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Systemwalker Runbook Automation テンプレート利用ガイド(Consolidation Option編)
FUJITSU Software

6.1 業務システム・ミドルウェアインスタンスの設定用パラメーターファイル

ファイル名

任意の100文字までのファイル名

使用用途1

テンプレートのプロセス定義“業務システム作成”に必要なパラメーターを記載します。

以下の情報を設定します。

使用用途2

テンプレートのプロセス定義“ミドルウェアインスタンスの追加”および“ミドルウェアインスタンスの削除”に必要なパラメーターを記載します。

以下の情報を設定します。

文字コード

Shift-JISで作成してください。

ファイル形式

各設定値をダブルクォーテーション(")で囲み、カンマ区切り(,)で指定します。先頭カラムに、その行が表すデータの種別を設定します。それ以降に、各設定値を設定します。業務システム作成情報、および、1つのミドルウェアインスタンスの情報をそれぞれ1行で記述します。

"種別","設定値1","設定値2","設定値3","設定値4"...

注意

  • 省略可能項目を設定しない場合はダブルクォーテーションの間に何も設定しないでください。

    例:設定値3を省略する場合

    "種別","設定値1","設定値2","","設定値4"...
  • 必須項目が設定されていない場合や不正な値が設定されている場合は、プロセスインスタンスは起動に失敗するか、または“異常終了”となります。

  • CPU時間の相対的配分、物理メモリ使用量の最大値、ブロックデバイスに対するI/Oアクセスの相対的比率を決定してください。

    Systemwalker Service Quality Coordinatorを使用することで、効率的な集約設計を行うことができます。詳細については、“Systemwalker Service Quality Coordinator Consolidation Option ユーザーズガイド”の“業務集約設計”を参照してください。

  • 指定した"種別"で指定可能な設定値の数(1行の中の要素数)を超えて、何らかの値を設定しても起動パラメーターとして読み取りません。
    例えば、種別に“CREATE_COMMON”を指定した場合の指定可能な設定値は、種別を含めて全部で5つです(種別,業務システム名,ユーザーID,グループID,インフラ管理者メールアドレス)。5つを超えて設定値を指定しても、5つ目までの設定値だけを読み取り、プロセスインスタンスの起動パラメーターとして設定します。それ以降の記述は読み取りません。

    例)種別“CREATE_COMMON”で6つの設定値を指定した場合

    "CREATE_COMMON","bizsystem1","user1","group1","user1@example.com","ABC"

    “ABC”は無効な値と判断され、起動パラメーターとして読み取りません。

使用例

以下に例を示します。

"CREATE_COMMON","bizsystem1","user1","group1","user1@example.com"
"CREATE_ISAPS","192.0.2.1","192.0.2.2","bizunit1","100","1024M","7","7" "CREATE_ISAPS","192.0.2.1","192.0.2.3","bizunit2","100","1024M","7","7" "CREATE_SYMFO","192.0.2.2","dbin01","/db/data","/db/backup","26500","","UTF8","100","1024M","500","7","/opt/symfosv64" "CREATE_SWOMGR","192.0.2.1","2","system2","100","1024M","7",""

各設定値の詳細を以下に説明します。