記録機能によって採取できるログについて説明します。
採取できる操作ログ
どの操作に対してログを採取するか、ポリシーを設定します。採取できる操作ログは以下のとおりです。
ポリシーは、システム管理者または部門管理者が、管理コンソールで設定します。
注意
使用している環境によって、機能が制限される場合があります
ポリシーを設定した場合、使用している環境によって、機能が制限されることがあります。
詳細は、“1.2.20 ログ全体(クライアント(CT)に関して)”~“1.2.44 クライアント(CT)の調査用ログの採取について”を参照してください。
アプリケーション起動ログ
アプリケーション終了ログ
アプリケーション起動禁止ログ
ウィンドウタイトル取得ログ
メール送信ログ
メール送信中止ログ
メール添付禁止ログ
コマンドプロンプト操作ログ
デバイス構成変更ログ
印刷操作ログ
印刷禁止ログ
ログオン禁止ログ
ファイル持出しログ
PrintScreenキー操作ログ
PrintScreenキー禁止ログ
Web操作ログ
Web操作禁止ログ
FTP操作ログ
FTP操作禁止ログ
クリップボード操作ログ
クリップボード操作禁止ログ
ファイル操作ログ
ログオン/ログオフログ
連携アプリケーションログ
設定変更ログ
Wi-Fi接続ログ(スマートデバイス)
Wi-Fi接続禁止ログ(スマートデバイス)
Bluetooth接続ログ(スマートデバイス)
Bluetooth接続禁止ログ(スマートデバイス)
アプリケーション使用ログ(スマートデバイス)
アプリケーション使用禁止ログ(スマートデバイス)
Webアクセスログ(スマートデバイス)
SDカードマウント/アンマウントログ(スマートデバイス)
SIMカードマウント/アンマウントログ(スマートデバイス)
電話発着信ログ(スマートデバイス)
アプリケーション構成変更ログ(スマートデバイス)
ポリシーの設定からログの参照まで
ポリシーの設定
[端末初期設定]画面、[ユーザーポリシー設定]画面、または管理コンソール起動直後の画面(CTポリシー設定画面)で、各種ログを採取するポリシーを設定します。
ポリシーの反映
設定したポリシーがデータベースに反映されます。
ポリシーの適用
設定したポリシーがクライアント(CT)に適用されます。
クライアント(CT)での操作
クライアント(CT)利用者が、各操作を行います。
ログの採取
クライアント(CT)で採取されたログは、管理サーバに送信されます。
クライアント(CT)が接続する管理サーバと通信可能な場合
クライアント(CT)でログが採取されたあと、ポリシー設定画面の[ログ送信]で設定されているポリシーに従って、管理サーバに送信されます。
クライアント(CT)が接続する管理サーバと通信可能でない場合
クライアント(CT)でログが採取されたあと、一時的にクライアント(CT)にログが格納されます。クライアント(CT)が接続する管理サーバと通信が可能になった時点で、クライアント(CT)に格納されていたログが、ポリシー設定画面の[ログ送信]で設定されているポリシーに従って、管理サーバに送信されます。
ログの参照
ログビューアで、採取されたログを参照します。
クライアント(CT)の設定変更
管理コンソールまたはログビューアで、クライアント(CT)の設定情報を変更します。
ログの採取
設定変更操作が、ログとして管理サーバに保存されます。
ログの参照
・管理コンソールで実施した設定変更操作については、ログビューアで参照します。
・ログビューアで実施した設定変更操作については、CSVファイルに出力して参照します([設定変更ログ一覧]画面に表示することはできません)。設定変更ログのCSV形式出力コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“DTKSTCV.EXE (設定変更ログの出力)”を参照してください。
ログの参照
採取されたログは、ログビューアで参照します。
以下に、CT操作ログの表示例を示します。
ログビューアで参照できるログの項目については、“5.2.1 [CT操作ログ]画面で参照する”、“5.2.2 [ユーザー操作ログ]画面で参照する”、または“5.2.3 [設定変更ログ]画面で参照する”を参照してください。