アクセス状況データの同期構成状態を確認するには、esfast heatmapsync statusコマンドを実行してください。
注意
アクセス状況データの同期中にStorage Cluster機能の設定を変更した影響で同期対象のTierプールが変更された場合は、アクセス状況データの同期処理が中断します。同期処理を再開するには、同期対象のTierプールに対するストレージ自動階層制御を再実施する必要があります。
アクセス状況データの同期中に同期対象のTierプールが1対Nの関係になった場合は、現在同期中のTierプール間だけでアクセス状況データの同期処理が一時的に継続されます。ただし、サービスの再起動、ストレージ自動階層制御の再実行を行うと、アクセス状況データの同期が開始されなくなります。このため、アクセス状況データの同期処理を開始するには、同期対象のTierプールが1対1の関係となるようにStorage Cluster環境の設定を見直す必要があります。アクセス状況データの同期処理を開始できる条件は、「3.9.2 アクセス状況データの同期の開始」を参照してください。
アクセス状況データの同期中にストレージ装置と通信できなくなると、アクセス状況データの同期処理が中断します。そのあと、通信できる状態に戻ると、アクセス状況データの同期処理が再開されます。
ストレージ自動階層制御の開始後にTierプールのFTVのTFOグループを作成/再作成した場合、そのTierプールのアクセス状況データの同期は行われません。アクセス状況データの同期を実施するには、再度、同期対象のどちらか一方のTierプールのストレージ自動階層制御を開始する必要があります。
参照
Storage Cluster機能のTFOグループの状態を確認する方法は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「Storage Cluster機能」の「運用方法」を参照してください。