帳票出力時に指定できるコネクタ連携情報の指定項目、および指定の優先順序について示します。
コネクタ連携情報は、以下の方法で指定します。
環境変数
出力属性ファイル
以下に、各方法で指定できる機能と優先順序について示します。
環境変数で指定できる機能、および指定の優先順序について示します。
情報種別 | 環境変数名 | 情報の内容 | 帳票定義情報での指定(*1) | 【帳票出力時の指定種別】 | |
---|---|---|---|---|---|
環境 | 出力属性 | ||||
コネクタ連携情報 | (*2) | コネクタ連携時の通信対象コンピュータ名 | - | (1) | (2) |
(*3) | 帳票定義情報の転送指定 | - | (1) | (2) | |
組込みメディアの転送指定 | - | (1) | (2) | ||
コネクタ連携時の作業ディレクトリ | - | ○ | - |
○:指定可能
-:指定不可または指定無効
(1)~(2):
複数の方法で指定できる機能の帳票出力時の優先順序です。
(1)が最優先となり、以降は番号が小さい順に指定が有効になります。
*1:
帳票定義情報は、FORMまたはPowerFORMで設計した帳票定義体、および画面帳票定義体のことです。
*2:
コネクタ連携時の通信対象コンピュータ名は、この環境変数または出力属性ファイルで必ず指定してください。
*3:
帳票出力サーバがUNIX系OSの場合、プリンタにFM出力、またはFNP出力する際は、必ず、帳票出力サーバに帳票定義情報を配置し、帳票出力時に、帳票定義情報をアプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送しない指定を行ってください。帳票定義情報をアプリケーションサーバに配置し、帳票出力時に、帳票定義情報をアプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送するを指定した場合、オーバレイが印刷されない、または違うオーバレイが印刷されることがあります。
出力属性ファイルで指定できる機能、および指定の優先順序について示します。
情報種別 | 出力属性ファイルのキーワード | 情報の内容 | 帳票定義情報での指定(*1) | 【帳票出力時の指定種別】 | |
---|---|---|---|---|---|
出力属性 | 環境変数 | ||||
コネクタ連携情報 | HOSTNAME(*2) | コネクタ連携時の通信対象コンピュータ名 | - | (2) | (1) |
(*3) | 帳票定義情報の転送指定 | - | (2) | (1) | |
組込みメディアの転送指定 | - | (2) | (1) | ||
OUT_MEDDIR(*4) | 帳票出力サーバの定義体格納ディレクトリ | - | ○ | - | |
OUT_OVLPDIR(*4) | 帳票出力サーバのオーバレイパターン格納ディレクトリ | - | ○ | - | |
OUT_MEDIADIR(*4) | 帳票出力サーバの組込みメディア格納ディレクトリ | - | ○ | - |
○:指定可能
-:指定不可または指定無効
(1)~(2):
複数の方法で指定できる機能の帳票出力時の優先順序です。
(1)が最優先となり、以降は番号が小さい順に指定が有効になります。
*1:
帳票定義情報は、FORMまたはPowerFORMで設計した帳票定義体、および画面帳票定義体のことです。
*2:
環境変数または出力属性ファイルで必ず指定してください。
*3:
帳票出力サーバがUNIX系OSの場合、プリンタにFM出力、またはFNP出力する際は、必ず、帳票出力サーバに帳票定義情報を配置し、帳票出力時に、帳票定義情報をアプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送しない指定を行ってください。帳票定義情報をアプリケーションサーバに配置し、帳票出力時に、帳票定義情報をアプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送するを指定した場合、オーバレイが印刷されない、または違うオーバレイが印刷されることがあります。
*4:
帳票資源の格納先ディレクトリを指定する場合には、注意が必要です。詳細については、以下を参照してください。
⇒“2.5.2.2 帳票資源を配置するときの注意事項”