Storage Cluster機能を利用して、FTVを同期対象ボリュームとして設定している場合、運用系のFTVと待機系のFTVのアクセス状況データを同期します。この処理を、“アクセス状況データの同期”と呼びます。この処理により、待機系のFTVに対しても運用系のFTVと同等の評価・再配置が可能になり、フェイルオーバしたあとも、フェイルオーバ前のアクセス性能を維持した運用を実現します。
Storage Cluster機能の詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「Storage Cluster機能」を参照してください。
図3.11 アクセス状況データの同期の概要