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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.4 運用ガイド Optimization機能編
FUJITSU Storage

3.9.2 アクセス状況データの同期の開始

アクセス状況データの同期処理を開始するには、Storage Cluster環境のPrimaryストレージとSecondaryストレージにおける設定が以下の条件を満たしている必要があります。

アクセス状況データの同期機能を"enable"(有効)に設定していて、上記条件を満たしている場合、Tierプールのストレージ自動階層制御を開始すると、Tierプール間のアクセス状況データの同期処理が開始されます。

ポイント

アクセス状況データの同期処理が開始された場合は、Tierプールのストレージ自動階層制御を開始したときの操作ログに、ストレージ自動階層制御を開始したTierプール名に加えて、同期対象のもう一方のTierプール名が表示されます。

アクセス状況データの同期が実施される/実施されない構築例について、以下に記載します。

  • アクセス状況データの同期が実施される環境例

    1. 1つのTFOグループに対して、1対1でTierプールが関連

    2. 複数のTFOグループに対して、Tierプールが1対1で関連

  • アクセス状況データの同期が実施されない環境例

    1. 1つのTFOグループに対して、Tierプールが1対Nで関連

    2. 複数のTFOグループに対して、Tierプールが1対Nで関連