ここでは、427XX系のメッセージについて説明します。
【Cloud Edition】
意味
serverが物理サーバの場合
ネットワークリソースnameで指定したスイッチの外部接続ポートと、NICnumberが接続されていません。
serverがVMホストの場合
ネットワークリソースnameで指定したスイッチの外部接続ポートと、ユーザーが事前に作成した、仮想ネットワークが使用するNICnumberが接続されていません。
ネットワークリソースnameで指定した外部接続ポートの変更後、仮想ネットワークが再作成されていません。
ネットワークリソースnameで指定した物理LANセグメントの変更後、仮想ネットワークが再作成されていません。
対処
serverが物理サーバの場合
上記説明の原因に該当する内容を確認し、ネットワークリソースに接続できるNICを指定してください。
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch 10/40Gb 18/8+2を使用している場合
リソース詳細で表示されているFabric ID、Domain ID、Switch IDの値が、LANスイッチブレードに設定されている値と同じことを確認してください。
値が異なる場合、LANスイッチブレードの設定をリソース詳細に合わせて変更してください。
または、ネットワークリソースの外部接続ポートを削除したあと、LANスイッチブレードの削除、再登録を行うことでリソース詳細の表示を更新してください。
リソース詳細の表示が正しく更新されていることを確認したあと、必要に応じて外部接続ポートを再設定してください。
serverがVMホストの場合
上記説明の原因に該当する内容を確認し、仮想ネットワークを再作成してください。
LANスイッチブレード PY CB Eth Switch 10/40Gb 18/8+2を使用している場合
「serverが物理サーバの場合」と同様の対処を行ってください。
【Cloud Edition】
意味
ネットワークリソースnameで指定した物理LANセグメントと、仮想ネットワークが使用するNICnumberが異なります。
対処
以下の場合、必要に応じて仮想ネットワークを再作成してください。
ネットワークリソースnameで指定した物理LANセグメントまたはサーバNIC定義を変更した場合
ネットワークリソースnameで指定した物理LANセグメントと、ユーザーが事前に作成した仮想ネットワークで使用するNICnumberが異なっている場合
【Cloud Edition】
意味
ネットワークリソースに指定されているLANスイッチブレードswitchのlagnameのリンクアグリゲーション構成のポートが解除されました。このため、lagnameのリンクアグリゲーション構成のポートを指定したネットワークリソースを利用しているL-serverが他のサーバと通信できていない可能性があります。
対処
以下のどちらかを行ってください。
解除したリンクアグリゲーション構成のポートがネットワークリソースの外部接続ポートとして不要になった場合、ネットワークリソースの仕様変更により、ネットワークリソースの外部接続ポートから該当するポートを削除してください。
リンクアグリゲーション構成のポートの解除が誤った操作だった場合、再度、LANスイッチブレードswitchの管理コンソールからlagnameのリンクアグリゲーション構成のポートを設定し、RORコンソールからLANスイッチブレードswitchの[更新]ボタンにより本製品に認識させてください。
【Cloud Edition】
意味
ネットワークリソースの外部接続ポートとして指定されていたポートのポート種別がCIR以外に変更されました。
device_nameには、イーサネット・ファブリックスイッチの名前が表示されます。
対処
RORコンソールの[ネットワークリソース]-[リソース詳細]-[外部接続ポート]画面で、変更した結線が含まれているかを確認してください。
変更した結線に含まれている場合、ネットワークデバイスツリーのイーサネット・ファブリックスイッチのリソース詳細画面で該当ポートのポート種別がCIR以外に変更されていないかを確認してください。
ポート種別がCIR以外に変更されていた場合、どちらかの対処を行い、ネットワークリソースの外部接続ポートがCIRになるようにしてください。
イーサネット・ファブリックスイッチ上のポートの種別をCIRに変更します。
ネットワークリソースの外部接続ポートをポート種別がCIRのポートに変更します。
【Cloud Edition】
意味
スクリプトリストscriptlist_nameの実行で異常が発生しましたが、以降の処理は継続して実行されました。
ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
detailには、以下の詳細情報が表示されます。
"status of device (device_name) is error. line=n"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameの状態が異常です。冗長構成の別ネットワークデバイスの状態は正常のため、本ネットワークデバイスdevice_nameに対するスクリプトは実行せずに処理を継続しました。
device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。
nには、スクリプトを実行しなかったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。
"device (device_name) is in maintenance mode. line=n"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameがメンテナンス中です。冗長構成の別ネットワークデバイスの状態は正常のため、本ネットワークデバイスdevice_nameに対するスクリプトは実行せずに処理を継続しました。
device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。
nには、スクリプトを実行しなかったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。
"deletion of file (file_name) failed"の場合
