素として、CB1とCB2、CB3とCB4、CB5とCB6、CB7とCB8以外の組み合わせが搭載されています。
exdetailには、以下が表示されます。
port=(外部接続ポート,LANスイッチブレードもしくはイーサネット・ファブリックスイッチの名前)[/(...,...)],vmhost=配備先のVMホスト名,chassis=シャーシ名

イーサネット・ファブリックスイッチまたはLANスイッチブレードの外部接続ポートが指定された場合、イーサネット・ファブリックに含まれるLANスイッチブレードの構成要素として、内部接続ポートへのVLAN自動設定をサポートするLANスイッチブレードの組み合わせは、CB1とCB2、CB3とCB4、CB5とCB6、CB7とCB8です。これ以外の組み合わせを使用したい場合は、サーバNIC定義に物理NICの構成を定義してください。
または、外部接続ポートの指定箇所を見直してください。
サーバNIC定義については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.13 サーバNIC定義」を参照してください。

"External ports have to be specified"の場合

ネットワークリソースに外部接続ポートが指定されてません。
イーサネット・ファブリックスイッチを利用する場合、外部接続ポートを指定してください。

ネットワーク設定の自動化をサポートする構成パターンとは異なるネットワーク構成にてネットワークリソースを作成する場合、ネットワークの手動設定にてネットワークリソースを作成してください。

なお、本構成でネットワークリソースを作成する場合、ネットワークリソースを定義したXMLファイルのNetworkタグに、auto="false"を指定し、再操作してください。

ネットワークリソースを定義したXMLファイルの作成、およびNetworkタグについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.6.1 作成」を参照してください。


62718

FJSVrcx:ERROR:62718:The value of item, value, is invalid. file=filename

【Virtual Edition】

意味

filenameに表示された定義ファイルの指定値に誤りを検出したため、処理を中断しました。

  • filenameが"sparc_vm.rcxprop"の場合

    Solarisゾーン有効化定義ファイルの指定値に誤りがあります。

対処

  • filenameが"sparc_vm.rcxprop"の場合

    itemで表示された指定値に誤りがあります。指定値を見直し、定義を修正したあと、再操作してください。

【Cloud Edition】

意味

filenameに表示された定義ファイルの指定値に誤りを検出したため、処理を中断しました。

  • filenameがサーバNIC定義ファイルのXML定義の場合

    itemには、以下のどれかが表示されます。

    • "NIC index"の場合

      NICのインデックス番号に指定した値に誤りがあります。

    • "NIC redundant"の場合

      NICの現用/待機種別に指定した値に誤りがあります。

  • "PhysicalLANSegment name"の場合

    物理LANセグメント名に指定した値に誤りがあります。

  • filenameに"alive_monitoring"が含まれる場合

    生存監視の定義ファイルの指定値に誤りがあります。

  • filenameが"sparc_vm.rcxprop"の場合

    Solarisゾーン有効化定義ファイルの指定値に誤りがあります。

  • filenameがNSアプライアンス事前設定ファイルのXML定義の場合

    NSアプライアンス事前設定ファイルの指定値に誤りがあります。

対処

  • filenameがサーバNIC定義ファイルのXML定義の場合

    サーバNIC定義ファイルのXML定義の指定値を見直し、定義を修正したあと、再操作してください。

    itemに表示された内容に従って、対処を行ってください。

    • "NIC index"の場合

      NICのインデックス番号に指定した値を見直してください。

    • "NIC redundant"の場合

      NICの現用/待機種別に指定した値を見直してください。

    • "PhysicalLANSegment name"の場合

      物理LANセグメント名に指定した値を見直してください。

  • filenameに"alive_monitoring"が含まれる場合

    インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

    インフラ管理者は、「導入ガイド CE」の「8.1.7 生存監視の定義ファイル」を参照し、設定値を見直してください。

  • filenameが"sparc_vm.rcxprop"の場合

    itemで表示された指定値に誤りがあります。指定値を見直し、定義を修正したあと、再操作してください。

  • filenameがNSアプライアンス事前設定ファイルのXML定義の場合

    itemで表示された指定値に誤りがあります。指定値を見直し、定義を修正したあと、再操作してください。


62719

FJSVrcx:ERROR:62719:item is inconsistent with the XML attributes.(element=element). file=file_path

【Cloud Edition】

意味

file_pathで示されるXML定義のitemelement要素の属性値が不整合です。

対処

itemに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "file name"の場合

    file_pathで示されるXML定義のファイル名とelement要素の属性値との関係を見直してください。
    詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.13 サーバNIC定義」を参照してください。


62720

FJSVrcx:ERROR:62720:link aggregation member port cannot be specified for network switch port (port=port, switch=switch)

【Cloud Edition】

意味

以下に示す理由により、処理を中断しました。

  • 外部接続ポートのVLAN自動設定が有効の場合、物理ポート用の外部接続ポートにLANスイッチブレードswitchのリンクアグリゲーション構成のメンバーポートportを指定しています。

対処

  • 外部接続ポートにリンクアグリゲーションを構成しているポートを指定する場合

    ネットワークリソースのXML定義のNetworkSwitchPortタグのlag属性にリンクアグリゲーショングループ名を指定してください。

  • 外部接続ポートに物理ポートを指定するときに誤ってリンクアグリゲーションを構成するメンバーポートを指定した場合

    ネットワークリソースのXML定義のNetworkSwitchPortタグのnumber属性に指定した物理ポート番号を見直してください。


62721

FJSVrcx:ERROR:62721:name:failed to create virtual switch with NIC (number) on server server. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

サーバserver上で、ネットワークリソースnameを使用した、NIC(number)が接続する仮想スイッチの作成に失敗しました。対象サーバがHyper-Vの場合は、仮想スイッチを仮想ネットワークに読み替えてください。

numberには、作成に失敗した仮想スイッチを構成するNICインデックス番号が表示されます。numberが複数ある場合は、カンマ(,)区切りで複数表示されます。

NICインデックス番号とは、以下のことを指します。

  • ブレードサーバの場合

    サーバツリーのサーバの属性の[リソース詳細]タブを選択して表示される、物理結線情報のIndexです。

  • ラックマウント型サーバまたはタワー型サーバの場合

    サーバ仮想化ソフトウェアが認識するNICの名前に対応した番号です。

    VMwareの場合、VMwareが認識する管理対象サーバのNICの名前(vmnic0,vmnic1,vmnic2…)に対応してインデックス番号は、1から始まる整数(1,2,3)になります。

detailには以下の詳細情報が表示されます。

  • "specified NIC is connected to another virtual switch"の場合

    対象のNICが別々の仮想スイッチに存在しています。

  • "some specified NICs are unable to connect to the virtual switch"の場合

    対象のNICの一部が、仮想スイッチに接続できない状態になっています。

  • "extra NIC is connected to virtual switch"の場合

    対象のNIC以外のNICが、対象の仮想スイッチに接続しています。

  • "failed to connect NIC to virtual switch"の場合

    対象のNICが仮想スイッチとの接続に失敗しました。

対象のNICとは、以下のことを指します。

  • ネットワークリソースに物理LANセグメントが指定されている場合

    サーバNIC定義で指定されているNIC

  • ネットワークリソースに物理LANセグメントが指定されていない場合

    本製品のネットワークの自動設定でサポートしている組み合わせのNIC

対処

VM管理製品からVMホストの物理ネットワークアダプターおよび仮想スイッチとの接続状況を確認してください。

本製品の設定については、「導入ガイド CE」の「8.2.4 ネットワークの自動設定」および「8.2.5 ネットワークの手動設定」または「導入ガイド CE」の「8.3.4 ネットワークの自動設定」および「8.3.5 ネットワークの手動設定」を参照してください。

物理LANセグメントを利用している場合は、VMホストのネットワーク設定とネットワークリソースで指定している物理 LANセグメントに対応する、サーバNIC定義のNICインデックス番号を確認してください。


62722

FJSVrcx:ERROR:62722:device_name:port profile(port_profile_name) operation failed.(cause)

【Cloud Edition】

意味

イーサネット・ファブリックスイッチのポートプロファイル操作に失敗しました。

device_nameには、イーサネット・ファブリックスイッチ名が表示されます。
port_profile_nameには、ポートプロファイル名が表示されます。
operationには、以下のどれかが表示されます。

  • creation

  • deletion

  • association

  • disassociation from vsiid

    vsiidには、L-Serverのvsiidが表示されます。

  • replacing

causeには、以下の原因が表示されます。

  • "login failed"の場合

    イーサネット・ファブリックにログインできません。

  • "the number of port profiles exceeds the limit"の場合

    イーサネット・ファブリックスイッチ上で、ポートプロファイル数が上限に達しています。

  • "the number of associations exceeds the limit"の場合

    イーサネット・ファブリックスイッチ上で、L-Serverとポートプロファイルの関連付け定義が上限に達しています。

  • "port profile not found"の場合

    ポートプロファイルがイーサネット・ファブリックスイッチ上で見つかりません。

  • "vfab(vfab name) not found in イーサネット・ファブリックスイッチの名前"の場合

    Converged Fabric(イーサネット・ファブリックスイッチの名前)上にvfab nameが存在しません。

  • "failed to control the fabric"の場合

    イーサネット・ファブリックスイッチの制御に失敗しました。

対処

causeに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • causeが"login failed"の場合

    以下を確認した後、直前の操作を再度実行してください。

    • RORマネージャーからイーサネット・ファブリックスイッチへの通信経路が確保されているか確認してください。

    • イーサネット・ファブリックスイッチに対するrcxadm netdevice show -name nameコマンドでイーサネット・ファブリックに接続するための情報(ログイン名、パスワードなど)が正しいか確認してください。

    operationが"deletion"の場合、メッセージ出力後、処理は継続されます。
    必要に応じてイーサネット・ファブリックスイッチのポートプロファイルを手動で削除してください。

    operationが"disassociation from vsiid"の場合、メッセージ出力後、処理は継続されます。
    必要に応じてイーサネット・ファブリックスイッチ上で、vsiidで示されるVSIIDとポートプロファイルの関連付けを手動で削除してください。

  • causeが"the number of port profiles exceeds the limit"の場合

    イーサネット・ファブリックの設定を確認し、使用していないネットワークリソースを削除する等、イーサネット・ファブリックスイッチ上のポートプロファイル上に新しくポートプロファイルが作成可能な状態にしてください。

  • causeが"the number of associations exceeds the limit"の場合

    イーサネット・ファブリックの設定を確認し、使用していないポートプロファイルとMACアドレスの関連付けを削除する等、イーサネット・ファブリックスイッチ上に新しくポートプロファイルとMACアドレスの関連付けを作成可能な状態にしてください。

  • causeが"port profile not found"の場合

    本製品で作成済のポートプロフイル、もしくは、ネットワークリソースとポートプロファイルの関連付け定義ファイルに記載されているポートプロファイルがイーサネット・ファブリックスイッチ上に存在することを確認した後、した後、直前の操作を再度実行してください。

  • causeが"vfab(vfab name) not found in イーサネット・ファブリックスイッチの名前"の場合

    Converged Fabric(イーサネット・ファブリックスイッチの名前)上にvfab nameが存在しているかを確認した後、直前の操作を再度実行してください。

  • causeが"failed to control the fabric"の場合

    イーサネット・ファブリックスイッチへの手動設定と本製品からの操作を同時に行っている可能性があります。
    本製品から再度、直前の操作を再実行してください。


62723

FJSVrcx:ERROR:62723:resources belong to different tenants(detail)

【Cloud Edition】

意味

操作対象リソースの所属するテナントが異なっているため、操作を実行しませんでした。

detailには、操作が実行されなかったリソースの名前が表示されます。
リソースが複数ある場合、カンマ(,)区切りで複数表示されます。

対処

detailに表示されたリソースを同一のテナント内に移動してから再操作してください。


62724

FJSVrcx:ERROR:62724:device_name:VFAB(vfab_ids) operation failed.(detail)

【Cloud Edition】

意味

Converged FabricのVFAB自動設定に失敗しました。

device_nameには、Converged Fabricのネットワークデバイス名が表示されます。
vfab_idsには、VFAB IDが表示されます。表示するものが複数ある場合は、カンマ(,)区切りで複数表示されます。
operationには、以下のどれかが表示されます。

