ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V12.2.0 Consolidation Option ユーザーズガイド
FUJITSU Software

1.1.2 Consolidation Optionの機能

Consolidation Optionには、以下の機能があります。

インスタンスの作成・削除

インスタンスの作成とともにcgroupの設定を一括で行うコマンドを提供します。これにより、消費するリソースの制限値が設定されたインスタンスを作成することができます。
インスタンスは、1つのサーバまたはVM上に64個まで作成できます。
作成したインスタンスは、WebAdminで管理できます。

作業手順については、“4.1.1 インスタンスの作成・削除”を参照してください。


インスタンスの起動・停止

リソース制御を設定したSymfoware Serverのインスタンスを起動・停止します。

作業手順については、“4.1.2 インスタンスの起動・停止”を参照してください。


リソース制御の設定・削除

Symfoware Serverのインスタンスに対するリソース(CPU時間、メモリ、I/O)の制御を設定します。また、リソースの設定を削除します。本機能は、以下の場合に利用します。

  • Consolidation Optionインストール前に作成したインスタンス、initdbで作成したインスタンスに対してリソース制御を設定する

  • 設定したリソース制御の値を変更する

作業手順については、“4.1.3 リソース制御の設定・削除”を参照してください。


cgroupのグループ名の確認

インスタンスに設定されているcgroupのグループ名をWebAdminで確認できます。

作業手順については、“4.1.4 cgroupのグループ名の確認”を参照してください。


注意

Consolidation Optionでリソース制御されるのはSymfoware Serverのインスタンスのみです。ユーザーが実行したSymfoware Serverのインスタンスと無関係なスクリプトやアプリケーションなどはリソース制御の対象になりません。