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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 リファレンスガイド (コマンド/XML編)
FUJITSU Software

6.8 rcxrepair 【Basicモードの場合】

名前

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\sys\lserver_repair\rcxrepair - 復旧する構成定義情報の確認

【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVrcvmr/sys/lserver_repair/rcxrepair - 復旧する構成定義情報の確認


形式

rcxrepair -logdir L-Server復旧ログ格納ディレクトリ [-dir リソース定義情報の出力先 | -dryrun]

機能説明

L-Server復旧ログと構成定義情報を比較し、復旧が必要な構成定義情報を確認します。
復旧が必要な構成定義情報がある場合、復旧するためのインポートファイルを作成するためのコマンドです。


オプション

-logdir L-Server復旧ログ格納ディレクトリ

L-Server復旧ログの格納先ディレクトリを指定します。

-dir リソース定義情報の出力先

復旧する構成定義情報のリソース情報の出力先を指定します。

-dryrunオプションで復旧する構成定義情報がある場合に本オプションを指定してリソース情報を作成します。

-dryrun

復旧する構成定義情報の内容を確認します。復旧する必要がない場合、その旨が出力されます。

注意

-dryrunオプションを使用するとコマンドの実行時に指定したフォルダー配下にrcxrepair_tmpという名前の一時フォルダーが作成されます。このため、書込みできるフォルダー上で実行してください。

また、コマンドを強制終了した場合、rcxrepair_tmpフォルダーが作成される場合があります。その場合、フォルダーを削除してください。


使用例

>rcxrepair -logdir L-Server復旧ログ -dryrun <RETURN>
folder create: /folder1
lserver create: /folder1/l-server1
lserver create: /folder1/l-server2
>rcxrepair -logdir L-Server復旧ログ格納ディレクトリ -dir リソース定義情報の出力先 <RETURN>