  • Addition

  • Deletion

  • Modification

  • Configuration

detailには、以下の情報が表示されます。

  • "specified VFAB has already set"の場合

    対象のVFABは、事前設定済です。

  • "login failed"の場合

    Converged Fabricにログインできません。

  • "number of ifgroups exceeds the limit"の場合

    Converged Fabric内で、インターフェースグループ数が上限に達しています。

  • "port profile not found"の場合

    ポートプロファイルがConverged Fabric内に見つかりません。

  • "VFAB(vfab name) not found in ネットワークデバイス名"の場合

    Converged Fabric(ネットワークデバイス名)上にvfab nameが存在しません。

  • "VFAB(vfab name) is mode mode in ネットワークデバイス名"の場合

    Converged Fabric(ネットワークデバイス名)上のVFAB(vfab name)のモードがmodeモードのため、操作に失敗しました。

  • "port(port) not found"の場合

    ネットワーク構成情報(XML定義)の"Dot1adPort"または"CirPort"に指定したポートが見つかりません。
    portには、Converged Fabricのポート名が表示されます。

  • "lag(lagname) not found"の場合

    ネットワーク構成情報(XML定義)の"CirPort"に指定したCIRのリンクアグリゲーショングループが見つかりません。
    lagnameには、Converged Fabricのリンクアグリゲーショングループ名が表示されます。

  • "failed to control the fabric"の場合

    Converged Fabricの制御に失敗しました。

  • "failed to activate dot1ad mode.port=port"の場合

    portに対するdot1adモードの有効化に失敗しました。
    portには、Converged Fabricのポート名が表示されます。

  • "port(port) is a member of link aggregation"の場合

    portには、リンクアグリゲーションのメンバーポート名が表示されます。

対処

detailに表示された内容にしたがって、対処を行ってください

  • "specified VFAB has already set"の場合

    対象のVFABに対して、以下を確認後、再操作して下さい。

    • vfab useが実行されていない。かつ

    • vfab cir-portsが実行されていない。かつ

    • vfab modeが実行されていない。かつ

    • vfab dot1ad ifgroupコマンドが実行されていない。かつ

    • 該当VFABで使用するdot1adモードのポートが、以下のどちらかの状態になっている

      • Converged Fabricのインターフェースグループに属していない

      • そのdot1adモードのポートだけで構成されたConverged Fabricのインターフェースグループにだけ属している。かつ、そのインターフェースグループにVLANが一つも設定されていない。

  • "login failed"の場合

    以下を確認した後、直前の操作を再度実行してください。

    • RORマネージャーからConverged Fabricへの通信経路が確保されているか確認してください。

    • Converged Fabricに対するrcxadm netdevice show -name nameコマンドを投入して、接続するための情報(ログイン名、パスワードなど)が正しいか確認してください。

  • "number of ifgroups exceeds the limit"の場合

    Converged Fabricの設定を確認し、使用していないifgroupを削除する等、Converged Fabric上でインターフェースグループを作成可能な状態にしてください。

  • "VFAB(vfab name) not found in ネットワークデバイス名"の場合

    Converged Fabric(ネットワークデバイス名)内にvfab nameのVFABが存在しているかを確認した後、直前の操作を再度実行してください。

  • "VFAB(vfab name) is mode mode in ネットワークデバイス名"の場合

    Converged Fabric内の対象のVFABのモードを確認して、直前の操作を再度実行してください。

  • "port(port) not found"の場合

    ネットワーク構成情報(XML定義)にて指定したポート名を見直した後、直前の操作を再度実行してください。

  • "lag(lagname) not found"の場合

    ネットワーク構成情報(XML定義)にて指定したリンクアグリゲーショングループ名を見直した後、直前の操作を再度実行してください。

  • "failed to control the fabric"の場合

    Converged Fabricへの手動設定と本製品からの操作を同時に行っている可能性があります。
    本製品から再度、直前の操作を再実行してください。

  • "failed to activate dot1ad mode.port=port"の場合

    portが所属するインターフェースグループに対してVLANが設定されています。
    インターフェースグループのVLAN設定を確認してください。

  • "port(port) is a member of link aggregation"の場合

    portに指定したポートが、リンクアグリゲーショングループのメンバーボートになっている場合には、ネットワークデバイス構成情報(XML定義)のCirPortには、リンクアグリゲーショングループ名を指定してください。


62750

FJSVrcx:ERROR:62750:invalid ruleset name. ruleset=ruleset_name detail=detail

【Cloud Edition】

意味

ルールセットruleset_nameに異常があります。

ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
detailには、以下の詳細情報が表示されます。

  • "duplicate"の場合

    ルールセット名が重複しています。

  • "not found"の場合

    該当するルールセットが存在しません。

  • "name too long"の場合

    ルールセット名が規定の長さを超えています。

  • "name error"の場合

    ルールセット名に不正な文字が含まれています。

対処

テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "duplicate"の場合

    ルールセット名がシステム内で一意になるように、重複したルールセットのフォルダー名を変更してください。

    ルールセットのフォルダー名については、「設計ガイド CE」の「F.3 ルールセット登録用フォルダーの作成」を参照してください。

  • "not found"の場合

    • L-Platformの操作時に本エラーが出力された場合

      L-Platformの運用操作時に指定したルールセット名と、該当ルールセットのパラメーターファイル(default_param.prm)に指定するルールセット名を合わせてください。

    • ネットワークリソース作成時に本エラーが出力された場合

      使用したXMLファイルに指定したルールセット名を正しいルールセット名に変更してください。

    • rcxadm slbコマンド実行時に本エラーが出力された場合

      "-ruleset"に指定したルールセット名を正しいルールセット名に変更してください。または、"-ruleset"に指定したルールセット名と、該当ルールセットのパラメーターファイル(default_param.prm)に指定するルールセット名を合わせてください。

  • "name too long"の場合

    ルールセット名を32文字以内の名前に変更してください。

  • "name error"の場合

    ルールセット名は英数字で始まる半角英数字、ハイフン("-")、またはアンダースコア("_")を指定してください。


62751

FJSVrcx:ERROR:62751:parameter file error. ruleset=ruleset_name detail=detail

【Cloud Edition】

意味

いずれかのファイルに異常があります。

  • パラメーターファイル

  • ファイアーウォールまたはサーバロードバランサーを含むL-Platformの作成時の情報格納ファイル

  • ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイル

ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
detailには、以下の詳細情報が表示されます。

  • "creation of file (filename) failed"の場合

    ファイルfilenameの作成に失敗しました。

    filenameには、ファイアーウォールまたはサーバロードバランサーを含むL-Platformの作成時の情報格納ファイルの名前が表示されます。

  • "deletion of file (filename) failed"の場合

    ファイルfilenameの削除に失敗しました。

    filenameには、ファイアーウォールまたはサーバロードバランサーを含むL-Platformの作成時の情報格納ファイルの名前が表示されます。

  • "copying of file (filename) failed"の場合

    ファイルfilenameの複写に失敗しました。

    filenameには、いずれかのファイル名前が表示されます。

    • パラメーターファイル

    • ファイアーウォールまたはサーバロードバランサーを含むL-Platformの作成時の情報格納ファイル

  • "error in format of file (filename)"の場合

    ファイルfilenameの解析に失敗しました。

    filenameには、いずれかのファイルの名前が表示されます。

    • パラメーターファイル

    • ファイアーウォールまたはサーバロードバランサーを含むL-Platformの作成時の情報格納ファイル

    • ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイル

  • "accessing file (filename) failed"の場合

    ファイルfilenameのアクセスに失敗しました。

    filenameには、いずれかのファイルの名前が表示されます。

    • パラメーターファイル

    • ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイル

対処

テナント管理者またはテナント利用者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "accessing file (filename) failed"の場合

    同じ操作を再度実行してください。

    再度実行しても状況が変わらない場合、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

    インフラ管理者は以下について確認し、エラーの原因を取り除いてください。

    • ファイルfilenameが存在しない場合は、ファイルfilenameを作成してください。

    • ルールセットruleset_nameの登録用ディレクトリ、インターフェース設定ファイルの配置用ディレクトリおよびそれぞれのディレクトリ配下のファイルのアクセス権がない場合は、アクセス権を付与してください。

    • ディスク領域が枯渇している場合は、ディスク領域を確保してください。

    上記の対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。

    再度実行しても状況が変わらない場合、インフラ管理者は、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

上記以外のdetailの場合、テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "error in format of file (filename)"の場合

    パラメーターファイルまたはネットワークデバイスのインターフェース設定ファイルを修正してください。

  • 上記以外のdetailの場合

    以下について確認し、エラーの原因を取り除いてください。

    • ルールセットruleset_nameの登録用ディレクトリおよびディレクトリ配下のファイルのアクセス権がない場合は、アクセス権を付与してください。

    • ディスク領域が枯渇している場合は、ディスク領域を確保してください。

    上記の対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。

    再度実行しても状況が変わらない場合、インフラ管理者は、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


62752

FJSVrcx:ERROR:62752:script list file error. ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name detail=detail

【Cloud Edition】

意味

スクリプトリストscriptlist_nameに異常があります。

ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
detailには、以下の詳細情報が表示されます。

  • "not found"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameが存在しません。

  • "file mode error"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameがテキストファイルではありません。

  • "access error"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameのアクセスに失敗しました。

対処

テナント管理者またはテナント利用者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "access error"の場合

    同じ操作を再度実行してください。

    再度実行しても状況が変わらない場合、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

    インフラ管理者は以下について確認し、エラーの原因を取り除いてください。

    • ルールセットruleset_nameの登録用ディレクトリおよびディレクトリ配下のファイルのアクセス権

    • ディスク領域が枯渇していないか

    上記の対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。

    再度実行しても状況が変わらない場合、インフラ管理者は、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

上記以外のdetailの場合、テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "not found"の場合

    ルールセットruleset_nameの登録用ディレクトリ配下に、スクリプトリストscriptlist_nameとスクリプトリストscriptlist_nameで指定するスクリプトを作成してください。

  • "file mode error"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameはテキストファイルで作成してください。


62753

FJSVrcx:ERROR:62753:script list format error. ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name detail=detail

【Cloud Edition】

意味

スクリプトリストscriptlist_nameの記述内容に誤りがあります。

ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
detailには、以下の詳細情報が表示されます。

  • "line over"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定された実行したいスクリプトの行数が100行を超えています。

  • "operand (operand_name) incorrect. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameの該当する行nのオペランドoperand_nameの指定が正しくありません。

    operand_nameには、指定が正しくないオペランド名が表示されます。

    • operand_nameが"group"の場合

      • オペランドgroupが複数指定されています。

      • オペランドgroupに指定した値に誤りがあります。

      • オペランドgroupがネットワークリソース用のルールセットで指定されています。

      • スクリプトリストscriptlist_nameに同じ番号でグループ化されているスクリプト群が複数存在する場合、各々のスクリプト群のスクリプトの数が一致していません。

      • スクリプトリストscriptlist_nameに同じ番号でグループ化されているスクリプトに対して、nodeオペランドに指定されているネットワークデバイス名が重複しています。

      • スクリプトリストscriptlist_nameに同じ番号でグループ化されているスクリプトに対して、nodeオペランドの指定の有無が一致していません。

    • operand_nameが"node"の場合

      • nodeオペランドが指定されていません。

    • operand_nameが"-"の場合

      • オペランドの指定が"オペランド名=値"の形式で指定されていません。

    • operand_nameが上記以外の場合

      • オペランドoperand_nameが複数指定されています。

      • オペランドoperand_nameに指定した値に誤りがあります。

      • オペランドoperand_nameはオペランド名として正しくありません。

    nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

  • "script path error. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトのパス指定が正しくありません。

    nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

  • "no valid lines found"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに実行したいスクリプトを指定した行が1行も記載されていません。

対処

テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "line over"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定する実行したいスクリプトの行数を100行以内に修正してください。

