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Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)
FUJITSU Software

8.3 異常処理出口を使用したメッセージの復旧

アプリケーション連携実行基盤を使用した業務において、フローの実行中に異常が発生すると当該アプリケーションが処理していたメッセージは、異常処理出口に通知されます。
異常処理出口にメッセージが通知される主な原因としては、以下があります。

注意

異常処理出口やリトライ回数の設定方法の詳細は、“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”を参照してください。

  • 異常処理出口(エラーメッセージ退避キュー)にメッセージを通知するためには、フロー定義でエラーメッセージ退避キューおよびメッセージ退避機能を指定する必要があります。

  • 通信異常などの際にアプリケーション連携実行基盤がリトライを行う場合は、フロー定義でリトライ回数を指定する必要があります。

本章では、異常を検出してからメッセージを復旧してフローを再開する、異常処理出口を使用した一連の運用について説明します。
異常処理出口を使用したメッセージの復旧の流れを、以下に示します。