クライアント(CT)でウィンドウを持つアプリケーションを起動した場合、ウィンドウが表示されたときのログです。ウィンドウを持たないアプリケーションを起動した場合は、ウィンドウタイトル取得ログは採取できません。
「Internet Explorer®」または「エクスプローラ」を使用している場合、以下のどれかの条件に当てはまるとき、ウィンドウタイトル取得ログとして「アドレスバーに表示されるURL情報」も採取されます。
URL情報中に「http://」、「https://」または「ftp://」が含まれる。
URL情報の先頭2、3文字目に「:\」が含まれない。
URL情報の先頭が「\\」ではない。
ただし、下記のアプリケーションを交互に切り替えた場合に前回と同じ「アプリケーションのウィンドウタイトル名」および「アドレスバーに表示されるURL情報」だった場合はウィンドウタイトル取得ログは採取されません。
Internet Explorer®とエクスプローラ
Internet Explorer®とInternet Explorer®
エクスプローラとエクスプローラ
注意
使用している環境によって、機能が制限される場合があります
ポリシーを設定した場合、使用している環境によって、機能が制限されることがあります。
詳細は、“1.2.23 ウィンドウタイトル取得ログ”を参照してください。
採取するために設定するポリシー
[端末初期設定]画面、[ユーザーポリシー設定]画面、または管理コンソール起動直後の画面(CTポリシー設定画面)で設定します。
[Windows]の[ログを採取する操作]で、[ウィンドウタイトル取得ログ(Webアクセスログ)]に[する]を設定します。
[ウィンドウタイトルフィルタ]で、ウィンドウタイトル取得ログのフィルタ条件を設定します。
[ウィンドウタイトル取得ログ(Webアクセスログ)]に[する]が設定されている場合に、設定できます。
[ウィンドウタイトル画面キャプチャ]で、画面キャプチャを採取する条件を設定します。
[ウィンドウタイトル取得ログ(Webアクセスログ)]に[する]が設定されている場合に、設定できます。
設定値の詳細は、“2.4.1.4 ウィンドウタイトルフィルタ”および“2.4.1.5 ウィンドウタイトル画面キャプチャ”を参照してください。
ログフィルタ条件として設定できる項目は、以下のとおりです。
重複ログフィルタ設定
同じプロセス名で同じウィンドウタイトルのログの場合、初回のログだけを取得します。
キーワードフィルタ
プロセス名とキーワードを設定し、そのプロセス名でキーワードを含むウィンドウタイトル取得ログだけを採取または除外します。
注意
重複ログフィルタ設定が有効にならない場合があります
同じプロセスIDで交互にウィンドウを切り替えた場合、重複ログフィルタ設定は有効になりません。
例:
Aというウィンドウタイトルのword文書とBというウィンドウタイトルのword文書を開き、
A→B→Aとアクティブなウィンドウを切り替えた場合。
画面キャプチャ条件では、画面キャプチャを採取するプロセス名と、ウィンドウタイトルに含まれるキーワードを設定します。
画面キャプチャは、ウィンドウタイトル取得ログで参照できます。
端末動作設定で[付帯データ蓄積場所]として[CT]が選択されている場合は、画面キャプチャデータはクライアント(CT)に保存されます。
参照できるログの内容は以下のとおりです。
採取した画面
「ログの表示結果」
表示内容
参照できるログの内容は以下のとおりです。
[名称]:クライアント(CT)の名称
[発生日時]:クライアント(CT)におけるログ採取日時
[ユーザー名]:クライアント(CT)のログオンユーザー名
[ドメイン名]:ドメインにログオン時はクライアント(CT)のドメイン名、ローカルコンピュータにログオン時はクライアント(CT)のコンピュータ名
[種別]:[ウィンドウタイトル取得] (固定値)
[区分]:正規
[付帯]:付帯(画面キャプチャ)データがある場合は“1”または“2”
[内容]:以下の内容が表示されます。
アプリケーションのウィンドウタイトル名(注)
起動したアプリケーション名(注)
[内容]の表示例:
[Microsoft Excel]ウィンドウを検出しました。アプリ名:[EXCEL]
[備考]:ブラウザで表示したページのURLが表示されます。(注)
注) ログビューアでのキーワード検索時、キーワードとして指定できます。