  • "operand (operand_name) incorrect. line=n"の場合

    operand_nameに表示された内容に従って、対処を行ってください。

    • operand_nameが"group"の場合

      • オペランドgroupが複数指定されている場合、オペランドgroupが1つだけになるように修正してください。

      • オペランドgroupに指定した値に誤りがある場合、オペランドgroupに正しい値を指定してください。

      • オペランドgroupがネットワークリソース用のルールセットで指定されている場合、オペランドgroupを削除してください。

      • スクリプトリストscriptlist_nameに同じ番号でグループ化されているスクリプト群が複数存在し、各々のスクリプト群のスクリプトの数が一致していない場合、スクリプトの数を合わせてください。

      • スクリプトリストscriptlist_nameに同じ番号でグループ化されているスクリプトに対して、nodeオペランドに指定されているネットワークデバイス名が重複している場合、nodeオペランドのネットワークデバイス名が重複しないように指定してください。

      • スクリプトリストscriptlist_nameに同じ番号でグループ化されているスクリプトに対して、nodeオペランドの指定の有無が一致していない場合、nodeオペランドの指定の有無を一致させてください。

    • operand_nameが"node"の場合

      • nodeオペランドが指定されていない場合、nodeオペランドを指定してください。

    • operand_nameが"-"の場合

      • スクリプトリストscriptlist_nameの該当する行nのオペランドの指定を"オペランド名=値"の形式で指定してください。

    • operand_nameが上記以外の場合

      • オペランドoperand_nameが複数指定されている場合、オペランドoperand_nameが1つだけになるように修正してください。

      • オペランドoperand_nameに指定した値に誤りがある場合、オペランドoperand_nameに正しい値を指定してください。

      • オペランドoperand_nameがオペランド名として正しくない場合、正しいオペランドを指定するか、オペランドoperand_nameを削除してください。

  • "script path error. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトのパス指定を修正してください。

  • "no valid lines found"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに実行したいスクリプトを指定した行を記載してください。


62754

FJSVrcx:ERROR:62754:inconsistent definition with create scriptlist. ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name detail=detail

【Cloud Edition】

意味

スクリプトリストscriptlist_nameに記述されている内容が、L-Platform作成時に使用したファイアーウォールまたはサーバロードバランサーのルールセットで指定したcreate.lstの記述と合っていません。

ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
detailには、以下の詳細情報が表示されます。

  • "device name.line=n"の場合

    以下のネットワークデバイス名が一致しません。

    • createのスクリプトリストに指定されたネットワークデバイス名

    • スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたネットワークデバイス名

    nには、異常になったスクリプトリスト内の行番号が表示されます。
    nが"0"の場合、スクリプトリストscriptlist_nameとcreateのスクリプトリストで、同じスクリプトに対するnodeオプションの指定の有無、または指定内容が異なっています。

  • "group device. line=n"の場合

    以下のネットワークデバイスの数が一致しません。

    • create.lstに同一グループ番号でグループ化されているスクリプトを実行するネットワークデバイスの数

    • スクリプトリストscriptlist_nameに同一グループ番号でグループ化されているスクリプトを実行するネットワークデバイスの数

    nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

  • "group number. line=n"の場合

    以下のスクリプトのグループ番号が一致しません。

    • create.lstに指定されたグループ化されているスクリプトのグループ番号

    • スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたグループ化されているスクリプトのグループ番号

    nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。
    nが"0"の場合、create.lstに指定されたグループ化されているスクリプトのグループ番号が、スクリプトリストscriptlist_nameに指定されていません。

  • "script path. line=n"の場合

    以下のスクリプトのパスが一致しません。

    • create.lstのスクリプトリストに指定されたスクリプトのパス

    • スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトのパス

    nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。
    nが"0"の場合、create.lstに指定されたスクリプトのパスが、このスクリプトリストscriptlist_nameに指定されていません。

対処

テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "device name.line=n"の場合

    • scriptlist_nameがmodify.lstの場合

      スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたネットワークデバイス名を、createのスクリプトリストと一致するように修正するか、"none"を指定してください。

    • scriptlist_nameがdelete.lstの場合

      スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたネットワークデバイス名を、createのスクリプトリストと一致するように修正してください。

  • "group device. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに同一グループ番号でグループ化されているスクリプトを実行するネットワークデバイスの数を、create.lstと一致するように修正してください。

  • "group number. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたグループ化されているスクリプトのグループ番号を、create.lstと一致するように修正してください。

  • "script path. line=n"の場合

    create.lstに指定されたスクリプトのパスと、スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトのパスを、create.lstと一致するように修正してください。


62755

FJSVrcx:ERROR:62755:file error in script list. ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name detail=detail

【Cloud Edition】

意味

スクリプトリストscriptlist_nameの実行で使用するファイルに異常があります。

ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
detailには、以下の詳細情報が表示されます。

  • "file (file_name) not found. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたファイルfile_nameが存在しません。

    file_nameには、いずれかのファイルの名前が表示されます。

    • スクリプト

    • コマンドファイル

    • パラメーターファイル

    nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

  • "file (file_name) access error. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたファイルfile_nameのアクセスに失敗しました。

    file_nameには、いずれかのファイルの名前が表示されます。

    • スクリプト

    • コマンドファイル(通番が付加されたファイルの名前が表示される場合があります)

    • パラメーターファイル

    nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

  • "file type of file (file_name) incorrect. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたファイルfile_nameにディレクトリが指定されています。

    file_nameには、いずれかのファイルの名前が表示されます。

    • スクリプト

    • コマンドファイル(通番が付加されたファイルの名前が表示される場合があります)

    • パラメーターファイル

    nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

対処

テナント管理者またはテナント利用者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "file (file_name) access error. line=n"の場合

    • ネットワークリソースの削除操作を行っていた場合

      インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

      インフラ管理者は、スクリプトリストscriptlist_nameの対象行nで指定されたネットワークデバイスに直接ログインし、手動で定義の削除を行ってください。

      ネットワークデバイスへのログインや定義の削除については、ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。

    • 上記以外の操作を行っていた場合

      同じ操作を再度実行してください。

      再度実行しても状況が変わらない場合、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

      インフラ管理者は以下について確認し、エラーの原因を取り除いてください。

      • ルールセットruleset_nameの登録用ディレクトリおよび配下のファイルのアクセス権がない場合は、アクセス権を付与してください。

      • ディスク領域が枯渇している場合は、ディスク領域を確保してください。

      上記の対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。

      再度実行しても状況が変わらない場合、インフラ管理者は、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

上記以外のdetailの場合、テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "file (file_name) not found. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたファイルfile_nameを作成してください。

  • "file type of file (file_name) incorrect. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたファイルfile_nameはテキストファイルで作成してください。


62756

FJSVrcx:ERROR:62756:device_name:failed to access device. ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name detail=detail

【Cloud Edition】

意味

スクリプトリストscriptlist_nameの実行で使用するネットワークデバイスdevice_nameが利用できません。

device_nameには、ネットワークデバイス名が表示されます(表示されない場合もあります)。
ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
detailには、以下の詳細情報が表示されます。

  • "not found. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたネットワークデバイスdevice_nameが登録されていません。

    nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

  • "cannot be selected. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトを実行するネットワークデバイスがありません。

    以下の原因が考えられます。

    • 自動設定対象として選択可能な状態のネットワークデバイスがネットワークプールに存在しません。

    • ユーザーカスタマイズモードによるネットワークデバイスへの自動設定および運用操作を行った場合、下記の条件をすべて満たすネットワークデバイスがネットワークプールに登録されていません。

      • スクリプトリストscriptlist_nameで指定したスクリプトの格納フォルダーのベンダー名とネットワークデバイスのベンダー名が一致する。

      • スクリプトリストscriptlist_nameで指定したスクリプトの格納フォルダーのモデル名または装置名とネットワークデバイスのモデル名または装置名が一致する。

      • ルールセットruleset_nameの自動設定可能なネットワークデバイスのタイプとネットワークデバイスの自動設定可能なネットワークデバイスのタイプが一致する。

      • スクリプトリストscriptlist_nameで指定したネットワークデバイスの構成(冗長・非冗長)とネットワークデバイスの構成(冗長・非冗長)が一致する。

    • 簡単設定モードによるネットワークデバイスへの自動設定および運用操作を行った場合、下記の条件をすべて満たすネットワークデバイスがネットワークプールに登録されていません。

      • ネットワーク機器情報の事前設定内容が"Simple"である。

      • 配備するL-Platform構成とネットワークデバイスのタイプが一致する。

      • 配備済みのL-Platform数が、ネットワークデバイスの配備可能なL-Platform数未満である。

    nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

  • "not registered in network pool. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトを実行するネットワークデバイスdevice_nameがネットワークプールに登録されていません。

    nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

対処

テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って原因を調査し、その原因を取り除いてください。

  • "not found. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたネットワークデバイスdevice_nameを登録してください。
    簡単設定モードによるネットワークデバイスdevice_nameへの自動設定および運用操作を行った場合は、本メッセージを当社技術員に連絡してください。

  • "cannot be selected. line=n"の場合

    以下を実施してください。

    • ネットワークプールに登録されているネットワークデバイスの状態を、rcxadm netdevice showコマンドで確認し、自動設定対象として選択可能な状態としてください。

      • ネットワークデバイスの保守モード(maintenance)が"ON"で動作状態(Status)が"error"の場合

        「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、対処を行ったあと、再操作を行ってください。

      • ネットワークデバイスの保守モード(maintenance)が"ON"で動作状態(Status)が"error"以外の場合

        ネットワークデバイスのメンテナンス作業が完了してから再操作を行ってください。

      • ネットワークデバイスの動作状態(Status)が"normal"または"error"以外の場合

        ネットワークデバイスの異常を取り除き、動作状態(status)が"normal"であることを確認してから再操作を行ってください。

      • ネットワークデバイスの自動設定の選択対象状態(AutoConfiguration)が"false"の場合

        ネットワーク構成情報の当該ネットワークデバイスdevice_nameへの自動設定の可否(AutoConfigurationタグ)に"true"(自動設定の対象)を設定して、rcxadm netdevice modifyコマンドで変更してください。

        rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。

    • ユーザーカスタマイズモードによるネットワークデバイスへの自動設定および運用操作を行った場合、下記の条件をすべて満たすネットワークデバイスをネットワークプールに登録してください。

      • スクリプトリストscriptlist_nameで指定したスクリプトの格納フォルダーのベンダー名とネットワークデバイスのベンダー名が一致する。

      • スクリプトリストscriptlist_nameで指定したスクリプトの格納フォルダーのモデル名または装置名とネットワークデバイスのモデル名または装置名が一致する。

      • ルールセットruleset_nameの自動設定可能なネットワークデバイスのタイプとネットワークデバイスの自動設定可能なネットワークデバイスのタイプが一致する。

      • スクリプトリストscriptlist_nameで指定したネットワークデバイスの構成(冗長・非冗長)とネットワークデバイスの構成(冗長・非冗長)が一致する。
        登録している場合、冗長構成の定義(ネットワーク構成情報のグループID)を確認してください。
        ネットワーク構成情報については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.7 ネットワーク構成情報」を参照してください。

    • 簡単設定モードによるネットワークデバイスdevice_nameへの自動設定および運用操作を行った場合は、以下を確認してください。

      • 本メッセージが出力される前に「メッセージ番号 42754」が出力されている場合

        出力されたメッセージに従い、対処を行ってください。

      • 利用したいネットワークデバイスの状態をrcxadm netdevice showコマンドで確認し、ネットワーク機器情報の事前設定内容が"Simple"でない場合

        簡単設定モードによる自動設定および運用操作のための事前設定が行われているネットワークデバイスを登録してください。

      • 利用したいネットワークデバイスの配備可能なL-Platformの数を超えている場合

        該当するネットワークデバイスを配備しているL-Platformを解約してください。

        または、新たにテナントを作成後、作成したテナントのネットワークプールにネットワークデバイスを登録して配備を行ってください。

      • 配備するL-Platform構成に対応する種別のネットワークデバイスが存在しない場合

        配備するL-Platform構成に対応する事前設定が行われているネットワークデバイスを登録してください。

    • スクリプトリストscriptlist_nameのnodeオペランドにネットワークデバイス名を指定した場合は、以下も実施してください。

      • 指定したネットワークデバイスdevice_nameの構成(冗長・非冗長)が一致していない場合、構成が一致するネットワークデバイスを登録してください。

      • 指定したネットワークデバイスdevice_nameが"IPCOM VA"で、ネットワークデバイスのS-TAGとネットワークプールが属するテナントに対応する仮想ファブリックのS-TAGが一致していない場合、S-TAGが一致するネットワークデバイスを登録してください。

