「基本情報入力画面」で設定する、各項目について説明します。
環境設定名
「環境設定名」は、本製品で環境設定情報を管理するための一意の名前です。
項目名 | 項目値 |
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環境設定名 | 環境設定名を指定してください。他のオンライン運用の環境設定名およびオフライン運用の環境設定名と重複することはできません。
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注意
オンライン環境設定情報の新規作成時のみ設定値を指定することができます。
環境設定名は、本製品で作成されたオンライン運用およびオフライン運用のすべての運用環境設定において、同一サーバ内で一意の名前を指定する必要があります。
基本情報
「基本情報」では、ターゲットデータベースに対するバックアップの基本指針を設定します。
項目名 | 項目値 |
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データベース運用形態 | ターゲットデータベースの運用形態を、以下の値から選択してください。本製品のSE版をご利用の場合は、「シングル」固定になります。
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データベースファイル種別 | データベースファイルを配置している領域の種別を、以下の値から選択してください。
(*1) 「Oracle情報」のターゲットデータベースのOracle Versionに「12.1.0」を指定する場合、「RAW」は指定できません。 |
データファイルバックアップ方法 | データファイルのバックアップ方法を、以下の値から選択してください。本製品のSE版をご利用の場合は、アドバンスト・コピー機能に対応していないため、RMAN固定になります。
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注意
オンライン環境設定情報の新規作成時のみ設定値を指定することができます。
オンライン環境設定情報の新規作成時、設定値を変更すると本画面以降の設定値はクリアされます。
データファイルバックアップ方法で「ACM(EC)」を選択した場合、バックアップ運用に関して注意が必要です。詳細は、「3.3.8 EC同期」を参照してください。
Oracle情報
「Oracle情報」では、ターゲットデータベースに関する基本情報を設定します。
項目名 | 項目値 |
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データベース名 | ターゲットデータベースのデータベース名を指定してください。(*1)
(*1) 通常は、DB_NAMEの値となります。DB_NAMEとDB_UNIQUE_NAMEの値が異なる場合は、DB_UNIQUE_NAMEを指定してください。 |
Oracle Version | ターゲットデータベースのOracle Versionを、以下の値から選択してください。
(*1) 「基本情報」の「データベースファイル種別」に「RAW」を指定する場合、「12.1.0」は指定できません。 |
Oracle Edition | ターゲットデータベースのOracle Editionを、以下の値から選択してください。
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OSユーザー (Database) | ターゲットデータベースのOracleインストールユーザーを指定してください。
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ORACLE_HOME (Database) | Oracleホームを絶対パスで指定してください。
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OSユーザー (Grid) | Oracle Grid Infrastructure のインストールユーザーを指定してください。「基本情報」の「データベースファイル種別」が「ASM」の場合のみ選択可能です。
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ORACLE_HOME (Grid) | Gridホームを絶対パスで指定してください。「基本情報」の「データベースファイル種別」が「ASM」の場合のみ選択可能です。
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アーカイブログ出力先 | アーカイブログ出力先を指定してください。アーカイブログ出力先はデータベース運用形態がRACの場合のみ入力可能です。
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RMfO管理領域情報
「RMfO管理領域情報」では、本製品のオンライン運用で使用する共有情報を設定します。
項目名 | 項目値 |
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種別 | RMfO管理領域の種別を指定してください。
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ボリューム | RMfO管理領域として使用する物理ディスクのボリュームを指定してください。「種別」に「ディレクトリ」以外を指定した場合にのみ指定可能です。
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マウントポイント/ディレクトリ |
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注意
オンライン環境設定情報の新規作成時のみ設定値を指定することができます。
RMfO管理領域に格納される資源は以下のとおりです。
環境設定情報
バックアップ・リカバリー運用情報
リカバリ・カタログ・データベース
バックアップ情報
「バックアップ情報」では、オンラインバックアップの管理に関する基本的な情報を設定します。
項目名 | 項目値 |
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バックアップ管理世代数 | バックアップ資源を管理する世代数を、1~3で指定してください。 |
バックアップ取得前に古いバックアップを削除する | オンラインバックアップ時に、バックアップ管理世代外のバックアップを削除するタイミングを指定します。 「基本情報」の「データファイルバックアップ方法」に、「ACM(OPC)」、「ACM(EC)」、または「ACM(QuickOPC)」を選択した場合、チェックあり固定になります。
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バックアップ時にアーカイブログを自動削除する | オンラインバックアップ時に、バックアップしたアーカイブログを同時に削除するかどうかを指定します。
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バックアップをリカバリ・カタログに登録する | バックアップ先をリカバリ・カタログに登録するかどうかを指定します。 「基本情報」の「データファイルバックアップ方法」に、「ACM(OPC)」、「ACM(EC)」、または「ACM(QuickOPC)」を選択した場合は選択可能ですが、「データベースファイル種別」に「ASM」を選択した場合はチェックなし固定になります。 「基本情報」の「データファイルバックアップ方法」に、「RMAN」を選択した場合、自動的にバックアップ情報はリカバリ・カタログに登録されるため設定値は選択できません。 リカバリ・カタログへの登録を行わない場合、オンラインバックアップ処理は速くなりますが、一部のリカバリー機能が使用できなくなります。
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実行ログ保存期間 | 本製品の実行ログの保存日数を、1~93で指定してください。 |
トレースレベル | 実行ログに出力する情報量を、以下の値から選択してください。
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注意
「バックアップ管理世代数」を変更した場合、「基本バックアップ情報入力画面」、「ACMバックアップ情報入力画面」の設定値がクリアされます。
「バックアップ取得前に古いバックアップを削除する」については、「3.3.4 バックアップ資源の削除」を参照してください。
ポイント
「トレースレベル」について
トレースレベルの設定は、通常運用時は「通常」を選択することを推奨します。「詳細」レベルを選択した場合、ログの出力量が多くなり、本製品のログ出力領域が不足する可能性があります。
「通常」レベル
通常ログを出力します。
「詳細」レベル
詳細ログを出力します。「通常」レベルに比べて、ログの出力量が多くなります。バックアップ・リカバリー中に異常が発生した場合などに、エラー原因調査用の詳細情報を採取するために使用します。