履歴情報格納域file_nameの削除に失敗しました。
file_nameには、ファイル名またはディレクトリ名が表示されます。
"scripts execution error. device=device_name result=code line=n"の場合
スクリプトリストscriptlist_nameの実行中に異常が発生しました。
device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。スクリプトリストscriptlist_name内のnodeオペランドに"none"を指定した場合は、ハイフン(-)が表示されます。
codeには、異常が発生したスクリプトの復帰値が表示されます。
"4"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameへの接続失敗やコネクションの切断などの異常が発生しました。
上記以外の場合
上記以外の異常が発生しました。
nには、スクリプトの実行で異常が発生したスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。
"internal error. device=device_name line=n"の場合
スクリプトリストscriptlist_nameの実行中に内部エラーが発生しました。
device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。スクリプトリストscriptlist_name内のnodeオペランドに"none"を指定した場合は、ハイフン(-)が表示されます。
nには、スクリプトの実行中に内部エラーが発生したスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。
対処
テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。
インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"status of device (device_name) is error. line=n"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameの状態を正常な状態に復旧させた後、実行予定だったスクリプトリストscriptlist_nameを参考に、ネットワークデバイスdevice_nameに直接ログインし、手動で定義設定してください。
ネットワークデバイスdevice_nameへのログインや定義の削除については、ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。
"device (device_name) is in maintenance mode. line=n"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameのメンテナンス作業終了後、以下を行ってください。
実行予定だったスクリプトリストscriptlist_nameを参考に、ネットワークデバイスdevice_nameに直接ログインし、手動で定義設定してください。
ネットワークデバイスdevice_nameへのログインや定義の削除については、ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。
rcxadm netdevice setコマンドで該当のネットワークデバイスdevice_nameの保守モードの設定を解除してください。
rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。
"deletion of file (file_name) failed"の場合
履歴情報格納域file_nameが存在する場合、以下を確認してください。
履歴情報格納域file_nameにアクセス権があるか
アクセス権がない場合はアクセス権を付与し、手動で履歴情報格納域file_nameを削除してください。
ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか
システムログを確認し、エラーの原因を取り除いた後、手動で履歴情報格納域file_nameを削除してください。
履歴情報格納域file_nameが存在しない場合は、対処不要です。
"scripts execution error. device=device_name result=code line=n"の場合
スクリプトの復帰値と実行ログ情報から原因を特定し、その原因を取り除いてください。
なお、codeが8の場合、「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、当該ネットワークデバイスの対処を行ったあと、保守モードの解除を行ってください。
"internal error. device=device_name line=n"の場合
本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
【Cloud Edition】
意味
スクリプトリストscriptlist_nameの実行中に異常が発生したため、スクリプトリストscriptlist_nameの実行は中断されました。
L-Platform、ネットワークリソースまたは物理L-Serverの削除時に本メッセージが出力された場合、操作対象資源の解放処理は継続して実行されました。
ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
script_nameには、中断の原因になったスクリプト名、または可変パラメーター変換後の実行スクリプト名が表示されます。
detailには、以下の詳細情報が表示されます。
"unavailable status for auto-config. device=device_name line=n"の場合
スクリプトリストscriptlist_nameに指定されたスクリプトscript_nameを実行する対象のネットワークデバイスdevice_nameは、自動設定対象として選択できないようになっています。
device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。