      • 指定したネットワークデバイスdevice_nameのベンダー名が、スクリプトリストscriptlist_nameで指定したスクリプトの格納フォルダーのベンダー名と一致していない場合、ベンダー名が一致するネットワークデバイスを登録してください。

      • 指定したネットワークデバイスdevice_nameのモデル名または装置名が、スクリプトリストscriptlist_nameで指定したスクリプトの格納フォルダーのモデル名または装置名と一致していない場合、モデル名または装置名が一致するネットワークデバイスを登録してください。

  • not registered in network pool. line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトを実行可能なネットワークデバイスdevice_nameをネットワークプールに登録してください。


62757

FJSVrcx:ERROR:62757:device_name:invalid device status (status). ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name line=n

【Cloud Edition】

意味

スクリプトリストscriptlist_nameの実行で使用するネットワークデバイスdevice_nameの状態が異常です。

device_nameには、ネットワークデバイス名が表示されます。
ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
nには、異常になったスクリプトリスト内の行番号が表示されます。
statusには、以下のネットワークデバイス状態が表示されます。

  • "error"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトを実行するネットワークデバイスdevice_nameの状態が正常状態ではありません。

  • "maintenance mode"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトを実行するネットワークデバイスdevice_nameがメンテナンス中です。

  • "unavailable for auto-config"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトを実行するネットワークデバイスdevice_nameでスクリプト実行に失敗し対処中のため、ネットワーク機器の自動設定対象外の状態です。

対処

テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。
インフラ管理者はstatusに表示された内容に従って原因を調査し、その原因を取り除いてください。

  • "error"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトを実行するネットワークデバイスdevice_nameの状態を確認し、異常の原因を取り除いてください。

  • "maintenance mode"の場合

    • 本メッセージが出力される前に「メッセージ番号 42754」が出力されている場合

      出力されたメッセージに従い、対処を行ってください。

    • 本メッセージが出力される前に「メッセージ番号 42783」が出力されている場合

      「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、対処を行ってください。

    • 上記以外の場合

      ネットワークデバイスdevice_nameのメンテナンス作業終了後、rcxadm netdevice setコマンドで該当のネットワークデバイスdevice_nameの保守モードの設定を解除してください。

      rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。

  • "unavailable for auto-config"の場合

    • 本メッセージが出力される前に「メッセージ番号 42783」が出力されている場合

      「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、対処を行ってください。

    • 上記以外の場合

      ネットワーク構成情報の当該ネットワークデバイスdevice_nameへの自動設定の可否(AutoConfigurationタグ)に"true"(自動設定の対象)を設定して、rcxadm netdevice modifyコマンドで変更してください。

      rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。

    スクリプトの実行によって定義の設定が行われたネットワークデバイスに対して、定義の削除が必要な場合、ネットワークデバイスに直接ログインし、手動で定義の削除を行ってください。
    ネットワークデバイスへのログインや定義の削除については、ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。


62758

FJSVrcx:ERROR:62758:device_name:device type mismatched. ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name line=n

【Cloud Edition】

意味

スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトを実行するネットワークデバイス(簡単設定モードによるネットワークデバイスへの自動設定および運用操作を行った場合は、設定対象のデバイス)device_nameのリソース種別が正しくありません。

ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
device_nameには、ネットワークデバイス名が表示されます。
nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

対処

テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者はネットワークデバイスdevice_nameが正しいリソース種別で登録されているか確認してください。


62759

FJSVrcx:ERROR:62759:server_name:no switch found connected with NIC(physical_nic_number). ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name line=n

【Cloud Edition】

意味

対象のサーバserver_nameのNIC番号physical_nic_numberで接続されたスイッチが見つかりませんでした。

server_nameには、サーバ名が表示されます。
physical_nic_numberには、NIC番号が表示されます。
ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

対処

テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者は対象のサーバserver_nameのNIC番号physical_nic_numberで接続されるスイッチが登録されているか確認してください。

登録されている場合、rcxadm netconfig exportコマンドにてネットワーク構成情報をエクスポートし、スイッチと対象のサーバserver_nameのNIC番号physical_nic_numberの結線情報が登録されているか確認してください。

rcxadm netconfigコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.7 rcxadm netconfig」を参照してください。

ネットワーク構成情報については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.7 ネットワーク構成情報」を参照してください。


62760

FJSVrcx:ERROR:62760:automatic network device configuration failed. ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name detail=detail

【Cloud Edition】

意味

スクリプトリストscriptlist_nameの実行で異常が発生したため、スクリプトリストscriptlist_nameの実行は中断されました。

ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
detailには、以下の詳細情報が表示されます。

  • "scripts execution error. device=device_name result=code line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameの実行で異常が発生しました。

    device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。スクリプトリストscriptlist_name内のnodeオペランドに"none"を指定した場合は、ハイフン(-)が表示されます。
    codeには、スクリプトの復帰値が表示されます。

    • 04

      ネットワークデバイスdevice_nameへの接続失敗やコネクションの切断などの異常が発生しました。

    • 上記以外

      上記以外の異常が発生しました。

    nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

    本詳細情報は、ネットワーク構成情報の指定に誤りがある場合に表示されることがあります。

  • "execution timeout. device=device_name line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameの実行中にスクリプトの監視時間タイムアウトが発生しました。

    device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。スクリプトリストscriptlist_name内のnodeオペランドに"none"を指定した場合は、ハイフン(-)が表示されます。
    nには、タイムアウトが発生したスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

対処

以下の2つの条件を満たす場合、テナント管理者またはテナント利用者は、再操作してください。

  • scriptlist_nameが"create.lst"、"connect.lst"、"modify.lst"のいずれか

  • detailが"scripts execution error. device=device_name result=code line=n"でcodeが08以外

上記以外の場合、または再操作しても状況が変わらない場合は、インフラ管理者に異常発生時の操作内容と本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者は、以下の誤りがないか確認してください。

  • 異常が発生したネットワークデバイスの、ネットワーク構成情報を確認します。

    • Typeタグに"L2-Switch"が指定されている

    • Tenantタグが指定されている

    上記に該当する場合、該当するネットワークデバイスのネットワーク構成情報からTenantタグを削除し、rcxadm netdevice modifyコマンドでネットワークデバイスの設定を変更してください。

    異常が発生したネットワークデバイスは、detailまたはスクリプトリストscriptlist_name内に記載されたネットワークデバイス名から特定します。

    rcxadm netdevice modifyコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。

    ネットワーク構成情報については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.7 ネットワーク構成情報」を参照してください。

  • 本メッセージがL-Platformの操作で出力された場合、以下のネットワークデバイスのインターフェース設定ファイルに誤りがないか確認してください。

    【Windows】
    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\scripts\network_resource\Unm_network_setting.xml

    【Linux】
    /etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/network_resource/Unm_network_setting.xml

    ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイルの詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.17 ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイル」を参照してください。

上記に該当しない場合、インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "scripts execution error. device=device_name result=code line=n"の場合

    • スクリプトリストscriptlist_nameで指定しているスクリプトが、ネットワークデバイスdevice_nameへの接続にSSHを使用している。かつ、codeが"01"の場合

      スクリプトの仕様で決められたライブラリが、そのスクリプトの仕様で定めた場所に格納されているか、確認してください。
      以下の場合、使用するSSHライブラリおよびライブラリの格納場所については、「設計ガイド CE」の「F.2.1 ネットワークデバイスとSSHで接続する場合」を参照してください。

      • SSH接続を行うサンプルスクリプトの場合

      • 使用するSSHライブラリおよび格納場所をSSH接続を行うサンプルスクリプトと同じ仕様にした場合

    • その他の場合

      以下の対処を行ってください。

      • ネットワークデバイスの状態、およびネットワークデバイスまでの通信経路を確認してください。
        異常を検出した場合、異常を取り除いてください。

      • ネットワークデバイスに必要な事前定義が行われているかを確認してください。
        定義が必要な場合、ネットワークデバイスに直接ログインし、手動で定義を行ってください。

      • スクリプトの実行によって定義の設定が行われたネットワークデバイスの定義を確認してください。
        定義の削除が必要な場合、ネットワークデバイスに直接ログインし、手動で定義の削除を行ってください。

      ネットワークデバイスへのログインや定義方法については、ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。

  • "execution timeout. device=device_name line=n"の場合

    スクリプトの実行で時間がかかっている処理を特定し、対処を行ってください。

    処理時間が妥当である場合、スクリプトの監視時間"unm_provisioning.rcxprop"の"EXECUTE_TIMEOUT"パラメーターの値を変更してください。
    スクリプトの監視時間の定義方法については、「設計ガイド CE」の「F.7 ネットワークデバイスへの自動設定および運用操作の定義ファイル」を参照してください。

    上記対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。

    再度実行しても状況が変わらない場合、インフラ管理者は、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

ネットワークデバイスdevice_nameに対し、保守モードが設定されていないか確認してください。設定されている場合、「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、当該ネットワークデバイスの対処を行ったあと、保守モードの解除を行ってください。

対処後に再度操作を行う場合、事前にrcxadm netdevice showコマンドで該当のネットワークデバイスが自動設定対象として選択できる状態か確認してください。

自動設定対象として選択できない状態の場合、rcxadm netdevice setコマンドで該当のネットワークデバイスを自動設定対象として選択できる状態に変更してください。

rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。

62761

FJSVrcx:ERROR:62761:filename:invalid file format.ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name detail=detail

【Cloud Edition】

意味

ファイルfilenameの解析に失敗しました。

filenameには、パラメーターファイル名、インターフェース設定ファイルもしくはunm_provisioning.rcxpropが表示されます。

ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。

scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。情報がない場合にはハイフン(-)が表示されます。

detailには、以下の詳細情報が表示されます。

  • "impossible analyze as XML format"の場合

    ファイルfilenameが正しいXMLフォーマットで記述されていません。

  • "not found item (item_name)"の場合

    ファイルfilename内にitem_nameが定義されていません。

    該当の項目が複数ある場合は、カンマ(,)区切りで複数表示されます。複数表示の場合、該当の項目はダブルクォーテション(")で囲まれます。

  • "invalid value item=item_name value=value"の場合

    ファイルfilename内のitem_nameに設定された値valueが不当です。

    該当の項目が複数ある場合は、カンマ(,)区切りで複数表示されます。複数表示の場合、該当の項目はダブルクォーテション(")で囲まれます。

  • "duplicate item (item_name)"の場合

    ファイルfilename内のitem_nameが複数設定されています。

    該当の項目が複数ある場合は、カンマ(,)区切りで複数表示されます。複数表示の場合、該当の項目はダブルクォーテション(")で囲まれます。

  • "not found value item=item_name"の場合

    ファイルfilename内のitem_nameに対する値が設定されていません。

対処

テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "impossible analyze as XML format"の場合

    ファイルfilenameを正しくXMLファイルとして読み込めるよう修正してください。

  • "not found item (item_name)"の場合

    ファイルfilename内にitem_nameを正しく設定してください。

  • "invalid value item=item_name value=value"の場合

    ファイルfilename内のitem_nameに設定された値valueを正しい値に修正してください。

  • "duplicate item (item_name)"の場合

    ファイルfilename内でitem_nameを複数設定している箇所は削除してください。

  • "not found value item=item_name"の場合

    ファイルfilename内のitem_nameに対する値を設定してください。

62762

FJSVrcx:ERROR:62762:obj:failed to create file or directory.ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name line=n

【Cloud Edition】

意味

スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトの実行時に、ファイルまたはディレクトリobjの作成に失敗しました。

objには、スクリプト実行時に作成する情報格納用ファイル名またはディレクトリ名が表示されます。

ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。

scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。

nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

対処

テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に異常発生時の操作内容と本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者は以下について確認し、エラーの原因を取り除いてください。

  • スクリプトリストscriptlist_namen行目に記載されているスクリプトのファイルパス長がOSの制限に近い場合は、ファイル名を短くしてください。

  • ファイルもしくはディレクトリobjにアクセス権限がない場合は、アクセス権を付与してください

  • ディスク領域が枯渇している場合は、ディスク領域を確保してください。


62763

FJSVrcx:ERROR:62763:obj:failed to access file.ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name line=n

