Consolidation Optionを使用する場合の注意事項について説明します。
Consolidation Optionをインストールすると、WebAdminでインスタンスの作成および削除ができなくなります。
インスタンスの作成および削除は、pgx_dbinstanceコマンドを使用してください。
pgx_dbinstanceコマンドの詳細は、“6.1 pgx_dbinstance”を参照してください。
Consolidation Optionをインストールすると、Consolidation Optionをインストールする前に作成したインスタンスに対する運用が行えなくなります。Consolidation Optionをインストールする前にあらかじめインスタンスを削除しておくか、Consolidation Optionインストール後にpgx_setrscctlコマンドでリソース制御の設定を行ってください。pgx_setrscctlコマンドの詳細は、“6.2 pgx_setrscctl”を参照してください。
Consolidation Optionと以下の機能を組み合わせて使用することはできません。
PL/extJava
データベース多重化運用
RHEL6で、インスタンスの作成・削除およびリソース制御の設定・削除を行う場合、サーバまたはVM上のすべてのインスタンスを停止してから行ってください。インスタンスを停止せずにインスタンスの作成・削除およびリソース制御の設定・削除を行うと、インスタンスを再起動するまでの間、リソース制御が無効になります。また、他製品およびユーザーが設定しているリソース制御も無効となるため、サーバを再起動することを推奨します。
透過的データ暗号化による格納データの保護を使用している場合、キーストアのオープンのためにpg_ctlコマンドの--keystore-passphraseオプションは指定できません。キーストアの自動オープンの有効化を使用してください。キーストアのオープンの詳細は、“運用ガイド”の“キーストアのオープン”および“キーストアの自動オープンの有効化”を参照してください。