ここでは、帳票設計時の帳票に定義する項目情報として使用できるDTDファイルの条件について説明します。
混合内容が存在しない
混合内容とは、データと要素の両方を子要素に持つ要素のことです。
以下に混合内容の例を示します。
<!ELEMENT 要素 (#PCDATA|要素1)*>
ANY宣言が存在しない
以下にANY宣言の例を示します。
<!ELEMENT 要素 ANY>
属性が指定されていない
属性が指定されている場合、エラーにはなりませんが、読み飛ばされます。
以下に属性の例を示します。
<!ELEMENT 姓 (#PCDATA)> <!ATTLIST 姓 フリガナ CDATA #IMPLIED>←属性
最上位要素配下の要素が48階層以内である
最上位要素配下の要素が1995個以内である
List Creatorのタグ名命名規約に違反する要素名が存在しない
List Creatorのタグ名は、日本語(記号は「長音記号(ー)」のみ)または半角英数字(A~Z、a~z、0~9、「ハイフン(-)」、「ピリオド( . )」、および「アンダースコア( _ )」) 128 文字以内で指定します。また、日本語と半角英数字の混在した名前を指定することができます。
注意
タグ名に全角英数字、および空白文字は指定できません。
タグ名の先頭に、「アンダースコア( _ )」以外の記号、および半角数字を指定できません。
大文字、小文字にかかわらず、タグ名の先頭に「 xml 」、または「 fjxml 」を指定できません。
データルートに指定できる要素が存在する
データルートに指定できる要素の条件については、以下を参照してください。
伝票形式、集計表形式、フリーフレーム形式、矩形繰返し形式、またはタックシール形式の帳票の場合 に、同一階層に同名の要素が存在しない
以下に同一階層に同名の要素が存在する例を示します。
<!ELEMENT 要素(子要素,子要素)>
伝票形式、矩形繰返し形式、またはタックシール形式の帳票の場合に、ボディ部集団項目に指定できる要素が存在する
ボディ部集団項目に指定できる要素の条件については、以下を参照してください。
集計表形式の帳票の場合に、明細集団項目に指定できる要素が存在する
明細集団項目に指定できる要素の条件については、以下を参照してください。
フリーフレーム形式の帳票でフレームを定義する場合に、フレーム集団項目および明細集団項目に指定できる要素が存在する
フレーム集団項目に指定できる要素の条件については、以下を参照してください。
明細集団項目に指定できる要素の条件については、以下を参照してください。