【Cloud Edition】

意味

スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトの実行時に、ファイルobjのアクセスに失敗しました。

objには、スクリプト実行時に作成する情報格納用ファイル名が表示されます。
ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

対処

テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に異常発生時の操作内容と本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者は、以下を確認し対処を行ってください。

  • ファイルobjおよびファイルobjが格納されているディレクトリにアクセス権限がない場合は、アクセス権を付与してください。

  • ディスク領域が枯渇している場合は、ディスク領域を確保してください。


62764

FJSVrcx:ERROR:62764: output of the operation script not found. ruleset=ruleset_name

【Cloud Edition】

意味

運用操作用ルールセットruleset_nameの実行により出力された運用操作ログが取得できませんでした。

ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。

対処

運用操作を再実行してください。

再実行しても状況が変わらない場合、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


62765

FJSVrcx:ERROR:62765: too much output from the operation script. ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name line=n

【Cloud Edition】

意味

スクリプトリストscriptlist_nameの実行により出力された運用操作の結果が、運用操作用ルールセットの実行結果の出力上限値(デフォルト500Kバイト)を超えました。

ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

対処

テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に異常発生時の操作内容と本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者は以下の対処を実施してください。

  • ユーザーカスタマイズモードによるネットワークデバイスへの自動設定および運用操作を利用している場合

    • スクリプトリストの実行により出力される運用操作の結果が、運用操作用ルールセットの実行結果の出力上限値内に納まるように、一度に行う運用操作の量(コマンド数、コマンドのパラメーターなど)を見直してください。

    • 運用操作用ルールセットの実行結果の出力上限値"unm_provisioning.rcxprop"の"SCRIPT_OUTPUT_SIZE_LIMIT"パラメーターの値を変更してください。
      運用操作用ルールセットの実行結果の出力上限値の定義方法は、「設計ガイド CE」の「F.7 ネットワークデバイスへの自動設定および運用操作の定義ファイル」を参照してください。

  • 簡単設定モードによるネットワークデバイスへの自動設定および運用操作を利用している場合

    実行結果の出力上限値"unm_provisioning.rcxprop"の"SCRIPT_OUTPUT_SIZE_LIMIT"パラメーターの値を変更してください。

    運用操作用ルールセットの実行結果の出力上限値の定義方法は、「設計ガイド CE」の「F.7 ネットワークデバイスへの自動設定および運用操作の定義ファイル」を参照してください。


62766

FJSVrcx:ERROR:62766: execution of operation script failed. ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name detail=detail

【Cloud Edition】

意味

スクリプトリストscriptlist_nameの実行で異常が発生したため、スクリプトリストscriptlist_nameの実行は中断されました。

ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
detailには、以下の詳細情報が表示されます。

  • "script returned error code. device=device_name result=code line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameの実行で異常が発生しました。

    device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。スクリプトリストscriptlist_name内のnodeオペランドに"none"を指定した場合は、ハイフン("-")が表示されます。

    codeには、スクリプトの復帰値が表示されます。

    • 04

      ネットワークデバイスdevice_nameへの接続失敗やコネクションの切断などの異常が発生しました。

    • 上記以外

      上記以外の異常が発生しました。

    nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

  • "timeout. device=device_name line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameの実行中にスクリプトの監視時間タイムアウトが発生しました。

    device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。スクリプトリストscriptlist_name内のnodeオペランドに"none"を指定した場合は、ハイフン(-)が表示されます。
    nには、タイムアウトが発生したスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。

対処

以下の条件を満たす場合、テナント管理者またはテナント利用者は、以下の対処を行ってください。

  • detailが"script returned error code. device=device_name result=code line=n"でcodeが08以外

    • 運用操作実施時に出力された場合、ルールセットruleset_nameの説明に記載されているルールセットの使用条件(前提となるL-Platformの設定、操作など)を確認してください。
      ルールセットruleset_nameの説明にルールセットの使用条件が記載されていない場合、インフラ管理者に確認してください。
      運用操作に必要なルールセットの使用条件を満たしたのち、再操作を行ってください。

    • その他の場合は、再操作してください。

上記以外の場合、または再操作しても状況が変わらない場合は、インフラ管理者に異常発生時の操作内容と本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "script returned error code. device=device_name result=code line=n"の場合

    • device_nameがハイフン(-)、かつ、codeが"08"の場合

      スクリプトリストscriptlist_namen行目で指定しているスクリプトが以下の場合、ネットワークデバイスの状態を確認し、対処を行ってください。

      • サンプルスクリプトを使用している場合

      • サンプルスクリプトと同様にスクリプトリストの最終行で運用操作結果の表示をカスタマイズする仕様の場合

      ネットワークデバイスが冗長構成、かつ、片方の装置のみ保守モードの設定がされている場合、現用状態のネットワークデバイスに対し、保守モードが設定されていないか確認してください。
      設定されている場合、待機状態のネットワークデバイスが保守モードとなるようにしてください。
      保守モードの設定については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「22.1 保守モードの切替え」を参照してください。

    • 上記以外の場合、または、上記で詳細な状態確認結果が条件に一致しなかった場合

      ネットワークデバイスの状態、およびネットワークデバイスまでの通信経路を確認し、異常を取り除いてください。

  • "timeout. device=device_name line=n"の場合

    スクリプトの実行で時間がかかっている処理を特定し、対処を行ってください。

    処理時間が妥当である場合、スクリプトの監視時間"unm_provisioning.rcxprop"の"EXECUTE_TIMEOUT"パラメーターの値を変更してください。
    スクリプトの監視時間の定義方法については、「設計ガイド CE」の「F.7 ネットワークデバイスへの自動設定および運用操作の定義ファイル」を参照してください。

    上記対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。

    再度実行しても状況が変わらない場合、インフラ管理者は、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

ネットワークデバイスdevice_nameに対し、保守モードが設定されていないか確認してください。設定されている場合、「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、当該ネットワークデバイスの対処を行ったあと、保守モードの解除を行ってください。


62767

FJSVrcx:ERROR:62767:automatic network device configuration failed. operation=operation device=device_name serial-number=serial_number_per_device detail=detail

【Cloud Edition】

意味

簡単設定モードによるネットワークデバイスdevice_nameへの自動設定に失敗しました。

operationには、以下の操作名が表示されます。

  • create

    L-Platformの作成時

  • modify

    ネットワークデバイスへの設定時

  • operate(FirewallLog)

    Firewallログ参照時

  • operate(SLBMaintenance)

    分散対象の組込み、切り離し時

  • operate(SLBClear)

    負荷分散状況のクリア時、アクセス状況のクリア時

  • operate(SLBAccessLog)

    アクセス状況の参照時

  • recovery(create)

    L-Platformの作成失敗のリカバリー時

  • recovery(modify)

    ネットワークデバイスへの設定失敗のリカバリー時

device_nameには、ネットワークデバイス名が表示されます。
serial_number_per_deviceには、ネットワークデバイス単位のシリアル番号が表示されます。
detailには以下の詳細情報が表示されます。

  • "command failed. cmd:command"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameに対するコマンドcommandの実行に失敗しました。
    commandには、実行に失敗したネットワークデバイスのコマンドが表示されます。

  • "communication failed. cmd:command"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameとの通信中に通信異常が発生しました。
    commandには、実行できなかったネットワークデバイスのコマンドが表示されます。

  • "device not responding. cmd:command"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameに対するコマンド実行の応答が得られませんでした。
    commandには、応答がなかったネットワークデバイスのコマンドが表示されます。

  • "login information invalid"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameへのログインに失敗しました。ログイン情報に誤りがあります。

  • "login information not found. parameter:parameter"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameへのログインに必要な情報が見つかりません。
    parameterには、以下の詳細情報が表示されます。

    • "destination ip addressの場合

      ネットワークデバイスへ接続するためのIPアドレスが見つかりません。

    • "port number of the protocol"の場合

      ネットワークデバイスへ接続するためのポート番号が見つかりません。

    • "user account"の場合

      ネットワークデバイスへログインするためのアカウント情報が見つかりません。

    • "password"の場合

      ネットワークデバイスへログインするためのパスワード情報が見つかりません。

    • "administrator password"の場合

      ネットワークデバイスに対して自動設定するための管理者パスワード情報が見つかりません。

  • "parameter not found. parameter:parameter, file:filename"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameへの自動設定に必要な情報が見つかりません。
    parameterには、以下の詳細情報が表示されます。

    • "ip address of interface (DMZ_VLANID=DMZネットワークリソースのVLAN ID)"の場合

      ネットワークデバイスにおけるDMZネットワーク上のインターフェースIPアドレスが見つかりません。

    • "ip address of interface (SECURE1_VLANID=SECURE1ネットワークリソースのVLAN ID)"の場合

      ネットワークデバイスにおけるSECURE1ネットワーク上のインターフェースIPアドレスが見つかりません。

    • "ip address of interface (SECURE1_VLANID=SECURE2ネットワークリソースのVLAN ID)"の場合

      ネットワークデバイスにおけるSECURE2ネットワーク上のインターフェースIPアドレスが見つかりません。

    filenameには、以下の詳細情報が表示されます。

    • Unm_network_setting.xml

      ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイル内の定義が不十分です。

  • "device pre-configuration not found. configuration:configuration_name"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameへの自動設定に必要なネットワークデバイスの事前定義が見つかりません。

    configuration_nameには、以下の詳細情報が表示されます。

    • "class-map (classmap_name)"の場合

      classmap_name名のclass-map定義が、ネットワークデバイスに定義されていません。

    • "access-list (UNM_PRE-ADD_ACCLIST_INTRANET)"の場合

      UNM_PRE-ADD_ACCLIST_INTRANET名のaccess-list定義が、ネットワークデバイスに定義されていません。

    • "interface (description=UNM_PRE_INTERNET_IF)"の場合

      descriptionにUNM_PRE_INTERNET_IFと定義されたインターフェース定義が、ネットワークデバイスに定義されていません。

    • "interface (description=UNM_PRE_INTRANET_IF)"の場合

      descriptionにUNM_PRE_INTRANET_IFと定義されたインターフェース定義が、ネットワークデバイスに定義されていません。

  • "error page response file not found. file:filename"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameに必要なエラーページ応答ファイルfilenameが登録されていません。

  • "error page response file exceed the max size. max:size file:filename"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameに登録されている、エラーページ応答ファイルfilenameのファイルサイズが上限sizeを超えています。

  • "server certificate not found. number:number"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameのサーバ証明書登録番号numberに、サーバ証明書が登録されていません。

  • "environment error occurred. error:error_information"の場合

    OSのエラーもしくは予期しないエラーが発生しました。

  • "execution timeout"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameに対する自動設定または運用操作が規定時間内に終了しませんでした。

対処

テナント管理者またはテナント利用者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "command failed. cmd:command"、"communication failed. cmd:command"、"device not responding. cmd:command"、"execution timeout"の場合

    再操作してください。
    再操作しても状況が変わらない場合は、インフラ管理者に異常発生時の操作内容と本メッセージの情報を通知してください。

  • 上記以外の場合

    インフラ管理者に異常発生時の操作内容と本メッセージの情報を通知してください。


インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "command failed. cmd:command"の場合

    簡単設定モードによるネットワークデバイスdevice_nameへの自動設定および運用操作を行う場合に必要となる以下の定義について、対処してください。

    • ネットワークデバイスへの事前設定をネットワークデバイスdevice_nameに正しく設定していることを確認してください。

    • インターフェースに関する情報をネットワークデバイスのインターフェース設定ファイルへ正しく定義していることを確認してください。

    • ネットワーク構成情報におけるネットワークデバイスへ自動設定を行うためのログイン情報において、管理者パスワードが正しいパスワードになっているか確認してください。

    上記対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。

    再度実行しても状況が変わらない場合、ネットワークデバイス自身の定義の復旧が必要となるため、本メッセージと調査資料(*1)を採取し、当社技術員に連絡してください。
    ネットワークデバイスへの事前設定については、「設計ガイド CE」の「9.2.3.3 自動設定対象機器の設定情報」を参照してください。
    ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイルの詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.17 ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイル」を参照してください。
    ネットワーク構成情報の詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.7 ネットワーク構成情報」および、「NSオプション 説明書」を参照してください。

