業務ユニットを作成するために必要な情報を設定してください。1行に、1つの業務ユニットの作成情報を以下の形式で指定してください。ミドルウェアインスタンスの追加、ミドルウェアインスタンスの削除を行う場合は、変更対象以外の業務ユニットの情報は変更しても反映されません。
"種別","作成先業務サーバIPアドレス","業務ユニットのIPアドレス","業務ユニット名","CPU時間の相対的配分","物理メモリ使用量の最大値","Java EE 6が利用するJDKのバージョン","Red Hat Enterprise Linuxのバージョン","業務ユニットの他のサービスで使用するIPアドレス"
例
"CREATE_ISAPS","192.0.2.1","192.0.2.2","bizunit1","100","1024M","7","7",""
項目 | 省略 | 省略値 | 入力内容 |
---|---|---|---|
種別 | 不可 | ― | 業務ユニットの作成情報を示す“CREATE_ISAPS”を指定します。 |
作成先業務サーバIPアドレス | 不可 | ― | 業務システムを作成する業務サーバのIPアドレスを指定します。IPv4、またはIPv6の値を指定します。 存在しないIPアドレスを指定した場合は、プロセスインスタンスは“異常終了”で終了します。 |
業務ユニットのIPアドレス | 不可 | ― | 業務ユニットが使用するIPアドレスを指定します。 isbizadminコマンドのsetupサブコマンドの ipaddressオペランドで指定する値です。 指定したIPアドレスの重複チェックなどは行いません。十分に注意して指定してください。存在しないIPアドレスを指定した場合は、プロセスインスタンスは“異常終了”で終了します。 コマンドの詳細は“Interstage Application Server/Interstage Business Application Server Consolidation Option ユーザーズガイド”を参照してください。 IPv4形式のIPアドレスが指定された場合は、業務ユニットの各サービスで共通のIPアドレスとして使用されます。IPv6形式のIPアドレスが指定された場合は、業務ユニットのInterstage HTTP Server 2.2のIPアドレスとして使用されます。この場合は、「業務ユニットの他のサービスで使用するIPアドレス」をIPv4形式で指定してください。 |
業務ユニット名 | 不可 | ― | 業務ユニット名を指定します。 isbizadminコマンドのcreateサブコマンドのbiznameオペランドで指定する値です。 業務ユニット名は、作成先業務サーバ内で一意となるように命名してください。使用できる文字は以下のとおりです。
コマンドの詳細は“Interstage Application Server/Interstage Business Application Server Consolidation Option ユーザーズガイド”を参照してください。 Systemwalker Service Quality Coordinatorを利用して監視する場合、ミドルウェアインスタンス収集ポリシー定義ファイル、および、コンソール定義ファイルで使用します。 各ファイルの詳細は、“Systemwalker Service Quality Coordinator Consolidation Option ユーザーズガイド”を参照してください。 |
CPU時間の相対的配分 | 不可 | ― | CPU 時間の相対的配分を指定します。 isbizadminコマンドのsetupサブコマンドの--cpusharesオプションに指定する値です。 2以上の整数を指定してください。 コマンドの詳細は“Interstage Application Server/Interstage Business Application Server Consolidation Option ユーザーズガイド”を参照してください。 |
物理メモリ使用量の最大値 | 不可 | ― | 物理メモリ使用量の最大値(単位:メガバイト)を指定します。 isbizadminコマンドのsetupサブコマンドの--memlimitオプションに指定する値です。 単位にはメガバイトを意味する“M”を指定します。 コマンドの詳細は“Interstage Application Server/Interstage Business Application Server Consolidation Option ユーザーズガイド”を参照してください。 |
Java EE 6が利用するJDKバージョン | 可 | 7 | Java EE 6が利用するJDKのバージョンを指定します。 isbizadminコマンドのsetupサブコマンドの--jdkversionオプションで指定する値です。 コマンドの詳細は“Interstage Application Server/Interstage Business Application Server Consolidation Option ユーザーズガイド”を参照してください。 |
Red Hat Enterprise Linuxのバージョン | 可 | 7 | 業務サーバのRed Hat Enterprise Linuxのバージョンを指定します。 “6”または、“7”を指定します。 |
業務ユニットの他のサービスで使用するIPアドレス | ※ | ― | 業務ユニットのIPアドレスとしてIPv6形式のIPアドレスを指定した場合に、他のサービスで使用するIPv4形式のIPアドレスを指定します。 IPv4形式で指定してください。 指定したIPアドレスの重複チェックなどは行いません。十分に注意して指定してください。存在しないIPアドレスを指定した場合は、プロセスインスタンスは“異常終了”で終了します。 ※業務ユニットのIPアドレスに、IPv6形式のIPアドレスを指定した場合は、本項目を必ず設定してください。 業務ユニットのIPアドレスに、IPv4形式のIPアドレスを指定した場合は、本項目を設定しないでください。 |