クライアント(CT)で起動を禁止されているウィンドウを持つアプリケーションを起動しようとしたときのログです。ウィンドウを持たないアプリケーションの場合、アプリケーション起動禁止ログは採取できません。
画面を表示しない(不可視ウィンドウを保有している)アプリケーションは、アプリケーション起動禁止ログが採取されます。
活用方法
アプリケーション起動禁止ログを採取した場合、使用が禁止されている、業務に不必要なアプリケーションを起動しようとしたり、情報漏洩の恐れがあるアプリケーションを起動しようとしたりする人がいないか確認できます。システム運用が規則どおりに実施されているかを判断できます。
採取するために設定するポリシー
[端末初期設定]画面、[ユーザーポリシー設定]画面、または管理コンソール起動直後の画面(CTポリシー設定画面)で設定します。
[アプリケーション]で、起動を禁止するアプリケーション名を設定します。
表示内容
参照できるログの内容は以下のとおりです。
[名称]:クライアント(CT)の名称
[発生日時]:クライアント(CT)におけるログ採取日時
[ユーザー名]:クライアント(CT)のログオンユーザー名
[ドメイン名]:ドメインにログオン時はクライアント(CT)のドメイン名、ローカルコンピュータにログオン時はクライアント(CT)のコンピュータ名
[種別]:[アプリケーション起動禁止] (固定値)
[区分]:違反
[付帯]:(表示されません)
[内容]:以下の内容が表示されます。
禁止したアプリケーション名(注)
禁止処理([強制終了])
禁止結果([成功]または[失敗])
[内容]の表示例:
[sol]の起動を[強制終了]しました。結果:[成功]
注) ログビューアでのキーワード検索時、キーワードとして指定できます。
[備考]:(表示されません)