  • "communication failed. cmd:command"、"device not responding. cmd:command"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameの状態、およびネットワークデバイスまでの通信経路を確認し、異常を取り除いてください。
    上記対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。再度実行しても状況が変わらない場合、本メッセージと調査資料(*1)を採取し、当社技術員に連絡してください。

  • "login information invalid"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameのネットワーク構成情報について、以下の対処を行ってください。

    • ネットワーク構成情報のログイン情報におけるログイン名およびパスワードが、ネットワークデバイスに定義されているログイン名およびパスワードと一致していることを確認してください。

    上記対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。

    ネットワーク構成情報の詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.7 ネットワーク構成情報」および「NSオプション 説明書」を参照してください。

  • "login information not found. parameter:parameter"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameのネットワーク構成情報について、parameterに表示された内容に従って、対処を行ってください。

    • "destination ip address"の場合

      ネットワーク構成情報におけるネットワークデバイスへ自動設定を行うためのログイン情報において、管理者権限はuserを指定または省略してください。
      ネットワーク構成情報におけるネットワークデバイスへ自動設定を行うためのログイン情報にテナント名を記載している場合、そのテナント名と、このネットワークデバイスが登録されているネットワークプールのテナント名が同一であることを確認してください。

    • "port number of the protocol"の場合

      ネットワーク構成情報におけるネットワークデバイスへ自動設定を行うためのログイン情報にテナント名を記載している場合、そのテナント名と、このネットワークデバイスが登録されているネットワークプールのテナント名が同一であることを確認してください。

    • "user account"の場合

      ネットワーク構成情報におけるネットワークデバイスへ自動設定を行うためのログイン情報にテナント名を記載している場合、そのテナント名と、このネットワークデバイスが登録されているネットワークプールのテナント名が同一であることを確認してください。

    • "password"の場合

      ネットワーク構成情報におけるネットワークデバイスへ自動設定を行うためのログイン情報にテナント名を記載している場合、そのテナント名と、このネットワークデバイスが登録されているネットワークプールのテナント名が同一であることを確認してください。

    • "administrator password"の場合

      ネットワーク構成情報におけるネットワークデバイスへ自動設定を行うためのログイン情報において、管理者パスワードにパスワードが設定されていることを確認してください。
      ネットワーク構成情報におけるネットワークデバイスへ自動設定を行うためのログイン情報にテナント名を記載している場合、そのテナント名と、このネットワークデバイスが登録されているネットワークプールのテナント名が同一であることを確認してください。
      ネットワーク構成情報の詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.7 ネットワーク構成情報」および、「NSオプション 説明書」を参照してください。

    上記対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。

  • "parameter not found. parameter:parameter, file:filename"の場合

    filenameに表示されたファイルにおいて、parameterに表示された内容に従って、対処を行ってください。

    • "ip address of interface (DMZ_VLANID=VLAN ID)"、"ip address of interface (SECURE1_VLANID=VLAN ID)"および"ip address of interface (SECURE2_VLANID=VLAN ID)"の場合

      ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイルに、VLAN IDがVLAN IDであるネットワークリソース定義を正しく定義してください。
      定義されている場合は、そのネットワークリソース定義配下の定義において、以下の対処を行ってください。

      • ネットワークデバイスのノード名が、device_nameと一致しているか確認してください。

      • IPv4アドレスを、正しく定義してください。

    ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイルの詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.17 ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイル」を参照してください。

    上記対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。

  • "device pre-configuration not found. configuration:configuration_name"の場合

    configuration_nameに表示された内容に従って、対処を行ってください。

    • "class-map (classmap_name)"の場合

      classmap_name名のclass-map定義が、ネットワークデバイスdevice_nameに正しく定義されているか確認してください。
      NSアプライアンスのセットアップ手順において、NSアプライアンスの環境設定を実施していない場合は、NSアプライアンスの環境設定を実施してください。

    • "access-list (UNM_PRE-ADD_ACCLIST_INTRANET)"の場合

      UNM_PRE-ADD_ACCLIST_INTRANET名のaccess-list定義が、ネットワークデバイスdevice_nameに正しく定義されているか確認してください。
      ネットワークデバイスの事前設定を実施していない場合は、ネットワークデバイスの事前設定を実施してください。

    • "description (UNM_PRE_INTERNET_IF)"の場合

      descriptionにUNM_PRE_INTERNET_IFと定義されたインターフェース定義が、ネットワークデバイスdevice_nameに正しく定義されているか確認してください。

      ネットワークデバイスの事前設定を実施していない場合は、ネットワークデバイスの事前設定を実施してください。

    • "description (UNM_PRE_INTRANET_IF)"の場合

      descriptionにUNM_PRE_INTRANET_IFと定義されたインターフェース定義が、ネットワークデバイスdevice_nameに正しく定義されているか確認してください。
      ネットワークデバイスの事前設定を実施していない場合は、ネットワークデバイスの事前設定を実施してください。
      ネットワークデバイスへの事前設定については、「設計ガイド CE」の「9.2.3.3 自動設定対象機器の設定情報」を参照してください。
      NSアプライアンスのセットアップ手順については、「NSオプション 説明書」を参照してください。

    上記対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。

  • "error page not found. file:filename"の場合

    filenameに表示された内容に従って、対処を行ってください。

    • unknownの場合

      ネットワークデバイスdevice_nameに自動設定で利用する全てのエラーページ応答ファイルが登録されているか確認してください。
      誤って削除されている場合、再度、エラーページ応答ファイルを登録してください。
      エラーページ応答ファイルの登録方法については、「NSオプション 説明書」の「C.4.1 エラーページ応答ファイルの登録」を参照してください。

      なお、ネットワークデバイスdevice_nameには保守モードが設定されていますので、「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、当該ネットワークデバイスの対処を行ったあと、保守モードの解除を行ってください。

    • unknown以外の場合

      ネットワークデバイスdevice_nameにエラーページ応答ファイルfilenameが登録されているか確認してください。
      ネットワークデバイスの事前設定を実施していない場合、ネットワークデバイスの事前設定を実施してください。
      エラーページ応答ファイルの登録方法については、「NSオプション 説明書」の「C.4.1 エラーページ応答ファイルの登録」を参照してください。

    上記対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。

  • "error page exceed the max size. max:size, file:filename"の場合

    ネットワークデバイスdevice_nameに登録されているエラーページ応答ファイルfilenameのファイルサイズを確認してください。
    ファイルサイズがsizeを超えている場合、ファイルサイズがsize以下になるようにエラーページ応答ファイルを再作成後、再度、エラーページ応答ファイルを登録してください。
    エラーページ応答ファイルの登録方法については、「NSオプション 説明書」の「C.4.1 エラーページ応答ファイルの登録」を参照してください。

    上記対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。

  • "server certificate not found. number:number"の場合

    numberに表示された内容に従って、対処を行ってください。

    • unknownの場合

      ネットワークデバイスdevice_nameにサーバ証明書が登録されているか確認してください。
      誤って削除されている場合、再度、サーバ証明書を登録してください。
      サーバ証明書の登録方法については、「NSオプション 説明書」の「C.3.1 サーバ証明書およびCA証明書の登録」を参照してください。

      なお、ネットワークデバイスdevice_nameには保守モードが設定されていますので、「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、当該ネットワークデバイスの対処を行ったあと、保守モードの解除を行ってください。

    • unknown以外の場合

      ネットワークデバイスdevice_nameのサーバ証明書番号numberにサーバ証明書が登録されているか確認してください。
      ネットワークデバイスの事前設定を実施していない場合、ネットワークデバイスの事前設定を実施してください。
      サーバ証明書の登録方法については、「NSオプション 説明書」の「C.3.1 サーバ証明書およびCA証明書の登録」を参照してください。

    上記対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。

  • "environment error occurred. error:error_information"の場合

    自動設定スクリプトのログファイルをエディタ等で参照したままにしていないか、または、マネージャーがインストールされたハードディスクに空き容量があるか確認してください。
    上記対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。再度実行しても状況が変わらない場合、本メッセージと調査資料(*1)を採取し、当社技術員に連絡してください。
    ネットワークデバイスdevice_nameが保守モードに設定されていますので、「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、当該ネットワークデバイスの対処を行ったあと、保守モードの解除を行ってください。

  • "execution timeout"の場合

    operationに表示された内容に従って、対処を行ってください。

    • modify、recovery(modify)の場合

      スクリプトの監視時間"unm_provisioning.rcxprop"の"SIMPLE_SCRIPT_EXECUTE_TIME"パラメーターの値を変更してください。
      スクリプトの監視時間の定義方法については、「設計ガイド CE」の「I.5 定義ファイル」を参照してください。
      上記対処後、テナント管理者またはテナント利用者に同じ操作を再度実行するように依頼してください。
      再度実行しても状況が変わらない場合、インフラ管理者は、本メッセージと調査資料(*1)を採取し、当社技術員に連絡してください。

    • modify,recovery(modify)以外の場合

      本メッセージと調査資料(*1)を採取し、当社技術員に連絡してください。


*1:調査資料は以下になります。

  • 簡単設定モードの自動設定スクリプトのログ情報

  • 自動設定に失敗したネットワークデバイス機器の調査資料(保守情報)

  • 本製品の管理サーバにおける調査資料

上記のログ情報、調査資料の採取については、「設計ガイド CE」の「付録I 簡単設定モードが行うネットワークデバイスへの自動設定および運用操作」を参照してください。


62768

FJSVrcx:ERROR:62768:Selectable network device not found. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

選択できるネットワークデバイスが見つかりません。

detailには、以下の詳細情報が表示されます。

  • "cannot connect network resources. network_resources=network_resources ruleset=ruleset_name scriptlist=script_list line=n"の場合

    選択可能なネットワークデバイスでは、ネットワークリソースnetwork_resourcesと通信することができません。

    network_resourcesには、L-Platform作成時に利用しようとしたネットワークリソースが表示されます。
    ネットワークリソースが複数ある場合はカンマ(,)区切りで表示されます。
    ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
    script_listには、スクリプトリスト名が表示されます。
    nには、異常になったスクリプトリスト内の行番号が表示されます。

対処

テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者は、detailに表示された内容にしたがってエラーの原因を取り除いてください。

  • "cannot connect network resources. network_resources=network_resources ruleset=ruleset_name scriptlist=script_list line=n"の場合

    • 各ネットワークデバイスに対するネットワークリソースnetwork_resourcesの利用状況について確認し、1つのネットワークリソースが複数のネットワークデバイスで重複して利用されないように、ネットワーク設計とルールセットを見直してください。
      利用状況は、rcxadm firewall list -extend networkコマンドで確認します。
      rcxadm firewallコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.4 rcxadm firewall」を参照してください。

    • ネットワークプールに登録されているネットワークデバイスの状態を、rcxadm netdevice showコマンドで確認し、自動設定対象として選択可能な状態としてください。

      • ネットワークデバイスの保守モード(maintenance)が"ON"で動作状態(Status)が"error"の場合

        「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、対処を行ったあと、再操作を行ってください。

      • ネットワークデバイスの保守モード(maintenance)が"ON"で動作状態(Status)が"error"以外の場合

        ネットワークデバイスのメンテナンス作業が完了してから再操作を行ってください。

      • ネットワークデバイスの動作状態(Status)が"normal"または"error"以外の場合

        ネットワークデバイスの異常を取り除き、動作状態(status)が"normal"であることを確認してから再操作を行ってください。

      • ネットワークデバイスの自動設定の選択対象状態(AutoConfiguration)が"false"の場合

        ネットワーク構成情報の当該ネットワークデバイスへの自動設定の可否(AutoConfigurationタグ)に"true"(自動設定の対象)を設定して、rcxadm netdevice modifyコマンドで変更してください。
        rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。


62769

FJSVrcx:ERROR:62769:network_resource:is already used by network device.

