機能
カラムナテーブルに、固定長形式のレコードを格納します。
書式
pgxa_import_fixed_data(tablename, inputfile, lfcode, encoding, format, ignore_uniq)
引数
詳細は以下のとおりです。
引数 | データ型 | 意味 |
---|---|---|
tablename | text | 格納先テーブル名(外部テーブル名) |
inputfile | text | 入力ファイル名 |
lfcode | text | 改行コード
|
encoding | text | 文字コード
|
format | text | 入力ファイルのレコードフォーマット |
ignore_uniq | boolean | 一意性制約に違反するレコードの扱い
|
戻り値
戻り値 | 意味 |
---|---|
TRUE | 正常終了 |
FALSE | 異常終了 |
説明
テーブル名は、すでに定義済の外部テーブル名を指定してください。
未定義の外部テーブル名を指定した場合はエラーとなります。
カラムナテーブルが未定義の場合はエラーとなります。
入力ファイル名は、DWHサーバ上のファイルを絶対パスで指定してください。
入力ファイル名で指定したファイルが存在しない場合、または、ファイルの読込み権限が無い場合はエラーとなります。
改行コードに''を指定した場合、入力ファイルに、行の区切りとしての改行コードを含めないでください。
以下のどれかの条件を満たす場合、ログが出力されます。
文字コードに'SJIS'を指定し、かつ入力データに不当なデータが確認された場合
出力内容:不当なデータの情報
文字コードに'SJIS'を指定し、かつ一意性制約に違反するレコードの扱いにTRUEを指定した場合
出力内容:一意性制約に違反するレコードの情報
ログの出力先は、パラメーター symas_ext.logdirで指定します。symas_ext.logdirに指定がない場合は、ログはDWHサーバのセットアップで設定した[データベースのデータ格納先ディレクトリ]に出力されます。パラメーターの変更方法に関しては、“3.12.14.2 システム関数制御パラメーター”を参照してください。
ログのファイル名は“J.5.29 各システム関数が出力するログファイル”を参照してください。
一意性制約に違反するレコードの扱いにFALSEを指定した場合、一意性制約に違反したデータを検出すると、ファンクションの実行がロールバックされます。
文字コードに'SJIS'を指定した場合、格納するデータの中間ファイルが出力されます。中間ファイルはパラメーター symas_ext.workdirで指定した作業用ディレクトリに出力されます。symas_ext.workdirに指定がない場合は、中間ファイルはDWHサーバのセットアップで設定した[データベースのデータ格納先ディレクトリ]に出力されます。パラメーターの変更方法に関しては、“3.12.14.2 システム関数制御パラメーター”を参照してください。
作業用ディレクトリは、入力ファイルのサイズの1.5倍以上の空きが必要です。
入力ファイルのフォーマットは、以下の様に列ごとのデータ長をカンマ区切りで記述します。
テーブルの構造
列名 データ型 num int, pref_e char(10) pref_j char(10)
入力ファイルの内容
00001tokyo 東京___↓ 00002kanagawa 神奈川__↓ 00003osaka 大阪___↓
注)↓は改行
入力ファイルのフォーマットの記述例
'5,10,10'