ボディ部集団項目とは、データルート配下の、1明細分の子要素をまとめる要素です。
伝票形式、矩形繰返し形式、およびタックシール形式の帳票で、ボディ部に割り当てます。
以下に、XMLファイルおよびDTDファイルの例を示します。例では、ボディ部集団項目に<ボディ部>を指定できます。
<データルート> <ボディ部> <データ1/> <データ2>データ</データ2> <データ3/> </ボディ部> </データルート>
<!ELEMENT データルート (ボディ部*)> ←*1 <!ELEMENT ボディ部 (データ1, データ2, データ3)> ←*2 <!ELEMENT データ1 (#PCDATA)> ←*3 <!ELEMENT データ2 (#PCDATA)> ←*3 <!ELEMENT データ3 (#PCDATA)> ←*3
以下に示す条件を満たしている要素を、ボディ部集団項目に指定できます。
●帳票設計時/帳票出力時共通
List Creatorで扱えるXMLファイルまたはDTDファイルの条件を満たしている
データルート配下である(上記のDTDファイルの例の*1)
子要素を持つ(上記のDTDファイルの例の*2)
孫要素を持たない(上記のDTDファイルの例の*3)
タックシール形式の帳票の場合に、データルート配下にボディ部集団項目以外の子要素を持たない
以下に例を示します。
<データルート> <ボディ部>・・・</ボディ部> </データルート>
<データルート> <ヘッダ部>・・・</ヘッダ部> <ボディ部>・・・</ボディ部> <テイル部>・・・</テイル部> </データルート>
<!ELEMENT データルート (ボディ部*)>
<!ELEMENT データルート (ヘッダ部,ボディ部*,テイル部)>
●帳票設計時
DTDファイルを参照する場合、複数回出現可能な子要素を持つ(「+」または「*」が付 いている) (“F.5 ボディ部集団項目に指定できる要素の条件”のDTDファイルの例:の*1)
●帳票出力時
1明細分の子要素をまとめる要素(ボディ部集団項目となる要素)が1種類しか存在しない
1明細分の子要素をまとめる要素(ボディ部集団項目となる要素)が2種類以上存在する場合、1種類目のデータはすべて出力できますが、2種類目のデータは1つ目だけしか出力できません。
以下に1明細分の子要素をまとめる要素(ボディ部集団項目となる要素)が2種類存在する例を示します。
この例では、1明細分の子要素をまとめる要素(ボディ部集団項目)が、<月日>タグと<従業
員>タグの2種類存在します。<月日>タグのデータはすべて出力できますが、<従業員>タグのデータは1つ目だけしか出力できません。