【Cloud Edition】

意味

操作対象のネットワークリソースnetwork_resourceは、L-Platformに配備したファイアーウォールまたはサーバロードバランサーによって利用されています。

対処

以下の手順でエラーの原因を取り除いてください。

  1. 操作対象のネットワークリソースnetwork_resourceの利用状況について確認します。
    ファイアーウォールでの利用状況は、rcxadm firewall list -extend networkコマンドで確認します。
    サーバロードバランサーでの利用状況は、rcxadm slb list -extend networkコマンドで確認します。

  2. 操作対象のネットワークリソースnetwork_resourceを利用しているファイアーウォールまたはサーバロードバランサーが配備されているL-Platformをすべて解約した後、再実行してください。


62770

FJSVrcx:ERROR:62770:an error occurred during execution of the script, but subsequent processes were executed. ruleset=ruleset_name scriptlist=scriptlist_name detail=detail

【Cloud Edition】

意味

スクリプトリストscriptlist_nameの実行で異常が発生しましたが、以降の処理は継続して実行されました。

ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
detailには、以下の詳細情報が表示されます。

  • "scripts execution error. device=device_name result=code line=n"の場合

    スクリプトリストscriptlist_nameの実行で異常が発生しました。

    device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。スクリプトリストscriptlist_name内のnodeオペランドに"none"を指定した場合は、ハイフン(-)が表示されます。
    codeには、スクリプトの復帰値が表示されます。

    • "04"の場合

      ネットワークデバイスdevice_nameへの接続失敗やコネクションの切断などの異常が発生しました。

    • 上記以外の場合

      上記以外の異常が発生しました。

    nには、異常になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。
    本詳細情報は、ネットワーク構成情報の指定に誤りがある場合に表示されることがあります。

対処

以下の条件を満たす場合、テナント管理者またはテナント利用者は、再操作してください。

  • detailが"scripts execution error. device=device_name result=code line=n"でcodeが8以外


上記以外の場合、または再操作しても状況が変わらない場合は、インフラ管理者に異常発生時の操作内容と本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者は、以下の誤りがないか確認してください。

  • 異常が発生したネットワークデバイスの、ネットワーク構成情報を確認します。

    • Typeタグに"L2-Switch"が指定されている、かつ

    • Tenantタグが指定されている

    上記に該当する場合、該当するネットワークデバイスのネットワーク構成情報からTenantタグを削除し、rcxadm netdevice modifyコマンドでネットワークデバイスの設定を変更してください。

    異常が発生したネットワークデバイスは、detailまたはスクリプトリストscriptlist_name内に記載されたデバイス名から特定します。

    rcxadm netdevice modifyコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。

    ネットワーク構成情報については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.7 ネットワーク構成情報」を参照してください。

  • 本メッセージがL-Platformの操作で出力された場合、以下のネットワークデバイスのインターフェース設定ファイルに誤りがないか確認してください。

    【Windows】
    インストールフォルダー\Manager\etc\scripts\network_resource\Unm_network_setting.xml

    【Linux】
    /etc/opt/FJSVrcvmr/scripts/network_resource/Unm_network_setting.xml

    ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイルの詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.17 ネットワークデバイスのインターフェース設定ファイル」を参照してください。

上記に該当しない場合、インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "scripts execution error. device=device_name result=code line=n"の場合

    • スクリプトリストscriptlist_nameで指定しているスクリプトが、ネットワークデバイスdevice_nameへの接続にSSHを使用している。かつ、codeが"1"の場合

      スクリプトの仕様で決められたライブラリが、そのスクリプトの仕様で定めた場所に格納されているか、確認してください。

      以下の場合、使用するSSHライブラリおよびライブラリの格納場所については、「設計ガイド CE」の「F.2.1 ネットワークデバイスとSSHで接続する場合」を参照してください。

      • SSH接続を行うサンプルスクリプトの場合

      • 使用するSSHライブラリおよび格納場所をSSH接続を行うサンプルスクリプトと同じ仕様にした場合

    • その他の場合

      ネットワークデバイスの状態、およびネットワークデバイスまでの通信経路を確認し、異常を取り除いてください。

      スクリプトの実行によって定義の設定が行われたネットワークデバイスに対して、定義の削除が必要な場合、ネットワークデバイスに直接ログインし、手動で定義の削除を行ってください。

      ネットワークデバイスへのログインや定義の削除については、ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。

なお、detailが"scripts execution error. device=device_name result=code line=n"でcodeが8の場合、「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、当該ネットワークデバイスの対処を行ったあと、保守モードの解除を行ってください。


62771

FJSVrcx:ERROR:62771:device_name:invalid device status (status). serial-number=serial_number_per_device

【Cloud Edition】

意味

簡単設定モードでのネットワークデバイスへの自動設定または運用操作を行いましたが、対象のネットワークデバイスdevice_nameの状態が異常です。

device_nameには、ネットワークデバイス名が表示されます。
serial_number_per_deviceには、ネットワークデバイス単位のシリアル番号が表示されます。
statusには、以下のネットワークデバイス状態が表示されます。

  • "error"の場合

    設定対象のネットワークデバイスdevice_nameの状態が正常状態ではありません。

  • "maintenance mode"の場合

    設定対象のネットワークデバイスdevice_nameがメンテナンス中です。

  • "unavailable for auto-config"の場合

    設定対象のデバイスdevice_nameがスクリプト実行に失敗し対処中のため、ネットワーク機器の自動設定対象外の状態です。

対処

テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者はstatusに表示された内容に従って原因を調査し、その原因を取り除いてください。

  • "error"の場合

    設定対象のネットワークデバイスdevice_nameの状態を確認し、異常の原因を取り除いてください。

  • "maintenance mode"の場合

    • 本メッセージが出力される前に「メッセージ番号 42754」が出力されている場合

      出力されたメッセージに従い、対処を行ってください。

    • 上記以外の場合

      ネットワークデバイスdevice_nameのメンテナンス作業終了後、rcxadm netdevice setコマンドで該当のネットワークデバイスdevice_nameの保守モードの設定を解除してください。

      rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。

  • "unavailable for auto-config"の場合

    • 本メッセージが出力される前に「メッセージ番号 42783」が出力されている場合

      異常発生時の操作内容と本メッセージの情報を当社技術員に連絡してください。

    • 上記以外の場合

      ネットワーク構成情報の当該ネットワークデバイスdevice_nameへの自動設定の可否(AutoConfigurationタグ)に"true"(自動設定の対象)を設定して、rcxadm netdevice modifyコマンドで変更してください。

      rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。


62780

FJSVrcx:ERROR:62780:Status of nodeid has changed to status (cause)

意味

ネットワークデバイスnodeidの状態がstatusに変わりました。

causeには、以下のどれかが表示されます。

  • "Ping unreachable"の場合

    ネットワークデバイスからPINGによる生存監視への応答がありません。

  • "SNMP unreachable"の場合

    ネットワークデバイスからSNMPによる状態監視への応答がありません。

  • "NETCONF unreachable"の場合

    ネットワークデバイスからNETCONFによる状態監視への応答がありません。

  • "auto configuration failed"の場合

    ネットワークデバイスへの自動設定に失敗しました。

対処

ネットワークデバイスnodeidの状態を確認してください。

causeに表示された内容に従って原因を調査し、その原因を取り除いてください。

  • "Ping unreachable"の場合

    ネットワークデバイスがPINGに対する応答ができない原因を調査し、その原因を取り除いてください。

    ネットワークデバイスに問題がない場合、ネットワークデバイスまでの間の通信経路で問題が発生している可能性が高いため、通信経路上のネットワーク機器を確認してください。

  • "SNMP unreachable"の場合

    ネットワークデバイスがSNMPに対する応答ができない原因を調査し、その原因を取り除いてください。

    ネットワークデバイスに問題がない場合、ネットワークデバイスまでの間の通信経路で問題が発生している可能性が高いため、通信経路上のネットワーク機器を確認してください。

  • "NETCONF unreachable"の場合

    ネットワークデバイスがNETCONFに対する応答ができない原因を調査し、その原因を取り除いてください。
    ネットワークデバイスに問題がない場合、ネットワークデバイスまでの間の通信経路で問題が発生している可能性が高いため、通信経路上のネットワーク機器を確認してください。

  • "auto configuration failed"の場合

    本メッセージが出力される前後に、以下に示すメッセージでネットワークデバイスnodeidまたはネットワークデバイスnodeidと冗長構成となるネットワークデバイスに対するスクリプトの実行が失敗しています。

    • 「メッセージ番号 42750

    • 「メッセージ番号 42751

    • 「メッセージ番号 42754

    • 「メッセージ番号 62760

    • 「メッセージ番号 62766

    • 「メッセージ番号 62767

    • 「メッセージ番号 62770

    • 「メッセージ番号 67999

    出力されているメッセージに従い、ネットワークデバイスでスクリプトの実行に失敗した原因を特定し、その原因を取り除いてください。


62781

FJSVrcx:ERROR:62781:device:vendor or product name of redundant device is unmatched. detail=device

意味

ネットワークデバイスの冗長構成の設定に失敗しました。

ベンダー名と装置名が異なるネットワークデバイスに同じグループIDは設定できません。

deviceには、同じグループIDで登録済みのネットワークデバイス名が表示されます。複数のネットワークデバイスが登録されている場合、カンマ(",")区切りで表示されます。

対処

ネットワークデバイスのベンダー名と装置名を確認し、正しいグループIDを指定して再操作してください。

  • Virtual Editionの場合、ネットワークデバイスのベンダー名と装置名については、「設計ガイド VE」の「7.7 ネットワーク機器をリソースとして管理する場合」を参照してください。

  • Cloud Editionの場合、ネットワークデバイスのベンダー名と装置名については、「設計ガイド CE」の「9.4.8 ネットワーク機器をリソースとして管理する場合」を参照してください。


62782

FJSVrcx:ERROR:62782:device:duplicate login authority and tenant name found in login information. detail=authority,tenant_name

意味

ネットワークデバイスdeviceのログイン情報の設定に失敗しました。

1つのネットワークデバイスに同じ権限かつ同じテナント名のログイン情報は複数定義できません。

authorityには、ログイン情報の権限が表示されます。
tenant_nameには、ログイン情報のテナント名が表示されます。

対処

ログイン情報に正しい権限とテナント名を指定して、再操作してください。


62783

FJSVrcx:ERROR:62783:Network device file management function is disabled.

【Cloud Edition】

意味

ネットワーク機器設定ファイル管理機能は無効化されています。
unm_mon.rcxpropのCONFIG_BACKUPが"false"です。

対処

unm_mon.rcxpropの設定内容を確認してください。
unm_mon.rcxpropの設定内容については、「設計ガイド CE」の「9.4.8.2 ネットワーク機器設定ファイル管理機能を使用する場合」を参照してください。


62784

FJSVrcx:ERROR:62784:device_name:abnormal device status. status=status

【Cloud Edition】

意味

ネットワークデバイスの状態異常のため、ネットワーク機器設定用ファイルの操作に失敗しました。

device_nameには、対象のネットワークデバイス名が表示されます。
statusには、対象のネットワークデバイスの状態が表示されます。

対処

テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

インフラ管理者は、ネットワークデバイスdevice_nameの状態を確認し、異常の原因を取り除いてください。


62785

FJSVrcx:ERROR:62785:device_name:file_type not found.

