ここでは、679XX系のメッセージについて説明します。
【Virtual Edition】
意味
コマンドがタイムアウトでエラーになりました。
対処
管理サーバのマネージャー資産に対するバックアップ・リストアコマンド実行時に本メッセージが表示された場合
以下のどちらかの可能性があります。
管理サーバで実行中の操作がデータベースに残っている
コマンド実行中に、マネージャーの停止または起動が行われた
コマンドごとに以下の対処を行ってください。
rcxbackupコマンド、scwbackupコマンドまたはrcxkeydefbackupコマンドを実行した場合
マネージャーを起動し管理サーバで実行中の操作を完了させるか、採取済みの構成定義情報をリストアしたあと、再操作してください。
マネージャーの停止または起動が行われていないか確認し、再操作してください。
rcxrestoreコマンド、scwrestoreコマンドまたはrcxkeyrestoreコマンドを実行した場合
マネージャーの停止または起動が行われていないか確認し、再操作してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
以下の操作の実行時に本メッセージが表示された場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
VMホスト
- 登録
- 解除
上記以外の場合
該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
【Cloud Edition】
意味
コマンドがタイムアウトエラーになりました。
対処
管理サーバのマネージャー資産に対するバックアップ・リストアコマンド実行時に本メッセージが表示された場合、以下のどちらかの可能性があります。
管理サーバで実行中の操作がデータベースに残っている
コマンド実行中に、マネージャーの停止または起動が行われた
コマンドごとに以下の対処を行ってください。
rcxbackupコマンド、scwbackupコマンドまたはrcxkeydefbackupコマンドを実行した場合
マネージャーを起動し管理サーバで実行中の操作を完了させるか、採取済みの構成定義情報をリストアしたあと、再操作してください。
マネージャーの停止または起動が行われていないか確認し、再操作してください。
rcxrestoreコマンド、scwrestoreコマンドまたはrcxkeyrestoreコマンドを実行した場合
マネージャーの停止または起動が行われていないか確認し、再操作してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
以下の操作の実行時に本メッセージが表示された場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
物理L-Server
イメージ操作
登録
削除
用途変更
電源操作
関連付け
関連付け解除
VMホスト
登録
解除
VM種別が"OVM-SPARC"の仮想L-Serverの場合、またはVMゲストのマイグレーション実行時に本メッセージが表示された場合、以下の対処を行ってください。
「メッセージ番号 67375」の「auto-boot?の設定値を復旧する手順」を実行してください。
VM種別が"OVM-SPARC"の仮想L-Server作成時に以下のすべての条件を満たす場合、1つずつ直列処理で実行したL-Serverの作成が失敗しています。
Solaris 11のイメージを指定したL-Serverの作成を複数同時に実行した場合
「導入ガイド CE」の「8.8.1 定義ファイルの作成」の「Solaris 11のイメージを指定したL-Serverの作成を、複数同時に実行した時の動作モードの定義ファイル」に"true"を指定している場合
失敗の原因として、複数同時に実行したL-Serverの作成が終了していない可能性もあります。「トラブルシューティング集」の「3.7 仮想L-Serverの作成が長時間経過しても終了しない。」を参照し、長時間経過しても終了していない処理がないか確認してください。
また、作成したゲストドメインが削除されていない場合、「メッセージ番号 67373」の「ゲストドメインの削除手順」を参照し、ゲストドメインを削除してください。
【Virtual Edition】
意味
コマンドで異常が発生しました。
対処
rcxadmコマンドの実行を[Ctrl + C]キーなどでキャンセルしたあとに本メッセージが出力される場合があります。
正常にキャンセルされており、対処は必要ありません。
調査資料採取コマンドを実行して本メッセージが出力された場合、該当するメッセージを採取し、当社技術員に連絡してください。
OSのシステムログに詳細メッセージが出力される場合があります。
システムログに出力されているメッセージ番号を確認し、対処を行ってください。
本製品のインストール先に誤りがある場合があります。
以下を参照し、正しいパスに再インストールしてください。
マネージャーのインストール先
「導入ガイド VE」の「2.1.1.6 インストール」
エージェントのインストール先
「導入ガイド VE」の「2.2.2 インストール【Windows】【Hyper-V】」
detailsが"Service control timeout. service_name=Resource Coordinator Manager"の場合【Windowsマネージャー】
マネージャーの必須ソフトウェアであるSNMP Trap Serviceが正しく設定されているか確認してください。
設定の詳細は、「導入ガイド VE」の「2.1.1.2 ソフトウェアの準備と確認」を参照してください。
detailsが"Service control timeout. service_name=ResourceCoordinatorWebServer(Apache)"の場合【Windowsマネージャー】
マネージャーの必須ソフトウェアであるMicrosoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (x86)がインストールされているか確認してください。
