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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 リファレンスガイド (コマンド/XML編)
FUJITSU Software

6.7 rcxmgrrestore

名前

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxmgrrestore - マネージャーのリストア

【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxmgrrestore - マネージャーのリストア


形式

rcxmgrrestore -dir directory

機能説明

rcxmgrrestoreは、本製品のマネージャーをリストアするためのコマンドです。

サービスが起動された状態でコマンドを実行した場合、エラーになります。


オプション

-dir directory

dirには、バックアップデータの格納先ディレクトリを指定します。ただし、ネットワークドライブのディレクトリ名は指定できません。

以下の文字を-dirオプションに指定しないでください。

【Windowsマネージャー】
スラッシュ("/")

【Linuxマネージャー】
円マーク("\")


使用例

>rcxmgrrestore -dir /dir0 <RETURN>


終了ステータス

以下のステータスが返されます。

0

正常に処理されました。

0以外

エラーが発生しました。

注意

  • 本コマンドは、実行時に退避/復元対象のフォルダーまたはディレクトリ配下をすべて削除したあとに、-dirオプションで指定したバックアップによるリストアを行います。
    退避/復元対象については、「6.3 rcxkeydefbackup 【Basicモードの場合】」および「6.11 scwbackup 【Basicモードの場合】」を参照してください。

  • フォルダーまたはディレクトリを指定する際は、以下の項目に注意してください。

    • システムのインストールフォルダーまたはインストールディレクトリを-dirオプションに指定しないでください。

    • 半角英数字以外の文字を含むフォルダーまたはディレクトリを-dirオプションに指定しないでください。

    • 指定するフォルダーまたはディレクトリは絶対パスで指定してください。

    • 指定するフォルダーまたはディレクトリのパスは28文字以内にしてください。

    • 以下の文字を-dirオプションに指定しないでください。

      【Windowsマネージャー】
      スラッシュ("/")

      【Linuxマネージャー】
      円マーク("\")

  • 本コマンド実行中にマネージャーの起動を行わないでください。

  • 本コマンドのCtrl+Cによる強制終了は行わないでください。