【Cloud Edition】

意味

バックアップしたネットワーク機器設定用ファイルが存在しないため、ネットワーク機器設定用ファイルのリストアに失敗しました。

device_nameには、対象のネットワークデバイス名が表示されます。
file_typeには、ネットワーク機器コンフィグファイルを指定した場合は"network device configuration file"、ネットワーク機器環境ファイルを指定した場合は"network device environment file"が表示されます。

対処

rcxadm netdevice cfbackupコマンドの-nameおよび-typeに指定した値が正しいか確認してください。
rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。


62786

FJSVrcx:ERROR:62786:device_name:failed to operate network device file. result=code

【Cloud Edition】

意味

ネットワーク機器設定用ファイルの操作(バックアップまたはリストア)に失敗しました。

device_nameには、対象のネットワークデバイス名が表示されます。
operateには、実行した操作によって"backup"または"restore"が表示されます。
codeには、以下の原因コードが表示されます。

  • "04"の場合

    登録情報の誤り、または操作を再実行できる異常(コネクション切断、タイムアウト検出など)が発生しました。

  • 上記以外

    操作を再実行できない異常(上記以外)が発生しました。

対処

  • codeが"04"の場合

    • rcxadm netdeviceコマンド実行時

      ネットワーク構成情報を用いて登録したログイン情報と外部サーバ情報を確認します。
      誤りがある場合、当該ネットワークデバイスのログイン情報および外部サーバ情報を修正した後に再度同じコマンドを実行してください。
      誤りがない場合は、しばらく待ってから再度同じコマンドを実行してください。

    • その他(L-Platform作成時のバックアップ等)

      ネットワーク構成情報を用いて登録したログイン情報と外部サーバ情報を確認します。
      誤りがある場合、当該ネットワークデバイスのログイン情報および外部サーバ情報を修正した後にrcxadm netdevice cfbackupコマンドを実行してください。
      誤りがない場合は、しばらく待ってからrcxadm netdevice cfbackupコマンドを実行してください。

  • 上記以外の場合、または再操作しても状況が変わらない場合

    インフラ管理者に異常発生時の操作内容と本メッセージの情報を通知してください。
    インフラ管理者は、以下の誤りがないか確認して下さい。

    • ネットワークデバイスの状態、およびネットワークデバイスまでの通信経路を確認し、異常を取り除いてください。

    • ネットワーク機器設定ファイル管理機能を使用するための事前準備に誤りがないか確認し、誤りを訂正してください。
      事前準備の注意事項に記載している、装置内に作成を許可していないファイルが装置内に作成されている場合は、削除してください。

      ネットワーク機器設定ファイル管理機能を使用するための事前準備については、「設計ガイド CE」の「9.4.8.2 ネットワーク機器設定ファイル管理機能を使用する場合」を参照してください。

    • リストア操作を行った場合、リストア対象のネットワーク機器設定用ファイルと、ネットワークデバイスの設定内容に矛盾する定義がないか確認してください。

      リストア対象のネットワーク機器設定用ファイルはrcxadm netdevice cfexportコマンドで取得してください。
      rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。

      ネットワークデバイスの設定内容は、定義の設定が行われたネットワークデバイスに直接ログインし確認してください。
      ネットワークデバイスへのログイン、設定内容の確認については、ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


62788

FJSVrcx:ERROR:62788:obj1:key is already in use by obj2

【Cloud Edition】

意味

obj1keyobj2に使用されています。

【KVM】

  • obj1obj2がクローニングイメージ名(格納先種別)、keyが"name"の場合

    クローニングイメージの採取において、指定したイメージ名(obj1)は、obj2に使用されています。

対処

【KVM】

  • obj1obj2がクローニングイメージ名(格納先種別)、keyが"name"の場合

    同一イメージプール内において、同一名のクローニングイメージは採取できません。

    異なるイメージ名を指定して、再度実行してください。

    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.5.1 採取・登録」の「OSインストール後のL-Serverから採取する」を参照してください。


62789

FJSVrcx:ERROR:62789:device:communication error detail=detail

意味

ネットワークデバイスdeviceへの通信でエラーが発生したため、保守モードの解除ができません。

detailには、以下のどれかが表示されます。

  • "Ping unreachable"の場合

    ネットワークデバイスdeviceからPINGによる生存監視への応答がありません。

  • "SNMP unreachable"の場合

    ネットワークデバイスdeviceからSNMPによる状態監視への応答がありません。

  • "NETCONF unreachable"の場合

    ネットワークデバイスdeviceからNETCONFによる状態監視への応答がありません。

  • "Timeout"の場合

    ネットワークデバイスdeviceへの通信がタイムアウトしました。

対処

detailに表示された内容に従って原因を調査し、その原因を取り除いてください。

  • "Ping unreachable"の場合

    ネットワークデバイスdeviceがPINGに対する応答ができない原因を調査し、その原因を取り除いてください。
    ネットワークデバイスdeviceに問題がない場合、ネットワークデバイスまでの間の通信経路で問題が発生している可能性が高いため、通信経路上のネットワーク機器を確認してください。

  • "SNMP unreachable"の場合

    ネットワークデバイスdeviceがSNMPに対する応答ができない原因を調査し、その原因を取り除いてください。
    ネットワークデバイスdeviceに問題がない場合、ネットワークデバイスまでの間の通信経路で問題が発生している可能性が高いため、通信経路上のネットワーク機器を確認してください。

  • "NETCONF unreachable"の場合

    ネットワークデバイスdeviceがNETCONFに対する応答ができない原因を調査し、その原因を取り除いてください。
    ネットワークデバイスdeviceに問題がない場合、ネットワークデバイスまでの間の通信経路で問題が発生している可能性が高いため、通信経路上のネットワーク機器を確認してください。

  • "Timeout"の場合

    再度実行してください。
    再度実行しても状況が変わらない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


62790

FJSVrcx:ERROR:62790:device:configuration setting failed. detail=detail

意味

detailに示す内容により、ネットワークデバイスdeviceのネットワーク構成情報の設定に失敗しました。
configurationには、ネットワーク構成情報の要素名が表示されます。
detailには、以下が表示されます。

  • "status is error"の場合

    ネットワークデバイスdeviceの装置状態が"error"のため、configurationを変更できません。

  • "monitoring method error"の場合

    ネットワークデバイスdeviceに対してサポートしていない監視方法が指定されているため、configurationを指定できません。

対処

detailに表示された内容に従って原因を調査し、その原因を取り除いてください。

  • "status is error"の場合

    ネットワークデバイスdeviceに対して出力されている「メッセージ番号 62780」のメッセージを参照し、装置状態が"error"の原因への対処後に再操作してください。

  • "monitoring method error"の場合

    ネットワークデバイスdeviceに対してサポートしている監視方法を指定し、再度実行してください。

    • VCSの場合に指定可能な監視方法

      • ping

      • NETCONF

    • VCS以外の場合に指定可能な監視方法

      • ping

      • SNMP


62791

FJSVrcx:ERROR:62791:device cannot be manage as type.

意味

ネットワークデバイスdeviceはリソース種別typeとして管理できません。

deviceには、管理対象ネットワークデバイス名または管理対象ネットワークデバイスの管理IPアドレスが表示されます。

以下のような場合に発生することがあります。

  • ネットワークデバイスの登録時、指定した種別が異常の場合

  • 運用中に管理対象ネットワークデバイスが異なる機種に交換された場合

対処

  • ネットワークデバイス登録時に本メッセージが出力された場合

    以下を確認します。誤りがある場合、XMLを修正した後に再度同じコマンドを実行してください。

    • Netdeviceタグのip属性に指定した管理IPアドレスが正しい値か確認してください。

    • Typeタグに指定した値が正しい値か確認してください。
      ネットワークデバイスの機種によってTypeタグに指定可能な値は異なります。

      • Virtual Editionの場合、詳細については、「操作ガイド VE」の「7.5 ネットワークデバイスの登録」を参照してください。

      • Cloud Editionの場合、詳細については、「操作ガイドインフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.7 ネットワークデバイスの登録」を参照してください。

  • 運用中に本メッセージが出力された場合

    管理対象ネットワークデバイスが別の機種に交換されていないか確認してください。


62792

FJSVrcx:ERROR:62792:device:failed to obtain network device information.(detail)

意味

ネットワークデバイスdeviceからの設定情報の取得に失敗しました。

deviceには管理対象ネットワークデバイス名または管理対象ネットワークデバイスの管理IPアドレスが表示されます。

以下のような場合に出力されます。

  • 本製品に登録されたネットワークデバイスのアカウント情報に異常がある場合

  • 本製品に登録されたネットワークデバイスのアカウント情報とネットワークデバイスに設定されたアカウント情報が異なる場合

  • ネットワークデバイスが正しく動作していない場合

対処

detailに表示された内容に従って原因を調査し、その原因を取り除いてください。
原因を取り除いた後、再操作してください。

  • "login failed"の場合

    以下の内容を確認してください。

    • ネットワークデバイスのアカウント情報が正しく登録されているかを確認します。

      本製品に登録されているアカウント情報については、rcxadm netconfig exportコマンドで取り出すことができます。

      • Virtual Editionの場合、rcxadm netconfigコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「3.2 rcxadm netconfig」を参照してください。

      • Cloud Editionの場合、rcxadm netconfigコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.7 rcxadm netconfig」を参照してください。

      • Virtual Editionの場合、ネットワークデバイスのアカウント情報については、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「8.1 ネットワーク構成情報」を参照してください。

      • Cloud Editionの場合、ネットワークデバイスのアカウント情報については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.7 ネットワーク構成情報」を参照してください。

    • ネットワーク機器に設定されている情報と本製品に登録されている情報で、以下の情報が一致しているかを確認します。

      • 管理IPアドレス

      • リモートログイン用アカウント名

      • リモートログイン用パスワード

      ネットワーク機器に設定されている情報の確認方法については、ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。

      本製品に登録されている情報については、rcxadm netconfig exportコマンドで取り出すことができます。

      - Virtual Editionの場合、rcxadm netconfigコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「3.2 rcxadm netconfig」を参照してください。

      - Cloud Editionの場合、rcxadm netconfigコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.7 rcxadm netconfig」を参照してください。

    • 上記以外の場合

      以下の内容を確認します。

      • ネットワークデバイスdeviceの電源が入っているかを確認してください。

      • RORマネージャーからネットワーク機器までの通信経路に問題がないかを確認してください。
        問題がある場合、その原因を取り除いてください。

      • ネットワーク構成情報に指定したログイン情報のプロトコル(TelnetまたはSSH)でネットワーク機器に接続できるかを確認してください。
        接続できない場合、ネットワークデバイスdeviceで示されるネットワーク機器の保守手順に従って原因を取り除いてください。

  • "command error"の場合

    以下の内容を確認してください。

    • ネットワーク機器に設定されている情報と本製品に登録されている情報で、以下の情報が一致しているかを確認します。

      • 管理者パスワード

      ネットワーク機器に設定されている情報の確認方法については、ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。

      本製品に登録されている情報については、rcxadm netconfig exportコマンドで取り出すことができます。

      - Virtual Editionの場合、rcxadm netconfigコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「3.2 rcxadm netconfig」を参照してください。

      - Cloud Editionの場合、rcxadm netconfigコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.7 rcxadm netconfig」を参照してください。

    • ネットワーク機器のファームウェアバージョンが正しいか確認します。

      ネットワーク機器のファームウェアバージョンの確認については、ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。


62793

FJSVrcx:ERROR:62793:"vfab" cannot be associated with "tenant" using the global network pool.

【Cloud Edition】

意味

VFAB"vfab"は種別がネットワークプールであるグローバルプールを利用可能なテナント"tenant"とは関連付けすることができないため、処理を中断しました。

"vfab"、"tenant"が複数存在する場合は、カンマ区切りで複数表示されます。

以下のような場合に表示されます。

  • ネットワークデバイスの登録または変更時

    グローバルプールのネットワークプールを使用しているテナントに、VFABを関連付けした場合。

  • テナントのグローバルプールの設定変更時

    VFABに関連付けされているテナントに、グローバルプールのネットワークプールを追加した場合。

対処

  • ネットワークデバイスの登録または変更時

    VFAB"vfab"をテナント"tenant"と関連付けする場合は、VFABに関連付けするテナントについて、テナント情報の変更により、利用可能なグローバルプールとしてネットワークプールの選択を解除後、再度操作を行なってください。

  • テナントのグローバルプールの設定変更時

    テナント"tenant"がグローバルプールのネットワークプールを利用可能とする場合は、ネットワークデバイスの変更により、テナント"tenant"とVFAB"vfab"の関連を解消した後に、再度操作を行なってください。


62794

FJSVrcx:ERROR:62794:number of obj that execute processing for the netdevice exceeds specified value.

意味

  • objが"VFAB"の場合

    • ネットワークデバイスを作成・変更した場合

      ネットワークデバイスnetdeviceに対して処理を実行するVFABの数が規定値specified valueを超えているため、処理を中断しました。

    • ネットワークデバイスを削除した場合

      ネットワークデバイスnetdeviceの削除に連動して削除するVFABの数が規定値specified valueを超えているため、処理を中断しました。

対処

  • objが"VFAB"の場合

    以下の項目を見直して、操作対象のVFABが規定値specified valueを下回るようにして、再操作してください。

    • ネットワーク構成情報のXMLファイルに定義しているVfabタグの数

    • 削除対象のVFABの数