nには、スクリプトの実行を中断する原因になったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。
"scripts execution error. device=device_name result=code line=n"の場合
スクリプトscript_nameの実行中に異常が発生しました。
device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。スクリプトリストscriptlist_name内のnodeオペランドに"none"を指定した場合は、ハイフン(-)が表示されます。
codeには、異常が発生したスクリプトの復帰値が表示されます。
"04"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameへの接続失敗やコネクションの切断などの異常が発生しました。
上記以外の場合
上記以外の異常が発生しました。
nには、スクリプトの実行で異常が発生したスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。
"execution timeout. device=device_name line=n"の場合
スクリプトリストscriptlist_nameの実行中にスクリプトの監視時間タイムアウトが発生しました。
device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。スクリプトリストscriptlist_name内のnodeオペランドに"none"を指定した場合は、ハイフン(-)が表示されます。
nには、タイムアウトが発生したスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。
"internal error. device=device_name line=n"の場合
スクリプトリストscriptlist_nameの実行中に内部エラーが発生しました。
device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。スクリプトリストscriptlist_name内のnodeオペランドに"none"を指定した場合は、ハイフン(-)が表示されます。
nには、スクリプトの実行中に内部エラーが発生したスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。
対処
テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に異常発生時の操作内容、および本メッセージの情報を通知してください。
インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って原因を調査し、その原因を取り除いてください。
"unavailable status for auto-config. device=device_name line=n"の場合
ネットワーク構成情報の当該ネットワークデバイスdevice_nameへの自動設定の可否(AutoConfigurationタグ)に"true"(自動設定の対象)を設定し、rcxadm netdevice modifyコマンドで変更してください。
rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。
"scripts execution error. device=device_name result=code line=n"の場合
スクリプトの復帰値と実行ログ情報から原因を特定し、その原因を取り除いてください。
なお、codeが8の場合、「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、当該ネットワークデバイスの対処を行ったあと、保守モードの解除を行ってください。
"execution timeout. device=device_name line=n"の場合
スクリプトの実行で時間がかかっている処理を特定してください。
処理時間が妥当である場合、スクリプトの監視時間"unm_provisioning.rcxprop"の"EXECUTE_TIMEOUT"パラメーターの値を変更してください。
スクリプトの監視時間の定義方法については、「設計ガイド CE」の「F.7 ネットワークデバイスへの自動設定および運用操作の定義ファイル」を参照してください。
ネットワークデバイスdevice_nameに対し、保守モードが設定されていないか確認してください。設定されている場合、「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、保守モードの解除を行ってください。
上記対処後、再度実行しても状況が変わらない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
"internal error. device=device_name line=n"の場合
本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
スクリプトの実行によって定義の設定が行われたネットワークデバイスdevice_nameに対して定義の削除が必要な場合、ネットワークデバイスdevice_nameに直接ログインし、手動で定義を削除してください。
ネットワークデバイスdevice_nameへのログインや定義の削除については、ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。
【Cloud Edition】
意味
スクリプトリストscriptlist_nameの実行が中断されたことにより、後続のスクリプトが実行されませんでした。
中断した原因については、「メッセージ番号 42751」を参照してください。
ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
script_nameには、実行されなかったスクリプト名、または可変パラメーター変換後の実行されなかったスクリプト名が表示されます。
device_nameには、スクリプトが実行されなかったネットワークデバイスの名前が表示されます。スクリプトリストscriptlist_name内のnodeオペランドに"none"を指定した場合は、ハイフン(-)が表示されます。
