機能
テーブルのデータをカラムナテーブルに格納します。
書式
pgxa_import_table_data(columnartablename,tablename,condition,workdir)
引数
引数 | データ型 | 意味 |
---|---|---|
columnartablename | text | 格納先カラムナテーブル名(外部テーブル名) |
tablename | text | 抽出元テーブル名 |
condition | text | 抽出条件(最大512バイト) |
workdir | text | 作業ディレクトリ(200バイト未満) |
戻り値
戻り値 | 意味 |
---|---|
TRUE | 正常終了 |
FALSE | 異常終了 |
実行例
> psql postgres psql (9.2.8) Type "help" for help. postgres=# SELECT pgxa_import_table_data('coltbl','odstbl','','C:\tmp\workdir'); pgxa_import_table_data ----------------- t (1 row)
> psql postgres psql (9.2.8) Type "help" for help. postgres=# SELECT pgxa_import_table_data('coltbl','odstbl','','/tmp/workdir'); pgxa_import_table_data ----------------- t (1 row)
説明
カラムナテーブル名には、すでに定義されている外部テーブル名を指定してください。
未定義のテーブル名、外部テーブル名を指定した場合は、エラーとなります。
カラムナテーブルが未定義の場合は、エラーとなります。
抽出元テーブル名と格納先カラムナテーブル名は、カラム定義が同一である必要があります。
カラム定義が同一ではない場合は、エラーとなります。
抽出条件は、“PostgreSQL文書”の“WHERE句”で指定可能な評価式のうち、以下が指定できます。
定数またはリテラル値
列の参照
演算子
演算子を使用する場合、以下が使用できます。
比較演算子
=、!=、<>、>,<、>=、<=
論理演算子
AND、OR、NOT
パターン条件演算
LIKE
パターンを表す記号には、以下が使用できます。
_(アンダースコア)
任意の1文字とみなします。
%
0文字以上の任意の文字列とみなします。
括弧を使用することで、複合的な条件式を記載できます。
抽出条件に指定した文字列中に';(半角セミコロン)'を指定した場合、以降の文字列は無視されます。ただし、リテラル値に含まれる場合はこの限りではありません。
作業ディレクトリは、DWHサーバ上のディレクトリを絶対パスで指定してください。
作業ディレクトリで指定したディレクトリが存在しない場合、ディレクトリを作成します。
ただし、作業ディレクトリのカレントディレクトリは作成する必要があります。
たとえば、Windowsで“C:\tmp\workdir”と指定した場合、”C:\tmp”が存在していたら“workdir”を自動的に作成します。
作業ディレクトリには、DWHサーバ管理者ユーザーへの読込/書込権限がある必要があります。