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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

13.1.1 Oracle PSR適用時の対応手順

ここでは、Oracle PSR適用時に必要な作業について説明します。

Oracle PSRの適用時方法に本製品の環境設定情報に指定しているパラメーター(ORACLE_HOMEなど)を変更する場合があります。パラメーターの変更の有無により本製品で必要な作業手順が異なりますので、それぞれの作業内容に対応した手順を選択して実施してください。


Oracle PSR適用時に環境設定を変更する場合

オンライン運用の場合

Oracle製品のパッチ適用時にオンライン環境設定情報で指定したパラメーターを変更する場合、以下の手順でパッチ適用を実施してください。

  1. オンラインバックアップ初期化

  2. オンラインノード情報削除(クラスタの場合のみ)

  3. リカバリ・カタログ・データベース削除

  4. Oracleパッチの適用

  5. オンライン環境設定情報の編集

  6. リカバリ・カタログ・データベース作成

  7. オンラインノード情報セットアップ(クラスタの場合のみ)

  8. オンラインバックアップ


ポイント

オンライン環境設定情報の編集が必要な環境設定情報は以下の情報を確認してください。


参照


オフライン運用の場合

Oracle製品のパッチ適用時にオフライン環境設定情報で指定したパラメーターを変更する場合、以下の手順でパッチ適用を実施してください。

  1. オフラインバックアップ初期化(コマンド)

  2. オフラインノード情報削除(クラスタの場合のみ)

  3. Oracleパッチの適用

  4. オフライン環境設定情報の編集

  5. オフラインノード情報セットアップ(クラスタの場合のみ)

  6. オフラインバックアップ(コマンド)


ポイント

オフライン環境設定情報の編集が必要な環境設定情報は以下の情報を確認してください。

参照


Oracle PSR適用時に環境設定を変更しない場合

オンライン運用の場合

Oracle製品のパッチ適用時にオンライン環境設定情報で指定したパラメーターを変更しない場合の手順については、本製品のサポートにお問い合わせください。


オフライン運用の場合

Oracle製品のパッチ適用時にオフライン環境設定情報で指定したパラメーターを変更しない場合、パッチ適用後に速やかにオフラインバックアップ(コマンド)を取得してください。

参照