業務システムを作成するために必要となる情報です。本情報が2行以上設定されている場合は、プロセスインスタンスの起動に失敗します。各設定値の詳細を以下に示します。ミドルウェアインスタンスの追加およびミドルウェアインスタンスの削除を行う場合は、業務システム作成時に指定した情報は、インフラ管理者メールアドレス以外変更できません。
"種別","業務システム名","ユーザーID","グループID","インフラ管理者メールアドレス"
例
"CREATE_COMMON","bizsystem1","user1","group1","user1@example.com"
項目 | 省略 | 省略値 | 入力内容 |
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種別 | 不可 | ― | 業務システム作成情報を示す“CREATE_COMMON”を指定します。 |
業務システム名 | 不可 | ― | 業務システム名を指定します。1~64文字で指定してください。 全角文字、半角英数字に加えて、下記の半角記号が使用できます。機種依存文字は使用できません。 ()-._ 業務システム作成の場合、同じ名前の業務システムが存在しない必要があります。 ミドルウェアインスタンスの追加・削除の場合、指定した業務システムが存在する必要があります。 業務システムの監視を行う場合、以下で利用されます。
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ユーザーID | 不可 | ― | 業務システムの管理者となるユーザーIDを指定します。 1~32byteで指定します。半角英数字および-(ハイフン)、_(アンダースコア)が使用できます。ただし、-(ハイフン)を先頭に使うことはできません。英字に大文字は使用できません。“root”は指定できません。 指定したユーザーが存在しない場合は新たに作成します。ただし、クラスタ環境でミドルウェアインスタンスを作成する場合は、運用系・待機系それぞれにおいてOSのユーザーを事前に作成してください。このとき、運用系のユーザーのUIDおよびGIDと、待機系のユーザーのUIDおよびGIDが一致するようにしてください。 指定した値は、以下で利用されます。
なお、業務システムの管理者に複数のユーザーを利用したい場合は、業務システムの作成完了後、OSにユーザーを追加してください。 |
グループID | 不可 | ― | 業務管理者が業務サーバにログインするためのユーザーが所属するグループを指定します。1~32byteで指定してください。半角英数字が使用できます。 指定したグループが存在しない場合は新たに作成します。 指定した値は、以下で利用されます。
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インフラ管理者メールアドレス | 可 | ― | 通知メール送信先を変更する場合に指定します。1~1024文字で指定してください。 複数の宛先を指定する場合は、区切り文字として“;”(セミコロン)を指定します。 省略した場合は、Consolidation Option テンプレート設定ファイルに記載された宛先に通知メールが送信されます。通知メールを、Consolidation Option テンプレート設定ファイルに記載された宛先と、インフラ管理者メールアドレスの両方に送信する場合は、両方のメールアドレスを記載してください。 |