以下の項目について、切替え元サイトと切替え先サイトで重複しない値を設定してください。
切替え方式共通
項目 | 備考 |
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管理サーバのコンピュータ名 | 管理サーバのコンピュータ名について、切替え元サイトと切替え先サイトで異なる名前を設定してください。 また、被災により管理サーバを再インストールする場合、切替え元サイトまたは切替え先サイトで過去に使用したことがあるコンピュータ名を再使用できません。 |
管理サーバに登録するストレージ装置のIPアドレス | レプリケーションを行うために必要です。 |
以下のリソース名
| Active-Active運用の場合、またはテナント切替えの場合、サイト間で同じ名前のリソースを作成しないでください。 切替え後の運用として、リソースがどのサイトのものであるかを明確にする必要があるため、リソース名の先頭に、そのリソースが作成したサイト名を付与することを推奨します。 リソース名がサイト間で重複していないかをDR設定チェックツールで確認できます。詳細は、「4.1 通常運用」の「DR設定チェックツールによるチェック」を参照してください。 ネットワークデバイス名については、切替え元サイトの切替え対象のネットワークデバイスと、切替え先サイトの切替えには使用しないネットワークデバイスの間で、重複しない名前を設定してください。 マネージャーのインストール時に自動作成されるリソースについては、以下のとおりです。
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ネットワークリソースの登録情報 | Active-Active運用の場合、またはテナント切替えの場合、一方のサイトで登録されているネットワークリソースと同一のIPアドレスまたはVLAN IDを持つネットワークリソースは、もう一方のサイトでは登録しないでください。切替え時に、切替え先サイトにて重複した設定のネットワークリソースをクリーンアップで削除する場合は、重複した設定のネットワークリソースを登録しても問題ありません。 |
アドレスセットリソースの登録情報 | Active-Active運用の場合、またはテナント切替えの場合、一方のサイトで登録しているMACアドレスとWWNは、もう一方のサイトでは登録しないでください。 |
仮想サーバのホスト名設定 | Active-Active運用の場合、仮想サーバのホスト名設定方式に「3」の「プレフィックス+連番」方式を使用する場合、プレフィックスは両サイトで異なる文字列を指定してください。 仮想サーバのホスト名設定については、「導入ガイド CE」の「9.4 仮想サーバのホスト名設定」を参照ください。 |
ソフトウェアIDのプレフィックス設定 | Active-Active運用の場合、ソフトウェアIDのプレフィックス設定を変更し、両サイトで異なるプレフィックスを使用してください。 ソフトウェアIDのプレフィックス設定については、「付録A ソフトウェアIDのプレフィックス設定」を参照ください。 |
物理L-Server切替え(物理OS)、物理/仮想L-Server切替え(VMホスト/VMゲスト)
項目 | 備考 |
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サーバツリーに登録するサーバに設定するIPアドレス | サーバツリーに登録するサーバに設定するIPアドレスについて、サイト間で同じIPアドレスを使用しないでください。 また、物理L-Serverを作成する際に指定するIPアドレスについて、サーバツリーに登録する際にサーバに設定したIPアドレスは使用しないでください。 |