nには、スクリプトを実行しなかったスクリプトリスト内の行番号が表示されます。
本メッセージは、実行しなかったスクリプトの数だけ出力されます。
対処
テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に異常発生時の操作内容、および本メッセージの情報を通知してください。
インフラ管理者は、「メッセージ番号 42751」の対処を行ってください。
「メッセージ番号 42751」の対処を行ったあと、実行予定だったスクリプトscript_nameを参考に、ネットワークデバイスdevice_nameに直接ログインし、手動で定義を削除してください。
ネットワークデバイスdevice_nameへのログインや定義の削除については、ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。
ネットワークデバイスdevice_nameに対し、保守モードが設定されている場合、「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、保守モードの解除を行ってください。
【Cloud Edition】
意味
スクリプトリストscriptlist_nameの実行で異常が発生しましたが、以降の処理は継続して実行されました。
ruleset_nameには、ルールセット名が表示されます。
scriptlist_nameには、スクリプトリスト名が表示されます。
detailには、以下の詳細情報が表示されます。
"status of device (device_name) is error. line=n"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameの状態が異常です。
冗長構成の別ネットワークデバイスの状態は正常のため、本ネットワークデバイスdevice_nameに対するスクリプトは実行せずに処理を継続しました。
device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。
nには、スクリプトを実行しなかったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。
"device (device_name) is in maintenance mode. line=n"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameがメンテナンス中です。
冗長構成の別ネットワークデバイスの状態は正常のため、本ネットワークデバイスdevice_nameに対するスクリプトは実行せずに処理を継続しました。
device_nameには、ネットワークデバイスの名前が表示されます。
nには、スクリプトを実行しなかったスクリプトリストscriptlist_name内の行番号が表示されます。
"deletion of file (file_name) failed"の場合
履歴情報格納域file_nameの削除に失敗しましたが、スクリプトの実行処理は正常に完了しているため、処理を継続しました。
file_nameには、履歴情報格納域ファイル名またはディレクトリ名が表示されます。
対処
テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。
インフラ管理者はdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"status of device (device_name) is error. line=n"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameの状態を正常な状態に復旧させた後、テナント管理者またはテナント利用者へ再操作を依頼してください。
"device (device_name) is in maintenance mode. line=n"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameのメンテナンス作業終了後、rcxadm netdevice setコマンドで該当のネットワークデバイスdevice_nameの保守モードの設定解除を行い、テナント管理者またはテナント利用者へ再操作を依頼してください。
rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。
"deletion of file (file_name) failed"の場合
履歴情報格納域file_nameが存在する場合、以下を確認してください。
履歴情報格納域file_nameにアクセス権があるか
アクセス権がない場合はアクセス権を付与し、手動で履歴情報格納域file_nameを削除してください。
ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか
システムログを確認し、エラーの原因を取り除いた後、手動で履歴情報格納域file_nameを削除してください。
履歴情報格納域file_nameが存在しない場合は、対処不要です。
【Cloud Edition】
意味
簡単設定モードによるネットワークデバイスdevice_nameへの自動設定中に異常が発生したため、設定が中断されました。
L-Platformの削除時に本メッセージが出力された場合、操作対象資源の解放処理は継続して実行されました。
operationには、以下の操作名が表示されます。
delete
L-Platformの削除時
device_nameには、ネットワークデバイス名が表示されます。
serial_number_per_deviceには、ネットワークデバイス単位のシリアル番号が表示されます。
detailには以下の詳細情報が表示されます。
"command failed. cmd:command"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameに対するコマンドcommandの実行に失敗しました。
commandには、実行に失敗したネットワークデバイスのコマンドが表示されます。
"communication failed. cmd:command"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameとの通信中に通信異常が発生しました。
