本書の目的
本書は、FUJITSU Integrated System HA Database Ready(以降、HA Database Readyと略します)のOpen SQLを利用した業務開発について説明しています。
本書の読者
本書は、以下の読者を対象としています。
Open SQLを利用してデータベースを操作する方
Open SQLを利用したアプリケーションを開発する方
前提知識
本書を読む場合、以下の知識が必要です。
データベースに関する一般的な知識
SQLに関する一般的な知識
アプリケーション開発に関する知識
本書の構成
本書は以下の構成になっています。
概要について説明しています。
クライアント機能のインストールおよびアンインストール方法について説明しています。
データベースの作成方法について説明しています。
アプリケーションの開発について説明しています。
データベースのモニタリングについて説明しています。
Open SQLの設定変更やモニタリングを行うGUIツールであるOpen SQL Administratorの使い方について説明しています。
使用できるコマンドについて説明しています。
使用できるSQL文について説明しています。
システム表について説明しています。
定量制限について説明しています。
SQLSTATEについて説明しています。
データベースのディスク容量の見積りについて説明しています。
Open SQL Administratorを操作する端末の条件について説明しています。
メッセージロケールで指定できるロケールについて説明しています。
製品名の表記
本書では、以下の製品名称を略称で表記しています。
略称 | 正式名称 |
---|---|
HA Database Ready | FUJITSU Integrated System HA Database Ready |
略語の表記
本書では、以下の略語を使用しています。
略称 | 製品名称 |
---|---|
Windows | Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition |
Linux | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86) |
RHEL5(Intel64) | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64) |
RHEL5(x86) | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86) |
RHEL6(Intel64) | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6 (for Intel64) |
RHEL6(x86) | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6 (for x86) |
Linux Intel64 | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64) および |
Solaris | 日本語Oracle Solaris 10 および |
Internet Explorer | Windows(R) Internet Explorer(R) |
マニュアルの留意事項
本マニュアルに記載している画面の例の一部は、読者にイメージをつかんでいただくためのものであり、完全な図ではありません。
商標
Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
Microsoft、Visual C++、Windows、Windows Serverまたはその他のマイクロソフト製品の名称および製品名は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。
Symfowareは、富士通株式会社の登録商標です。
そのほか、文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
輸出管理規制
本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。
出版年月および版数
平成27年 1月 第2.1版 平成26年 5月 第2版 平成26年 2月 初版
著作権表示
Copyright 2014-2015 FUJITSU LIMITED
変更内容 | 変更箇所 | 版数 |
---|---|---|
接続サービスファイル利用時の記事の誤りを修正しました。 【誤】
【正】
| 4.1.6 | 第2.1版 |
“表A.1 システムカタログ一覧”において以下のシステムカタログを追加しました。
| A.1 | |
システムビュー“pgx_query_response”の列“total_time”の説明を修正しました。 【誤】 文処理に費やした総時間(秒単位) 【正】 文処理に費やした総時間(ミリ秒単位) | A.3 | |
“表B.1 定量制限一覧”において“データ操作文”の項目を修正しました。 【誤】 アプリケーションの1プロセスあたりの最大コネクション数(リモートアクセス) 【正】 アプリケーションの最大コネクション数(リモートアクセス) | 付録B | |
“表D.1 レコード長が2032バイト以下の場合の見積り式”の“(3)レコード格納に必要なページ数”において、以下を修正しました。 【誤】整数となるよう小数点以下を切り捨てます。 【正】整数となるよう小数点以下を切り上げます。 | D.1 | |
“表D.3 キーデータ長が512バイト以下の場合の見積り式”の“(4)インデックス格納に必要なページ数”において、以下を修正しました。 【誤】整数となるよう小数点以下を切り捨てます。 【正】整数となるよう小数点以下を切り上げます。 | D.2 |