管理サーバのマネージャー資産に対するバックアップ・リストアを実行した場合
コマンド実行中にマネージャーの停止、または起動が行われた可能性があります。
マネージャーの停止、または起動が行われていないことを確認し、再操作してください。
データベースアクセスに失敗した可能性があります。
再度、コマンドを実行してください。
コマンドの実行を[Ctrl + C]キーなどでキャンセルしたあとに本メッセージが出力される場合があります。
正常にキャンセルされており、対処は必要ありません。
システムイベントログに[ソース: Win32k イベント ID: 243]の警告イベント[デスクトップ ヒープの割り当てに失敗しました。]が出力される場合
対処方法については、「トラブルシューティング集」の「13.1 デスクトップヒープが枯渇した場合」を参照してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
【Cloud Edition】
意味
以下の場合に異常が発生しました。
内部エラー、または以下の作業で指定したXMLを読み込んだ場合
L-Serverの作成や構成変更
L-Serverテンプレートのインポート
DRでのインポート
ネットワークリソースの作成
管理サーバのマネージャー資産に対するバックアップ・リストアコマンドを実行した場合
サーバNIC定義の反映(rcxadm nicdefctl commit)を実行した場合
ネットワークデバイスの自動設定機能を有効にし、ネットワークリソースの作成、変更または削除を行った場合、またはファイアーウォールやサーバロードバランサーを含むL-Platformの作成や構成変更を行った場合
VM種別が"RHEL-Xen"の仮想L-Serverで、クローニングイメージを採取した場合
クローニングイメージの採取に失敗しました。
上記以外の場合
コマンドで異常が発生しました。
対処
以下の操作を実行した場合
L-Serverの作成や構成変更
L-Serverテンプレートのインポート
DRでのインポート
ネットワークリソースの作成
操作時に指定したXMLの内容を見直し、再操作してください。
管理サーバのマネージャー資産に対するバックアップ・リストアを実行した場合
コマンド実行中にマネージャーの停止、または起動が行われた可能性があります。
マネージャーの停止、または起動が行われていないことを確認し、再操作してください。
データベースアクセスに失敗した可能性があります。
再度、コマンドを実行してください。
コマンドの実行を[Ctrl + C]キーなどでキャンセルしたあとに本メッセージが出力される場合があります。
正常にキャンセルされており、対処は必要ありません。
サーバNIC定義の反映(rcxadm nicdefctl commit)を実行した場合
本製品のファイルの内容が正しくありません。 該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
ネットワークデバイスの自動設定機能を有効にし、ネットワークリソースの作成、変更または削除を行った場合、またはファイアーウォールやサーバロードバランサーを含むL-Platformの作成や構成変更を行った場合
スクリプトを実行するプロセスの起動に失敗、または実行中のプロセスが異常終了した可能性があります。
該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
detailsが"Service control timeout. service_name=Resource Coordinator Manager"の場合【Windowsマネージャー】
マネージャーの必須ソフトウェアであるSNMP Trap Serviceが正しく設定されているか確認してください。
設定の詳細は、「導入ガイド CE」の「2.1.1.2 ソフトウェアの準備と確認」を参照してください。
detailsが"Service control timeout. service_name=ResourceCoordinatorWebServer(Apache)"の場合【Windowsマネージャー】
マネージャーの必須ソフトウェアであるMicrosoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (x86)がインストールされているか確認してください。
VM種別が"RHEL-Xen"の仮想L-Serverで、クローニングイメージを採取した場合
クローニングイメージ採取時に-nameオプションで指定した文字列が、指定できる文字数を超えている可能性があります。適切な文字数を指定し、再実行してください。
-nameオプションの詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「4.1 rcxadm image」を参照してください。
システムイベントログに[ソース: Win32k イベント ID: 243]の警告イベント[デスクトップ ヒープの割り当てに失敗しました。]が出力される場合
対処方法については、「トラブルシューティング集」の「13.1 デスクトップヒープが枯渇した場合」を参照してください。
上記以外の場合
rcxadmコマンドの実行を[Ctrl + C]キーなどでキャンセルしたあとに本メッセージが出力される場合があります。
正常にキャンセルされており、対処は必要ありません。
調査資料採取コマンドを実行して本メッセージが出力された場合、該当するメッセージを採取し、当社技術員に連絡してください。
OSのシステムログに詳細メッセージが出力される場合があります。
システムログに出力されているメッセージ番号を確認し、対処を行ってください。
本製品のインストール先に誤りがある場合があります。
以下を参照し、正しいパスに再インストールしてください。
マネージャーのインストール先
「導入ガイド CE」の「2.1.1.6 インストール」
エージェントのインストール先
「導入ガイド CE」の「2.2.2 インストール【Windows】【Hyper-V】」
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。