commandには、実行できなかったネットワークデバイスのコマンドが表示されます。
"device not responding. cmd:command"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameに対するコマンド実行の応答が得られませんでした。
commandには、応答がなかったネットワークデバイスのコマンドが表示されます。
"login information invalid"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameへのログインに失敗しました。ログイン情報に誤りがあります。
"error page response file not found. file:unknown"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameに自動設定で必要なエラーページ応答ファイルが登録されていません。
"server certificate not found. number:unknown"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameに自動設定で必要なサーバ証明書が登録されていません。
"environment error occurred. error:error_information"の場合
OSのエラーもしくは予期しないエラーが発生しました。
"execution timeout"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameに対する自動設定が規定時間内に終了しませんでした。
対処
テナント管理者またはテナント利用者はインフラ管理者に異常発生時の操作内容と本メッセージの情報を通知してください。
インフラ管理者は以下の作業手順に従い、ネットワークデバイスdevice_nameの保守作業を行ってください。
detailに表示された内容が以下の場合、必要な対処を行ってください。
"error page response file not found. file:unknown"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameに自動設定で利用する全てのエラーページ応答ファイルが登録されているか確認してください。
誤って削除されている場合、再度、エラーページ応答ファイルを登録してください。
エラーページ応答ファイルの登録方法については、「NSオプション 説明書」の「C.4.1 エラーページ応答ファイルの登録」を参照してください。
"server certificate not found. number:unknown"の場合
ネットワークデバイスdevice_nameに自動設定で利用する全てのサーバ証明書が登録されているか確認してください。
誤って削除されている場合、再度、サーバ証明書を登録してください。
サーバ証明書の登録方法については、「NSオプション 説明書」の「C.3.1 サーバ証明書およびCA証明書の登録」を参照してください。
本メッセージと以下の情報を当社技術員に連絡してください。
簡単設定モードの自動設定スクリプトのログ情報
自動設定に失敗したネットワークデバイス機器の調査資料(保守情報)
本製品の管理サーバにおける調査資料
上記のログ情報、調査資料の採取については、「設計ガイド CE」の「付録I 簡単設定モードが行うネットワークデバイスへの自動設定および運用操作」を参照してください。
当社技術員の指導に従い、ネットワークデバイスdevice_nameの定義修正を行ってください。
detailが"execution timeout"以外の場合、「運用ガイド CE」の「9.5.1.5 自動設定の失敗により保守モードとなったネットワーク機器の保守作業手順」に従い、保守モードの設定解除を行ってください。
意味
ネットワークデバイスnodeidの状態がstatusに変わりました。
causeには、以下が表示されます。
"domain status changed = domainid1,domainid2,..."の場合
状態が変化したファブリック構成のドメインID domainid1,domainid2,...には、状態が変化したドメインIDの数だけカンマ区切りで表示されます。
本メッセージはConverged Fabricの場合に表示されます。
対処
ネットワークデバイスの状態を確認してください。
【Cloud Edition】
意味
ネットワークデバイスdeviceに対する自動設定に失敗したため、ネットワークデバイスを保守モードにしました。
対処
本メッセージの前後に表示されているネットワークデバイスdeviceに対する自動設定失敗を示すメッセージについて対処を行ってください。
対処後、rcxadm netdevice setコマンドでネットワークデバイスdeviceの保守モードを解除してください。
rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。
意味
ネットワークデバイスdeviceの存在しないポートportに結線情報が定義されています。
ネットワーク機器の物理構成または定義の変更により、当該ポートが削除された可能性があります。
ネットワークデバイスdeviceのポートportに対して、ネットワーク機器から取得した結線情報と異なる結線情報が定義されています。
対処
ネットワークデバイスdeviceの存在しないポートportに結線情報が定義されている場合
ネットワーク機器の結線を確認し、正しい結線情報を再登録してください。
ネットワークデバイスdeviceのポートportに対して、ネットワーク機器から取得した結線情報と異なる結線情報が定義されている場合
ネットワーク機器へのSNMP通信ができることを確認し、rcxadm netdevice refresh -recreate コマンドで結線情報を最新化してください。
Virtual Editionの場合、rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「3.3 rcxadm netdevice」を参照してください。
Cloud Editionの場合、rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。