リソース制御の設定および削除は、スーパーユーザー(root)がpgx_setrscctlコマンドで行います。pgx_setrscctlコマンドについての詳細は、“6.2 pgx_setrscctl”を参照してください。
リソース制御の設定・削除は、以下の場合に利用できます。
Consolidation Optionのインストール前に作成したインスタンス、initdbで作成したインスタンスに対してリソース制御を設定する
Consolidation Optionのインストール前に作成したインスタンスまたはinitdbで作成したインスタンスを使用するためには、pgx_setrscctlコマンドでリソース制御の設定を行う必要があります。以下の手順で、リソース制御を設定します。
Consolidation Optionインストール前にインスタンスを作成、またはinitdbでインスタンスを作成します。
pgx_setrscctlコマンドでインスタンスにリソース制御を設定します。
インスタンスのリソース制御の設定を変更する
インスタンスに設定したリソース制御を変更する場合、pgx_setrscctlコマンドでリソース制御の設定を削除し、再度リソース制御の設定を行います。以下の手順でリソース制御の設定を変更します。
インスタンスを停止します。
pgx_setrscctlコマンドでインスタンスのリソース制御の設定を削除します。
pgx_setrscctlコマンドでインスタンスのリソース制御を再設定します。
例
# pgx_setrscctl -a -i inst1 -D /database/symfo/inst1/data --user=symfo --cpu-shares=2000 --memory-limit-in-bytes=15G --blkio-weight=500
# pgx_setrscctl -d -i inst1 -D /database/symfo/inst1/data