以下の項目について、切替え元サイトと切替え先サイトで内容を一致させてください。
切替え方式共通
項目 | 備考 |
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FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Cloud Editionのマネージャーのバージョンレベル | 一方のサイトのマネージャーにパッチを適用した場合、もう一方のサイトのマネージャーにもパッチを適用してください。 |
FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Cloud Editionのマネージャーのインストールフォルダー | |
管理サーバのOS | バージョンレベルと、OSの修正パッケージを一致させてください。 |
管理対象サーバのサーバ構成 | サーバツリーに登録するサーバとシャーシを両サイトで同じ名前にしてください。 サーバツリー上のサーバ名についてはサイト間で変更できます。 仮想L-Server切替え(VMゲスト)の場合、VMプール定義ファイルによりVMホストのサーバ数を削減できます。 切替え先サイトのサーバツリー上のブレードシャーシの台数、または、ブレードシャーシに搭載されるLANスイッチブレードの台数を、削減した構成に変更できます。 詳細は、「2.5 ブレードシャーシ縮退」を参照してください。 |
管理対象サーバに接続されたネットワークデバイス | ネットワークツリーに登録するネットワークデバイス(L2スイッチ、ファイアーウォール、イーサネット・ファブリック)を両サイトで同じ名前にしてください。 自動設定対象のネットワークデバイス(L2スイッチ、ファイアーウォール、イーサネット・ファブリック)について、ネットワーク構成情報の設定内容、およびネットワークデバイスの事前設定内容を同じ内容にしてください。 ネットワーク構成情報の設定内容については、「設計ガイド CE」の「9.4.8 ネットワーク機器をリソースとして管理する場合」を参照してください。 ネットワークデバイスの事前設定内容については、「設計ガイド CE」の「9.2.3 管理対象のネットワーク機器への設定情報」を参照してください。 |
ネットワーク機器(ブレード構成:CB、ラックマウント構成:L2スイッチ)の構成 | 機種、結線、ファーム、アカウント設定を同じ内容にしてください。 |
LANスイッチブレードの構成 | サーバツリーに登録するLANスイッチブレードを両サイトで同じ名前にしてください。 (注) 切替え元サイトのサーバツリーに登録するLANスイッチブレードのうち、縮退対象のLANスイッチブレードについては、切替え先サイトのサーバツリーに同じ名前のLANスイッチブレードを登録する必要はありません。 詳細は、「2.5 ブレードシャーシ縮退」を参照してください。 |
ネットワークの設定(CBアップリンク/ダウンリンクポート、または外部スイッチのVLAN設定) | 事前にネットワークの手動設定(L2,L3)を行う場合、同じ設定にしてください。 切替え先サイトを検証目的で使用するなどの理由により、事前に両サイトの設定を一致させることができない場合、切替え手順の中で一致させてください。 |
SANスイッチの設定(ゾーニング) | 両サイトにおいて、対応する物理サーバが、対応するLUN(レプリケーション関係にあるLUN)にアクセスできるように設定してください。
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管理サーバの管理LANのIPアドレス | 仮想L-Server切替え(VMゲスト)だけを実行する場合、かつ、管理LANのネットワークリソースが存在しない場合、同じにする必要はありません。 |
NSアプライアンス用の物理L-Serverに指定する物理サーバ名 | |
ロールのカスタマイズによる権限の変更 | 両方のサイトに同名のロールが存在する場合、同じカスタマイズを両方のロールに行ってください。 ロールのカスタマイズについては、「設計ガイド CE」の「5.1.3 ロールのカスタマイズ」を参照してください。 |
ServerView Operations Managerのシングルサインオン機能で利用するActive Directoryの構成 | Active Directoryを冗長構成で運用する場合、両サイトでActive directoryを冗長構成にしてください。 |
ユーザー名が"svuser"のユーザーパスワード(シングルサインオン認証時) | ServerView Operations Managerに同梱されているディレクトリサービスを使用する場合、ユーザー名が"svuser"のユーザーパスワードをサイト間で統一してください。 |
管理LANサブネット | 切替え対象となっているネットワークリソースに関連付いた管理LANサブネットは、同じサブネット名、同じサブネット範囲を事前に切替え先サイトへ登録してください。 |
注) 外部接続ポートを設定するネットワークリソースが存在しない場合、サーバツリー上のLANスイッチブレードの名前をサイト間で一致させる必要はありません。
物理/仮想L-Server切替え(VMホスト/VMゲスト)
項目 | 備考 |
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FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition上のVM管理製品名 | VM管理製品をサイトごとに構築する(切替え対象の物理L-Server上に構築しない)場合、一致させてください。 マッピング定義を作成することにより、サイトごとに異なる名前をつけることができます。 マッピング定義については、「3.6 切替え時に使用するファイルの作成」を参照してください。 |
仮想L-Server切替え(VMゲスト)
項目 | 備考 |
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ポートグループ(名前、VLAN設定) | 事前にネットワークの手動設定を行う場合、同じ設定にしてください。ネットワークの手動設定については、「導入ガイド CE」の「8.2.5 ネットワークの手動設定」を参照してください。 |
FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition上のVM管理製品名 | マッピング定義を作成することにより、サイトごとに異なる名前をつけることができます。 マッピング定義については「3.6 切替え時に使用するファイルの作成」を参照してください。 |
VM管理製品の構成(クラスタのL-Server配備ポリシー) | VMプール定義ファイルに記載したVMホストが所属するクラスタは、切替え元のクラスタと同じL-Server配備ポリシー(VMware HA有効など)の設定としてください。 VMプール定義ファイルについては「3.6 切替え時に使用するファイルの作成」を参照してください。 L-Server配備ポリシーの設定については「設計ガイド CE」の「E.1.2 サーバの事前準備」を参照してください。 注意 VMware vCenter ServerのvCenterインスタンスIDはサイト間で重複しないように設定してください。 |