機能
カラムナテーブルの暗号化されたカラムのデータを復号して取得します。
書式
pgxa_get_decryptdata(columnname, key, data_type)
引数
詳細は以下のとおりです。
引数 | データ型 | 意味 |
---|---|---|
columnname | text | 復号するカラム名 |
key | text | 暗号化キー |
data_type | text | 復号したあとのデータ型 pgxa_put_encryptdataシステム関数の実行時にCASTで指定したデータ型を文字列データとして指定します。 |
戻り値
戻り値 | 意味 |
---|---|
anyelement型データ | 復号したデータを返却します |
実行例
postgres=# SELECT col1, pgxa_get_decryptdata( col2, ‘SecurityKey00001’, ‘varchar(64)’), col3 from table1;
説明
本関数は、symassetcrptenvコマンドを実行してSymfoware Analytics Server Advanced Security Optionを有効にしてから使用してください。
暗号化したカラムデータに対してのみ、復号を指定してください。
暗号化で使用したキーと同じ暗号化キーを用いてのみ復号できます。
復号を行う場合には、暗号化で使用した暗号化キーおよびデータ型を指定してください。暗号化キーおよびデータ型が異なる場合、復号に失敗します。
data_typeの値には、暗号化前のデータと同じデータ型を指定してください。異なったデータ型を指定すると、エラーになる場合があります。
注意
本システム関数はバイパスモードのみを対応しています。
暗号化キーを紛失しないでください。また、暗号化キーのコピーを安全な場所に保管してください。暗号化キーを失うと、暗号化したデータにアクセスできなくなります。データを修復する方法もありません。