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Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)
FUJITSU Software

8.3.2 異常原因の特定

メッセージトラッキング機能のエラー詳細画面、またはシステムログへ出力されたエラーメッセージにより異常原因を特定します。
また、エラーメッセージ退避キューに滞留したメッセージの一覧は、apfwlistmsgコマンドに“-c オプション”および“-q オプション”を指定して実行することで確認できます。apfwlistmsgコマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。

8.3.2.1 メッセージトラッキング機能による異常原因の特定

メッセージトラッキング機能では、以下の情報により異常原因の特定を行います。

8.3.2.2 システムログによる異常原因の特定

エラーメッセージのIDを“Interstage Business Application Server メッセージ集”で検索し、該当するメッセージの意味を確認します。
異常処理にメッセージが退避された場合は、退避先のエラーメッセージ退避キュー名、またはシリアライズファイル名がメッセージの可変情報に出力されています。

8.3.2.3 異常原因の対処

異常原因により、その対処方法は、以下に分類されます。

それぞれの対処方法を以下に示します。