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Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

8.2 記録機能のポリシーの設定

記録機能によって採取できるログについて説明します。

採取できる操作ログ

どの操作に対してログを採取するか、ポリシーを設定します。採取できる操作ログは以下のとおりです。
ポリシーは、システム管理者または部門管理者が、管理コンソールで設定します。

注意

使用している環境によって、機能が制限される場合があります

ポリシーを設定した場合、使用している環境によって、機能が制限されることがあります。
詳細は、“1.2.20 ログ全体(クライアント(CT)に関して)”~“1.2.44 クライアント(CT)の調査用ログの採取について”を参照してください。

ポリシーの設定からログの参照まで

CT操作ログの場合

  1. ポリシーの設定
    [端末初期設定]画面、[ユーザーポリシー設定]画面、または管理コンソール起動直後の画面(CTポリシー設定画面)で、各種ログを採取するポリシーを設定します。

  2. ポリシーの反映
    設定したポリシーがデータベースに反映されます。

  3. ポリシーの適用
    設定したポリシーがクライアント(CT)に適用されます。

  4. クライアント(CT)での操作
    クライアント(CT)利用者が、各操作を行います。

  5. ログの採取
    クライアント(CT)で採取されたログは、管理サーバに送信されます。

    クライアント(CT)が接続する管理サーバと通信可能な場合
    クライアント(CT)でログが採取されたあと、ポリシー設定画面の[ログ送信]で設定されているポリシーに従って、管理サーバに送信されます。

    クライアント(CT)が接続する管理サーバと通信可能でない場合
    クライアント(CT)でログが採取されたあと、一時的にクライアント(CT)にログが格納されます。クライアント(CT)が接続する管理サーバと通信が可能になった時点で、クライアント(CT)に格納されていたログが、ポリシー設定画面の[ログ送信]で設定されているポリシーに従って、管理サーバに送信されます。

  6. ログの参照
    ログビューアで、採取されたログを参照します。

設定変更ログの場合

  1. クライアント(CT)の設定変更
    管理コンソールまたはログビューアで、クライアント(CT)の設定情報を変更します。

  2. ログの採取
    設定変更操作が、ログとして管理サーバに保存されます。

  3. ログの参照
    ・管理コンソールで実施した設定変更操作については、ログビューアで参照します。
    ・ログビューアで実施した設定変更操作については、CSVファイルに出力して参照します([設定変更ログ一覧]画面に表示することはできません)。設定変更ログのCSV形式出力コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“DTKSTCV.EXE (設定変更ログの出力)”を参照してください。

ログの参照

採取されたログは、ログビューアで参照します。

以下に、CT操作ログの表示例を示します。

ログビューアで参照できるログの項目については、“5.2.1 [CT操作ログ]画面で参照する”、“5.2.2 [ユーザー操作ログ]画面で参照する”、または“5.2.3 [設定変更ログ]画面で参照する”を参照してください。